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はじめに
『分からないことがあったら何でも質問してね!』
これは、新人さんなら誰もが聞く言葉ですね。しかし、質問の仕方──どのように質問をしたら相手からより良い回答を引き出せるのか、ということを知る機会はあまりないでしょう。このエッセイでは、友人や先生に質問するときとはちがう、SCP-JPにおける「質問」について紹介します。フォーラムで質問するまえにはぜひこのエッセイを思い出してください。
もし、あなたが質問で失敗をしてここにやって来たのであれば、自分のやり方・ふるまいのどこに問題があったのかを考える手がかりとして、このページを活用してください。
Table of Contents
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0.コミュニティは助け合いの場です
確かにサイトメンバーの多くは新人の助けになりたいとは思っていますが、質問に答えるかどうかはメンバーの自由です。ですから、失礼な質問、何を聞いているのかよくわからない質問は答えてもらえないことが多くなります。そのことで相手に文句は言うことはできません。
まとめ: 質問に答えるかどうかはメンバーの自由です。あなたを助けたくなる質問文を書きましょう。
1.ルールにしたがい、マナーに気を使いましょう
以上のガイドラインは「最低減守らなければならないルール」です。そのため、そこにダメと書いていないことであっても、相手に迷惑であったり、自分勝手なふるまいをすべきではありません。フォーラムでは一対一で話をしていると思っていても、たくさんの人がそのやり取りを見ています。
問題を解決しようとあなたに協力してくれている相手には、あなたもできる限り協力しましょう。あなたはここでは一人の大人として見られていますから、学校の生徒のように受け身であってはいけません。
まとめ: 相手に迷惑であったり、自分勝手なふるまいをすべきではありません。協力してくれる相手にはあなたも協力しましょう。
2.質問する前に自分で調べ、試しましょう
SCP-JPではこれまでの積み重ねによって、さまざまな場所にアドバイスが残されています。質問して回答を待つのも時には必要ですが(八方ふさがりの時は特に!)、まずは調べてみましょう。
初心者の場合は、ガイドハブやお役立ちリンク集に載っているガイドやエッセイを調べてみると良いでしょう。SCP-JPでの活動における問題への多くの答えはここに用意されているはずです。時には落ち着いて読み返しましょう。いざ質問したら簡単な見落としを注意されるかもしれません。
SCP-JPのメインサイトやDiscordではもちろん検索機能を活用することができます。しかしこれらを利用するのは活動に十分に慣れた時まで待っても良いかもしれません。ほしい答えを呼び出すために打ち込むべき言葉をあなたは知らないはずです。
また、Wikidot構文に関する初歩的な質問には、「構文をコピペしなおしたら動いた」「調べたら書いてあった」といった、実は自分の手ですぐ解決できる質問が常に多いものです。
まとめ: 質問する前にまずは調べましょう・試しましょう。
3.相手に届くタイトル/はじめの文を書きましょう
きちんとあなたの質問を解決できる人に届けるためには、タイトルと概要文にて、その質問について具体的に、しかし簡単に書いておくことが大事です1。概要文は一覧から見える情報の中では一番分量が多いので、必ず活用してください。
まとめ: 他人が読んで実際の問題が予想できるタイトルと概要文を書きましょう: 本文の要約を意識してください。
4.相手に状況が伝わる本文を書きましょう
「この質問文で、何も知らない相手に分かってもらえるか?」と、投稿前に質問文を見直してみましょう。解決の上で注意すべき点などの前提を相手に伝えていなかったために、提案がムダになってしまうことや、両者が一から十まで説明しなくてはいけないことは、よく聞く話です。
質問の前に調べたこと・試したこと、その結果分かったことは必ず書きましょう。他にもどのページを参考にしたのか書いておくとなお良いでしょう。
問題が起きるまで順番がある場合は、そこにたどり着くまでの流れをくわしく書くべきです。あなたのやり方や考え方にありえないミスがあっても、多くの場合、あなたは分かっていません。
あなたの目的を達成するために必要な方法はあなたが考えている一つだけではないかもしれません。より良い解決方法を引き出すためにも、質問の動機や目的を書いておくべきです。その目的を設定した背景までしっかり書けていると、回答者が色んな解決案を教えてくれるかもしれません2。
