蟷螂女プロット

実際の文章はこちらを見てください
この流れの半分過ぎくらいまで書いています
http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:3389120-87-bffa

OC及び特別収容プロトコル:蟷螂女は現存していない事の説明
説明部:蟷螂女の概要
基本人間だが、蟷螂女が人間に恋をした際に、人間型の蟷螂の怪異と聞いて何となくイメージ出来る毒婦などの性質を多く持つ
人間離れした力を持ち、肉食性になり、蟷螂女に恋愛感情を持たれた対象はその言葉に絶対服従させられ、交配後は捕食される
また、恋愛感情を抱いた対象には強く発情してしまう。
女性しか生まれず、この性質は子供に遺伝する
元々蒐集院が確保しており、蟷螂女の個体数減少のため、保護区を作ったが、第二次世界大戦で空襲にあい全滅した。蒐集院の資料も焼けてしまったせいで、戦後に財団が蒐集院から資料を引き継いだが、そこに蟷螂女の資料はなかった。だが、その後の再調査で発見され、財団は情報収集や資料の復元を始めた。

復元された蒐集院の資料:蒐集院では蟷螂女を監視していた。
蟷螂の性質について説明。狩りではひたすら待つタイプで執念深く交配相手を食う毒婦であり、その一方で拝み虫とも呼ばれる多面的な性質を持つ虫。
蟷螂女のルーツはその地方に伝わる2つの逸話が混ざり合って出来た物で、これが蟷螂女の本質的な部分
蟷螂が神の御利益で人間の女性になり、村の男と結ばれたが
蟷螂の性質が残ってしまっており怖がられて逃げられてしまい、川に身を投げる話
もう一つは
母親が病弱な男が好きになった女がいたが、男は母親の看病で貧乏で結婚するつもりはなかった。
女は神に祈って男の心を操って結ばれるが、女は貧乏な生活を続ける中で母親を疎むようになり、
女は洪水が起こった日にこれ幸いと母親を見捨てて逃げたが、男は母親を助けに戻り、男も亡くなった話

前者は悲恋の話で、後者は毒婦の話で、蟷螂の性質を想起させる部分があり、話が混ざり合って行ったという話

財団の調べで、空襲から逃げ延びた蟷螂女がいる事が分かったが、結局逃げた先で死亡しておりその後の足跡を追う事にした。

〇補遺
その調査員であるAgt.小笠原が人里離れた川の付近で死亡していた。
一緒にSCP-XXXX-JPの生き残りと見られる10代女性も発見され、こちらは消化器官がえぐり取られた状態で発見された。
2人とも死因は首を切った傷による失血死
何故そのようになったのかAgt.小笠原が残していた手記やインタビューから見ていく。

Agt.小笠原は蟷螂女がいると知らずに村に来ていた。
Agt.小笠原は寄生虫による風土病の治療と言う名目で村で蟷螂女の情報収集をしていた。
蟷螂女は娘を連れて空襲から逃れてきたのだが、この村で風土病で亡くなった
と村人から聞いていたが調べていくとそんな事はなく
蒐集院の監視下から抜けた事ではっちゃけて男漁りをして村の男が激減したので村人達にぶち殺されたという事が分かった
地主の家には座敷牢があり、そこでは気狂いの娘が生活していた。
気になったので色々調べてみると、蟷螂女の娘と言う事が分かった。
化け物の娘とは言え幼い子を殺すのはちょっと…という事で地主が男と会わないように監視下に置いていたのだが
蟷螂女の娘としてはそんな環境が快適な訳もなく非常に苦痛だった
そんな中、Agt.小笠原に一目惚れした蟷螂女の娘は自分の特性も知らないまま(知ってる設定にする?)Agt.小笠原に開口一番怖がらないでと言ってしまう。
その結果、Agt.小笠原の思考回路が著しく鈍り、惚れられたら精神を操られかねない蟷螂女の娘と言う可能性を考えていても平然と単独行動を続けた。
蟷螂女の娘と言う事が確定したので、座敷牢から財団に連れて行こうと考えた時に、早く連れ出して欲しいという言葉に従ってしまい、無茶をして村人に見つかり、人里離れた河原の場所まで逃げ延び、財団の助けが来るまでサバイバル生活をする事になった。
Agt.小笠原はその認識でいたが、蟷螂女は財団の事を良く知らないので愛の逃避行的な感じで捉えていた。
Agt.小笠原は穏便に勘違いを解こうとしていたが、蟷螂女から愛してほしいという言葉が出てきたときに激しい恋愛感情が湧き、ようやく自分が蟷螂女に惚れられているという状況になっている事に気付いた。(蟷螂女に惚れられる状況は恐怖でしかないため、それが認識できないようになっていたが、Agt.小笠原が蟷螂女に強い恋愛感情を抱いた事で両想いの喜びの方が強くなり恐怖を感じなくなった)
蟷螂女にどう考えてるのか説明してと言われ、Agt.小笠原は財団がどういう組織か、蟷螂女について知っている情報を洗いざらい話す事になった。
蟷螂女は知らない情報を聞いたショックと、目を逸らしていた自身の感情に気付いたショックで酷く傷ついた。
Agt.小笠原は交配を求めるよう言えば受け入れるだろうが、好きな相手を食い殺して生きていくのは耐えられないし、財団で気持ちに蓋をしながら生きていくのも耐えられそうにない。
不自由な座敷牢から出ても蟷螂女に選べる自由は無く、自分の性質に振り回されてしまっている。
何より村で男漁りをして自分を座敷牢暮らしに追い込んだ母親と同じような事をしているのが耐えられない

