ヴォイドック!

このページの批評は終了しました。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル SCP-XXX-JPはボーリング協定に基づき、ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ(以下、WWS)に委託収容されています。SCP-XXX-JPを担当するWWS職員は財団により選任され、専属的にSCP-XXX-JPの担当すると同時に、SCP-XXX-JP-Bとして収容を免除されます。SCP-XXX-JPを利用した実験を行う場合は、レベル3以上のセキリュティクリアランスを持つ職員の承認のもと、米国支部下のサイトに召喚し実験を行ってください。

SCP-XXX-JP-Bはセクター-81JHの標準人型実体用収容室へ収容されます。SCP-XXXJP-Bは、SCP-XXX-JPの担当職員候補として収容が維持されます。現在SCP-XXX-JPの担当に選任されているWWS職員が職務継続不能の状態に陥った場合、SCP-XXX-JP-Bより健康かつ恭順な実体が選出され、サイト管理者承認の後に、便宜上Eクラス職員としての登用が行われ、SCP-XXX-JP-Bとしての収容の免除とWWSへの移籍の手続きが行われます。

説明: SCP-XXX-JPは特異な体質を持つイエイヌ(Canis lupus familiaris)です。財団による調査により狆とチワワの交雑種であることが判明しており、外見的特徴も同血統のイエイヌに該当します。警戒心が低く、人懐っこい性格と評価されており、飼育されているイエイヌの特徴と合致します。

SCP-XXX-JPは体内全体にSCP-XXX-JP-Aに指定されるアノマリーを内包しています。SCP-XXX-JP-Aは観測不能な物質、或いは空間であり、その正体は一切判明していません。SCP-XXX-JP-Aは実体が存在せず、回収は全て失敗しています。SCP-XXX-JP-Aの存在により、胃カメラ等によるSCP-XXX-JPの体内を調査する試みは全て失敗しています。SCP-XXX-JPは通常通り呼吸や排便を行う事が可能であるため、SCP-XXX-JP-Aにより隠匿されているだけで臓器等の体内期器官は通常通り所持していると考えられています。

SCP-XXX-JPは一定回数接触したヒト(Homo sapiens)対し、SCP-XXX-JP-Aに関する異常性を獲得させ、SCP-XXX-JP-Bに指定される実体に変容させます。SCP-XXX-JP-Bの外見的特徴は、元来所持している外見的特徴と差異ありませんが、体内全体にSCP-XXX-JPと同様にSCP-XXX-JP-Aを内包します。SCP-XXX-JP-Bへと変容する条件について不明な点が多く、SCP-XXX-JPへ複数回の餌付けを行うことや、散歩に同行した場合にSCP-XXX-JP-Bへ変容することが確認されていますが、その回数について個人差が存在します。また、SCP-XXX-JP-Bが死亡した場合もSCP-XXX-JP-Aは消滅せず、火葬や腐敗などでSCP-XXX-JP-Bの遺体が消滅するまで存在し続けます。

補遺.1: 来歴

SCP-XXX-JPはドッグブリーダーの畑山紗良氏の自宅より発見されました。SCP-XXX-JPは別のイエイヌが占有していたケージ内に子犬の状態で出現しており、それ以上の来歴は判明していません。畑山氏はドーベルマン専門のドッグブリーダーであった上、ケージ内のイエイヌはオスでした。畑山氏がドッグブリーダーコミニティにてSCP-XXX-JPに関する話題に挙げていたところ財団エージェントの注目を集めました。

補遺.2: SCP-XXX-JP-Bの拡散

SCP-XXX-JPは収容されるまでに複数の人物に接触しており、多数のSCP-XXX-JP-Bを発生させています。SCP-XXX-JPの性格と外見的特徴はがSCP-XXX-JP-Bの発生を助長していたと思われ、更に畑山氏が様々なブリーダーコミニティの会合にSCP-XXX-JPを同伴させたいたことも相まってその規模は財団の予測を大幅に上回りました。また、SCP-XXX-JPの収容後から特別収容プロトコル制定までの期間に、複数の財団職員やDクラス職員がSCP-XXX-JP-Bへと変容しています。

補遺.3: 畑山氏の死去
畑山氏はSCP-XXX-JP-Bとして収容され、SCP-XXX-JPの担当職員として選任されたことでWWSへと移籍し、SCP-XXX-JPの収容を行っていましたが、不明な病により死亡しました。畑山氏の体調不良は早期に発見されていましたが、SCP-XXX-JP-Aによりその正体が確認できていませんでした。SCP-XXX-JPやSCP-XXX-JP-Aによって病が引き起こされているという仮説が提唱されましたが、畑山氏以降同様のケースは確認されておらず、この仮説は否定されています。畑山氏の死因は異常性のない病であると予想されていますが、その正体は判明していません。

畑山氏の死後、SCP-XXX-JPは体調が優れず、飼料の摂食を拒否していました。この状態の回復までには約1か月を要しましたが、特筆すべき点としてこの期間にDクラス職員を利用し行われた実験にてSCP-XXX-JP-Bは発生しませんでした。ただし、回復後に行われた実験では、SCP-XXX-JP-Bへの変容までに掛かる時間が飛躍的に短くなっています。現在までにSCP-XXX-JPの担当職員は3名交代していますが、その度行われる実験にてSCP-XXX-JP-Bへの変容速度が飛躍的に短縮されているのが確認されています。


ページコンソール

批評ステータス

カテゴリ

SCP-JP

本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

GoIF-JP

本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

Tale-JP

本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

翻訳

翻訳作品の下書きが該当します。

その他

他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。

コンテンツマーカー

ジョーク

本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。

アダルト

本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。

既存記事改稿

本投稿済みの下書きが該当します。

イベント

イベント参加予定の下書きが該当します。

フィーチャー

短編

構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。

中編

短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。

長編

構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。

事前知識不要

特定の事前知識を求めない下書きが該当します。

フォーマットスクリュー

SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。


シリーズ-JP所属

JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。

シリーズ-Other所属

JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。

世界観用語-JP登場

JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

世界観用語-Other登場

JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

ジャンル

アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史

任意

任意A任意B任意C
    • _


    コメント投稿フォームへ

    注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。

    新たなコメントを追加

    批評コメントTopへ

ERROR

The indonootoko's portal does not exist.


エラー: indonootokoのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:3461191 (20 Jul 2018 11:22)
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License