Wikidot構文についての質問のときは、問題が起きているページのURLを必ず書きましょう。口で説明するより、現場を見た方が早いものです。いつから問題が起きたのか分かるようにページリビジョンも書いておきましょう。リビジョンと編集履歴はページ下部の「履歴(History)」から確認することができます。
とはいえ、長すぎる文章では読むのをいやがられていまいます。必要・重要なところだけをおさえた分かりやすい文章を目指したいものです。
まとめ: 具体的で読みやすい本文を目指しましょう。
5.回答が来たとき気を付けること
回答が返ってきたらありがとうの気持ちを伝えましょう。
解決したのであれば、そのことをはっきり伝えましょう。そして、タイトルに【解決済】と一言そえておきましょう。もし回答をもらってあなたの努力の結果、解決したのであれば、その努力の流れを返答の文の中に書くのも良いでしょう。
一回の回答で解決できなかったときも返答の文を書きますが、このときはあなたがどこでつまづいているのか説明しなければなりません。でなければ、相手はどう工夫して説明しなおしたらいいのか分からなくなってしまいます。
まとめ: 回答にはありがとうの気持ちを、そして未解決の場合はどこにつまづいたのか伝えましょう。
6.他に気を付けること
同じ質問を色々な場所でしないようにしましょう
一般的に回答を書き上げるまでにはそれなりに時間がかかります。やっと回答文ができたと思ったら、別の場所で解決していたというのは、回答者にとって一方的に時間がうばわれたことになります。
まとめ: 同じ質問を色々な場所でしないようにしましょう。
本題のない質問はやめましょう
本題のない質問というのは「質問してもいいですか?」や「構文にくわしいひとに聞きたいことがあります」などといった質問のことです。誰でも答えられるはずの質問に、("私のスキルは足りないだろう"とみんなが考えて)誰も答えてくれないという悲しい結果を招きます3。
まとめ: 「私の話を聞いてほしい」と頼むのではなく、ただあなたの抱えている問題を伝えてください。
ネガティブな受け答えはやめましょう
自分のスキルが思ったよりぜんぜん足りないとき、ネガティブな気持ちになることは誰にでもありますが、言葉にだすのはやめましょう。あなたの相談に乗ってくれているサイトメンバーのやる気や親切心がしぼんでしまいます。
まとめ: 自分の実力が無くてもネガティブな言葉は口に出さないようにしましょう、相手の親切心・やる気をしぼませます。
感情的に言い返してはいけません
相手のアドバイスがあなたにとって受け入れられないことだったとしても、感情的になって言い返してはいけません。そのような言葉を使いかけたら、一度落ち着いてから相手の文を読みなおしてみてください。それでも相手の言葉があまりにとげとげしいと感じたのであれば、サイトスタッフにこっそり相談してください。まちがっても相手に直接怒ってはいけません、ケンカになった場合あなたにメリットは一切ありません4。
敬語にありがちなこととして、落ち着いて書いているのにけんか腰に見える文章もあります5。投稿前に読みなおしてみましょう。
まとめ: 返信するまえに一度文章を読みなおしてみましょう: 感情的に反応してはいけませんし、敬語は落ち着いてていねいに使いましょう。
一連の問題に対しては一つのスレッドのみ使いましょう
一連の問題にもかかわらず、また質問ができたからといって新しくスレッドを作ることはやめてください。このとき、問題の全体像や背景を調べ直す、聞き直す手間がまたかかってしまうので、時間のムダです。
ちなみにこの行動はage行為6・スパム的行為であり、程度によってはサイトルール・ディスコードのルール7で禁止されている・しないほうがよい、とされている行動とみなされるかもしれません。追加の質問を行う際は、メインサイトにおいては概要文にそのことを書くなど工夫すると良いでしょう。
まとめ: 一連の問題に対しては一つのスレッドのみ使いましょう
構文の作成を頼むときは具体的に
7. 回答者の立場こそ思いやりを
おまけ: 良い質問の例
タイトル:
他の人の記事を編集してしまいました
概要:
編集で中身を開いて構文を見ていたのですが、まちがえて保存してしまいました。もどすにはどうしたらいいでしょうか。
本文:
自分の下書きを書いているなかで、以前読んだ記事の構文の演出がステキだなと思い、編集ボタンを押して中身を見ていたのですが、作業中にまちがって保存ボタンを押してしまいました。その結果、ページのレイアウトがくずれてしまいました。 - (質問の背景)