最終的に蟷螂女が出した結論は、交配するでもなく財団に保護されるでもなく、
財団の助けが来る前に入水自殺しようと言う事だった。それだけが自由に選べる道だった。
蟷螂女はAgt.小笠原に入水自殺を止めないで欲しいという事を言った。これ以降、蟷螂女は考えを制限するような言い方をしなくなった。
そして、Agt.小笠原に一緒に死んでほしいとは言わず、この後どうしたいのかと聞くと、Agt.小笠原は愛する蟷螂女がを一人で死なせたくない気持ちが無いわけではないが、財団職員としての責務が残っているので、諸々を報告しなければいけないと言った。
蟷螂女は財団の責務を優先させる事が残念そうではあったが、それを受け入れて自分が自由を選んだ記録を残して欲しいと言った。(この辺りの流れは手記ではなくインタビュー化する?)

その後、Agt.小笠原と蟷螂女は残されたわずかな時間を過ごしていたが、
食事について聞かれた時に、Agt.小笠原と仲良くしていた事で世話役の女が嫉妬し、本来食べないざざ虫の成虫をいやがらせとして生で食わされた話を聞く
結果的に蟷螂女は肉食性になるのでまあ良かったのだが、Agt.小笠原はまずい事に気付く。
蟷螂女は蟷螂同様にハリガネムシに感染するのかという話だ。蟷螂はハリガネムシに寄生されて水に飛び込む。
虫を食わされた時期が蟷螂がハリガネムシに感染する時期と一致しており、蟷螂女のルーツとなる逸話の1番目の方でも川に飛び込んで亡くなっている。
この言い伝えのあった地域は川が多く、蟷螂にハリガネムシのイメージが無かったと本当に言えるのか。
もしそうだった場合、自由を選んだのではなく、ハリガネムシに操られただけだと記さなければいけなくなる。Agt.小笠原はそれはあまりにもむごい事だと思った。
Agt.小笠原は蟷螂女にそれをそのまま伝える訳にもいかず、迷いに迷った結果、入水自殺をする直前に自分の手で殺す事にした。
最期にAgt.小笠原と蟷螂女がハグをした際、Agt.小笠原は隠し持っていたナイフで蟷螂女の首をかき切った。
蟷螂女はそれを抵抗する事もなく受け入れ、笑みを浮かべて亡くなった(表情が乏しく笑顔を見せてこない描写を度々入れる?)。
Agt.小笠原は蟷螂女が亡くなった事を確認すると、腹を開いた。消化器官を切り開き、何も無い事を確認した。(ナイフで殺してからの場面を映像記録にする?)

Agt.小笠原は愛する人の選択を疑い、自分の手で殺して内臓を切り開いた。そして全ては思い過ごしだった事が分かった。
蟷螂女が潔白であった事を喜ぶと同時に、これだけの事をした以上蟷螂女に殉じなければいけないと思った。
だが、死の直前に不意に蟷螂女のもう一つの方の逸話を思い出した。あの女性は毒婦と言う扱いであるにもかかわらず心を操る術を都合よく使わなかったのか。
それがどうしても分からず、分からない事がただただ悲しくなったという話で〆

何故Agt.小笠原が分からないのかと言うと、例の逸話が何故考えを操ろうとしなかったのかと言うと、愛する男が本心から自分を選ぶと言う事を望んでいたからであり
Agt.小笠原がが財団ではなく蟷螂女に殉じようと思うように仕向けたのだとしたら怖さを感じてしまうから理解出来なくなってしまったというオチ


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  1. portal:3389120 (02 Jun 2018 15:05)
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