超常閑話(124)シーボルト一族
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文化

超常閑話(124)シーボルト一族
超常閑話

公開日 2028年9月9日19:00

蝉の音色が変わると、次第に夏が終わりつつあることを実感させられます。昔はこのころになるとよくトンボを見かけたものですが、近年ではめったに目にしなくなりました。オニヤンマ相手に暴れまわったのは懐かしい思い出です。

そのオニヤンマを初めて世界に紹介したのがフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトです。国内ではシーボルト事件でよく知られていますが、鎖国下の日本を騒がせたこの事件から今年で200周年になります。その裏に内外の超常機関による駆け引きがあったことが、近年明らかになってきました。

ということで今月のテーマは「シーボルト一族」。幕末・明治の日本超常界と深く関わるP・F・シーボルトとその一族についてお話しします。

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは1796年、終焉を迎えつつあった神聖ローマ帝国の都市ヴュルツブルクで生まれました。彼の生まれたシーボルト家は医師の家系でしたが、超常コミュニティに関与していた一族でもありました。彼の祖父カール・カスパール・シーボルトはドイツ近代外科手術の礎を築いた人物として知られますが、ヴュルツブルク司教の侍医であったころ異常疾患の治療を行ったことから、超常コミュニティへのかかわりを持ったといいます。彼はその後ドイツで最大の超常・自然科学コミュニティであったレオポルディーナにも加盟しています。シーボルトが幼児期からかかわったこと、シーボルト学会について書く

シーボルトはヴュルツブルク大学に入学し、祖父の弟子にあたるイグナーツ・デリンガーらの下で学びました。デリンガーを介して当時レオポルディーナの会長となったばかりのネース・フォン・エーゼンベックにも師事し、博物学的学識を高めたといいます。

医学博士号を1820年に取得し取得したのち開業医として活動します。しかし超常博物学的な好奇心は高まる一方でした。1922年にレオポルディーナなど複数の超常・自然科学コミュニティに加入し、再び超常自然学の研究を開始します。彼の見識が評価され、シーボルトはオランダ王国へと招聘されました。

シーボルトは「オランダ東インド植民地議会特別調査委員会」の要請を快諾します。

1823年8月のことでした。

蒐集院穏健派の最上徳内と面会しています。
タカ派のエージェント間宮によって、事件が露見しました。

この背景には幕府内の蒐集院系エージェント各派や天文方間での対立があります。

シーボルト家は超常関係一族でもあった
シーボルトは超常関係の道を選んだ
未知の多い日本へ行った
多大な努力により外部へ出られるように
蒐集
江戸行き
最上や高橋、間宮などの人員と関わる
高橋との取引
強硬保守派による巻き返し
CSシーボルト台風
シーボルト事件による国内勢力の変化
追放
重要品目の持ち出し成功
「日本」執筆による対日意識向上
アメリカ・ロシアとの交流
来日
死去
息子たちの活躍
条約制定
ジャポニズム、ウィーン
蒐集

紫禁条約の制定後、帝国委員会などの諸超常組織は新たに組織された財団へ吸収されました。

財団第七大図書館
シーボルト文書はシーボルトの息子、アレクサンダー・フォン・シーボルト、ハインリヒ・フォン・シーボルト兄弟によって編纂されたもの。兄弟はともにオーストリア・ハンガリーの超常機関「超越的事象についての帝国委員会」の特別会員などとして日本の異常物品の収集・研究などにあたり、紫禁条約以降も財団職員となったことで知られる。死後大部分を財団が継承し、戦後第七大図書館へ移管された。
シーボルトは「オランダ東インド植民地議会特別調査委員会」の研究員として来日し、日本国内の異常物品の研究や蒐集を行なっていた。


著者について
穴生原真理子(あのうばら まりこ)

Anobara

19██年、長野県に生まれる。超常史学者。12歳の時特異性を発現し、その後各地を転々とする。19██年に財団に収容された後聖プリチャード学院で超常史学を学び、博士課程を修了。同学の講師となる。1998年のベール崩壊後は特異性保持者として積極的に活動し、日本アニマリーの会副代表などとして特性者権利保護条約制定に尽力。現在は帝都大学超常史学研究室長として超常史研究に当たっている。主著に「何故二大超常組織は出来たのか 財団・GOC成立史」(帷幕社)、「日本超常史入門」(信濃中央出版)「」(帝洋社)など。


関連キーワード 異常史 幕末 明治維新 紫禁城条約 ドイツ シーボルト 財団


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ソース: https://www.flickr.com/photos/gazeronly/3119273086
ライセンス: CC BY 2.0

タイトル: tiger the true and proud : american bobtail, santa barbara (2008)
著作権者: torbakhopper
加工者: Mishary
公開年: 2008

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ページ情報

執筆者: Mishary
文字数: 4620
リビジョン数: 32
批評コメント: 0

最終更新: 11 Apr 2020 18:29
最終コメント: 批評コメントはありません

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