なんとか前にもどしたいと思って、WIkidotの使い方エッセイから「History(履歴)」なる機能を見つけたのですが、他の人の記事でこれをさわっていいのでしょうか。 - (質問の目的・質問前に調べたこと・調べた上で疑問に残ったこと)
また、こうした場合、サイトスタッフや著者さんに連絡したほうが良いのでしょうか。 - (調べた上で疑問に残ったこと)
その記事は下のURLのものです。
ページのURL - (問題が起きているページ)
タイトル: 説明通り構文を入れたのですが出てきません
概要: ガイド通りに構文をコピペしたのですが、「インクルードを行おうとしたページ、 component:xxxxxxは存在しません」と出てきます。サンドボックスではこの構文は使えないのでしょうか。
本文:
サンドボックスⅢ上でシリーズ-JP『████』のフォーマットを使いたくてコピペしたのですが、「インクルードを行おうとしたページ、 component:xxxxxxは存在しません」と出るだけで、実際にはフォーマットが出ません。- (質問の目的・質問の背景)
コピペミスかなと思ってコピペしなおしても出ませんでした。以前、サンドボックスⅢの構文が邪魔になって構文が動かないという下書きをみたことがあるのですが、今回も同じようにサンドボックスⅢでは動かない構文なのでしょうか。 - (質問前に調べたこと・調べた上で疑問に残ったこと)
以下がその下書きのページとハブのURLです。
下書きのURL - (問題が起きているページ)
ハブのURL
おまけ: チェックリスト
質問前チェックリスト
返信前チェックリスト
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参考文献(外部サイト)
このエッセイは@yamad365さま著『コミュニティ等で質問する際に覚えておいてほしいこと』に大きな影響を受けて執筆されています。この場で氏に最大限の感謝を。
また、このエッセイがまだ優しい内容だなと感じた方がいれば、以下の参考文献に直接あたるのもよいでしょう。- コミュニティ等で質問する際に覚えておいてほしいこと - @yamad365
- 技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ - 結城浩
- 「質問していいですか」と聞かないで - 訳者: @aiotter
- 「No Hello」:チャットで挨拶だけの投稿して返事待つな - Neo
- How do I ask a good question? - Stack Overflow
- 質問時に大切にしているポイント - @shin4488
- 仕様書の書き方 - @ko1(株式会社LITALICO)
- google検索は召喚術で、あなたの詠唱能力が試されている - p_shirokuma(熊代亨)
- Wikipedia:児童・生徒の方々へ - Wikipedia日本語版
参考文献(SCP-JP)
協力者
以下は、本エッセイに生かされた、参考文献とテクニカルスタッフ特有の視点を授けてくださった方々です。R74さんにはチェックボックス構文の作成もお願いしました。批評者
- hitsujikaip
- G and B Channel
- OY2010
- R74
- k-cal
- Rhapsodyyyyyy
- Tutu-sh
- fortemm
- PMで批評に応じてくださった方々
批評文にあるとうれしいこと
- 読みやすい文章か
サイトメンバー低年齢化の波を見越して、中学生でも十分読解できる内容を目指したつもりですが、平易化できていない箇所があれば教えてください。
- 足りない情報・視点はないか
一応私は質問フォーラムにいりびたっている人間ではあり、その知見を基に書いているわけですが、ニュービー時代のことはとっくに忘れているので、逆に対象者が欲しい情報が書いてない可能性が十分あります。あるいは構文勢の視点から「書いておいてほしい」といった情報があるかもしれません。
- 余計な情報・視点はないか
回答者のエゴが強く出すぎて、「流石にそこまでさせなくていいよ」といった情報があるかもしれません。
- 強い語調、行動を強いるような言葉遣いになっていないか
ここにミスがあったらモデレーターとして大変情けない話ですが大事な点です。
- チェックリストについて
