シヰボルト
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グレゴリオ暦1830年 2月 バタビア


静かな夜である。昼の豪雨は跡形もなく、ただ波の音が潮の香りとともに漂い来るばかりである。他の船員は市街へと向かい、今この辺りにいるのは一人となった。ランプの灯りに照らされた男の顔は数多の刀傷があり、そして酷くやつれていた。

けれども彼の魂はけして死んではいなかった。フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルトは筆を執り、6年余の間に得た知見と資料とをもとに、極東の島国のことを記し始めた。


「そうか、分かったか」

蒐集院の左秘衛佐、応神いらがみ成誉なりよしは部下からの書簡にはたと膝を打った。

「幕府に先を越されんうちに動くぞ」

夜風

蒐集院研儀大允如憲

本院内幕按察司 間宮林蔵
本院内幕按察司 最上徳内

幕府天文方 高橋至時


多くの異常物品を失い、瀧と娘を残して去らねばならないのは心残りだ。だがこの島国が私が再び足を踏み入れることを許さないというのなら、己の手でこの国の門を開かせればよい。それだけの材料は手元にあるのだ。日本よ、その時を待つがよい。

彼の積み荷の中には、厚い紙束と、1体の像とがあった。


あらすじ
シーボルトの尾をつかんだ。蒐集院の左秘衛佐応神はそんなしらせを受けた。
按察司間宮や研儀大允からの報告を受け調査していたのだった。
蒐集院は幕府に対し優勢を築き上げた

天文方高橋は捕縛され、シーボルトも軟禁された。
高橋は死亡

最上

重要物の奪還に成功する。

船外で見る

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執筆者: Mishary
文字数: 1030
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最終更新: 18 Apr 2020 04:47
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