このエッセイの大事な部分を抜き出したものですが、もうすこし伝わる表現があるようでしたら提案があると助かります。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
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言語
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コンテンツマーカー
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本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:3538936 (05 Jun 2018 17:40)
全体的にエッセイとしては有意義なものであると考えます。
→文体に関して
少し難しい語もありますが、おおよそ適切な語彙レベルに思えます。
この部分で難しい言葉遣いを避けるなら、「〜化」を動詞の節に開くと良いと思います。
下の文など、一つ一つの文が少し長めな部分があります。文の中で複数の論理展開があるなどの場合は区切った方が中学生に向けた文章としてより良いものになるかもしれません。
→情報
マークアップ言語としての「Wikidotシンタックス」と、その基本的な用例が掲載されている「Wikidotシンタックス」ページが混同される可能性があります。書いておいた方が良いでしょう。
読者がその存在を知らないだろうが知っておいてほしい機能や情報を提示する場合にはリンクを積極的に貼っていって問題ないと思います。
ページや機能を紹介するためにリンクを貼る場合、「そのリンク先が一体何なのか」を分かりやすくするといいと思います。例として下記のリンクは、(作品内で別の作品との関連を示すならこれで十分ですが、)何へのリンクなのか分かりにくくなっています。機関リポジトリ構文と同様とまではいかなくとも、構文に関する依頼をした実際の記事へのリンクであることを紹介すればよりわかりやすくなります。
「アンカーテキストに何を選ぶと良いか」に定まった答えはありませんが、以下の記事が参考になるかもしれません。
リンクのアンカーを意味のある文にする
https://www.kanzaki.com/docs/html/htminfo21.html#anchor
テキストリンクは「ユーザにわかる言葉」で
https://www.bebit.co.jp/memo/2010/03/post_170.html
→目的と原因
目的と原因はいずれも「なぜ〜?」を用いて問い「〜だから」「〜ために」で答えられるものですが、両者の混同で質問者も回答者も混乱してしまうことはよくあるので、これを切り分ける視点を紹介しておくと良いと思います。
→余計な
記事は全体として長めですが、ある程度の範囲を網羅することを目的としているならそれで良いと思います。
→言葉遣い
立場が違うと受け取り方がだいぶ変わると思うので、これを読む必要がある人がどういった印象を受けるかという点については評価をし難いですが、今私が読んだ限りでは特段不味い部分は無さそうでした。
羊飼いP @hitsujikaip
全体を見ましたが指摘すべきと感じた点はあまりありませんでした。
一点だけ
この部分は読者を小馬鹿にしている印象を受けました。
「無知」という語は単に知識が無いことを意味するだけでなく、愚かであるというかなりネガティブな意味を含みえます。直後のジョークっぽい言い回しも含めて馬鹿にしているように見えますし、あまり重要な情報もありません。
ただ、参考文献の説明を踏襲していることは分かりますし、気にならない人も多いかと思うのでtark_iolさんのご判断にお任せします。
If you want to contact me, please contact me using private message.
お疲れ様です.テクニカル的な視点?で補足などを入れたいと思います.適宜取捨選択して下さい.
4章本文
これに関してはある程度細かく書かれていた方が想像がしやすい場合が多いです.回答者によって回答は幅を持たせて行う場合が多く,私の場合を例にとって出しますが私が回答するときに候補として考えているのは以下の順序です.
たいていの場合が2番目の方法を結果的に選びます.その目的の背景を十分に説明する必要があるのかもしれませんね.
ここでは問題が発生している直してほしいRevisionを示してあげるとどのRevisionから発生し始めて今は直そうと頑張っている途中なのかとか,今は調べている途中で今見ておけば良いなどがわかります.
この部分はかなり重要で,もし試したことがあるならば必ず書いてほしいです.どこまで説明するかがはっきりせず,2度手間になってしまいます.他にも何のページを参照したか,まで書かれているとそのページを参照しながら説明できるのでとても良いですね.
4章のFive Orders of Ignoranceでの補足
3OI(わからないことがわからない状況を何とかする方法を知らない)の場合
検索などでもしかすると参考になるサイトが出てこないかもしれません.
その場合に参考となるサイトを知っておけばひとまずそのサイトをめぐってみることから始めればよいかもしれません.
構文系
調べ方
5章
フォーラムのタイトルが存在するならば必ずと言ってよい程,[解決済]をつけることをお勧めします.開いた後に解決していたのか……となるときほど残念な気持ちになることはありません.[未解決]としておくのもおすすめです.
後はこれを.
http://pseudo-scp-jp.wikidot.com/checkboxtest
Tech Cap. of SCP-JP
みなさん批評ありがとうございました!
hitsujikaip さん
多少工夫して読みやすく分割しました。
前者を「Wikidot構文」と記述し、後者にはリンクを貼りました。
該当の箇所については機関リポジトリ構文の話で十分だと判断したので撤去しました。
めちゃ説明がしずらいので諦めました…。いくらさんのディスカッションについてのエッセイが役立つといいなと思って、冒頭に貼りました。
G and B Channel さん
その印象はなかったので驚きましたが、ちょっとちくちくことばの雰囲気があるので言い換えました。
OY2010 さん
実は中一で習うそうなので漢字にしておきました。
クレジット全体で敬称略する方針なので書きません。これは参考文献の著者の書き方と揃えるためです。
R74 さん
この箇所はもう少し紙面を割きました。肝心なのでもう少し詳しく書いてねという気持ちが読者に伝わると幸いです。
もうちょっと初心者よりのものを選んで、順番的に第二章に実装してあります。
あるとうれしいので追記しました。
いつもありがとうございます!
Discordでも申し上げましたが、エッセイで想定している年齢層を考えると分量が多すぎると思います。
参考までに中学1年生の国語教材を調べたところ、約30分で解くことが想定されている章末問題は1000文字ありませんでした。一方このエッセイは9000文字以上あります。子どもを教えていた体感ですが、いくら国語が得意な子供でも9000文字の読解は厳しいです。
あらためてこのエッセイの目的意識の話になりますが、このエッセイは「質問スレッドをヤバい使い方で利用してしまいかねない年齢層/リテラシー層」に向けたものであると考えています。SCP-JPに参加している層を考えると、大体小学生高学年~中学生くらいですかね。したがって、彼らにこの内容を理解してもらうためには、(色々書きたいことがあるのもわかりますが)情報を絞り、最低限の文字数で話を進める必要があります。「0.コミュニティは助け合いの場です」を例に挙げると、
くらい短くできるはずです(なんならこれでも長いくらいですね)。どうしても「メンバーは対等なので……」等の理屈を入れたい場合は、折り畳み内部に入れるなどするとよいでしょう。
イメージとして、パワポでプレゼンを作るときを想像してみると良いと思います。最低限の情報・文字数で大筋を通し、質問が来た時に備えて予備のスライドを用意しておく……といった感じです。
Tark_IOLさんがどのようなエッセイを目指しているかにはよるのですが、私としては多くとも3000文字以内には収めたいところだと思います。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
批評ありがとうございます。実感はかなり頼りになりますね。
折りたたみと脚注に中堅以上向け内容と回答者側の理屈を押し込んで、なんとか本文は3000字に押し込みました。
普段だったらこういった批評はしないんですが、ガイドは何より分かりやすさが重要ですし、特に低リテラシー層向けという事で分かりやすさの観点で意見させていただきます。
はじめに
この文を最初に持ってこられると、このガイドは「SCP-JP、ひいては半匿名のインターネットコミュニティの質問文化と自分の考え方のミスマッチを起こしている人」を対象にしていると受け取れます。
しかし、現実はそうではないかと。この記事を読むべき人は質問に関するネットの空気とか気にしていないでしょうし、俺の質問に関する考え方はこうだ!みたいなプライドも持っていないでしょう。ただ質問がしたいだけです。
なので、この出だしは読者に「はい?俺そんな事思ってないけど?」という印象を与え、不適切と考えます。
1.ルールにしたがい、マナーに気を使いましょう
この文は「挙げられているガイドラインはあくまで最低限なので、そこに書いてなくても、恥ずかしい事はしないようにね」という事を言いたいのだと推測しますが、それだと聊か不親切な文章です。
まず、「であり」は並列のもの2つを繋ぐ言葉だと思います。「彼女は母であり、科学者でもあった」のように。
この場合は「だから」「なので」のような順接の接続詞を使うのが適当かと。
また、「以上のガイドラインは最低減守らなければならないルールだ」と「未来の自分が見て恥ずかしくないふるまいをしなければならない」を直接繋ぐのは聊か飛躍ですね。分かりやすく行くなら、「そこに書いていなくても、やらない方がよい事は沢山ある」という一節をはさむべきかと。
案:以上のガイドラインは「最低減守らなければならないルール」です。なので、そこに書いていない事であっても、未来の自分が見て恥ずかしくなるような振る舞いはすべきではありません。
2.質問する前に自分で調べ、試しましょう
本文で一言も検索エンジンに触れていないのに、まとめで検索エンジンが登場する事に違和感があります。「まずは調べてみましょう」の手段が検索エンジンなのかもしれませんが、であるならばそう記載すべきです。
また、私はガイドやエッセイを探す目的でGoogle検索などの検索エンジンを使った事がありません。ガイドを探したければガイドハブを参照しますし、そうでなければ財団のサイト内検索を使います。(ちなみに、財団のサイト内検索も検索エンジンの一種ですが、たぶん多くの人は検索エンジンと言われたらGoogle検索を想像すると思います)
フォーラム、Disocrdも例として挙げられていますが、Disocrdの書き込みはGoogle検索にヒットしません。Disocrd内検索を検索エンジンと想定しているのかも知れませんが、やはり分かりづらいですし、あまり初心者に優しい手段とも思えないのでやり方ぐらいは例示してあげたら良いと思います。また、Disocrdやフォーラムの過去の書き込みを探すのってリテラシーに関係無くちょっときつくないですか。
3.相手に届くタイトル/はじめの文を書きましょう
こういった事は具体例無しに言っても分からない人には分からないものです。例があった方が良いかと。「相手に状況が伝わる本文を書きましょう」もそうです。
4.相手に状況が伝わる本文を書きましょう
本文に書くべきこと一覧、流石に13項目は多すぎませんか…。全部書いてる人、いた事あるんでしょうか。「動機・理由・目的」と「どういうことを実現したいのか」を両方書かされて、さらにまた「動機・理由・目的」を書かされるのはキツいです。私が持っている質問を、このフォーマットに従って作ってみようとして見ましたが、挫折しました。ご自身ではどうでしょうか。
5.回答が来たとき気を付けること
書いてあることは置いておいて、この辺から脚注が増えすぎて読みづらいです。
脚注なんて少なければ少ないほど良いと思います。
また、「返答文に書くべきこと一覧」に同じものが2回登場しているのは誤記でしょうか。
全体
私は、この文は「リテラシーの低い初心者を助けたい」という目的ではなく、「リテラシーの低い質問を抑制してサイトの空気を保ちたい」と言う目的で書かれたものと感じました。全体的に初心者目線のようで、具体性に欠けていたり、従う側の負担を考えていなかったりで、初心者目線じゃないと言うか…。
こういった記事は、初心者目線で書くことが最終的に空気を保つ目的にも繋がるものです。執筆頑張ってください。
Rhapsodyyyyyy さん、批評ありがとうございます。
確かにこの冒頭文は質問スレッドに生息している中堅以上のサイトメンバー側の認識なので、初心者向けエッセイの入りとしてはあまりよろしくありませんね…。"「質問の仕方」を知らない人もいるのではないでしょうか"という掴みに変更しました。
実はサイト内検索はGoogleのエンジンで動いているのでそのような表記にしてしまいました。ある程度慣れたサイトメンバーであれば過去の質問スレッドも確かに検索して引用してくれることが多いのですが、今回は初心者向けエッセイということでガイドハブやお役立ちリンク集からそれっぽいページを漁ってみる方向に振ることにしました。
できるだけ本文は簡潔にすませて読量の負担を削りたかったのですが、確かに具体例があったほうが親切ですね。ページの最後にタイトルと概要文・本文の具体例を用意してみました。
これは全部で13項目なのではなく、上のまとまりが一般の質問であり、下のまとまりは構文についての質問にあたります。特に注記がなかったので分かりずらいようでしたので、追記しました。
回答者側の論理を説明することで、なぜそうするべきなのか示そうと思いましたが、そこまで必要性がないと感じたので削りました。
執筆動機は「リテラシーの低い質問を抑制してサイトの空気を保ちたい」と「初心者を助けたい」どちらもあるわけですが、メンタリズムとしては前者に寄ってしまったというのは振り返ると全くお恥ずかしいところです。また、できるだけ文量を削った結果、抽象的にすぎ、逆に分かりやすさを欠いてしまいました。
執筆お疲れ様です。特に低年齢層への対応に焦点を当てているものかと思います。そのため、主に児童・生徒の視点に立ってコメントいたします。
ここに限りませんが、漢字表記と仮名表記が混在しています。児童の漢字読解能力を鑑みて平仮名にするなら平仮名で、漢字にするなら漢字で統一すると良いかと思います(小学2年生で学習する漢字なので、私としては漢字表記で何ら問題ないかと思います)。
小学生くらいのユーザーが「親切心を引き出すように……」と言われてピンとくるのか少し疑問に感じました。自分の望ましい行動を取るよう相手の心を引き出す(操作する)、という表現が小学生には難しいかもしれません。「優しくしたくなる質問文」とかいかがでしょうか?
「敲」は義務教育で学習しない漢字のようです(参考)。従って「推敲」は小学生にはやや難しいかも知れません。「読み直してみましょう」とかいかがでしょうか。
加えて、他の節では「時間がうばわれたことになります」「やる気や親切心がしぼんでしまいます」「時間のムダです」のように、その行動を取ることのデメリットが明確に記述されています。その一方でこの節では感情的に見える反応はいけないということだけが記載されていて、どういうデメリットがあるのかが明確に(注釈の外で)記述されていないように思われます。
精神面が急成長する時期である小中学生にとって、「未来の自分」の思考・趣向・人柄・性格などを予想することは難しいのではないかな、と思います。(高校以降でもそれはそうだとは思いますが)道徳教育や普段の日常生活の中で他者との相互作用を経て経験を積んでいく真っ只中にある彼らにとって、「未来の自分」というものは実体が無くかなりフワフワとした基準なのではないでしょうか。代替案が思いつかず申し訳ありませんが、あまりきっちりとした形のある指示ではないように感じました。
この節でage行為に該当する行動は挙げられていますが、age行為自体の定義が明記されていないように読めました。「age行為」と言われてすぐに分かるのは、サイトルールやサンドボックスの利用ガイドをしっかり頭に入れているか、あるいは既にサイトや外部の掲示板などでage/sageの文化に馴染んだ人間ではないかと思います。明確な定義が記載されていたのはサンドボックスIIIの利用ガイドでしたが、目を通していないユーザーもいらっしゃるだろうと思います。age行為の定義を説明したり、見出しで未知語(今回は「age行為」)の使用を控えたりすると親切かなと感じました。
なお既に参照されていた場合は大変恐縮ですが、WikipediaのWikipedia:児童・生徒の方々へというガイドラインが内容・表記ともに参考になるかもしれないと感じました。こちらは小学生から大学生までのユーザーを対象に執筆されたガイドですが、ユーザーが自由に幅広く参加して執筆・翻訳を行うWebプロジェクトという点でかなり共通性があるように勝手に感じています。私から気になった点は以上ですが、もし読まれてみると特に表現などの点で発見があるかもしれません。
Tutu-sh