k-cal-39-ecbe

アイテム番号: SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-xxx-JP-P周辺は封鎖され、一般人の立ち入りが制限されます。毎年聖金曜日にはDクラス職員をSCP-xxx-JP-Tに転送し、その様子を記録します。劇団余裕尺尺メンバーの消失事件については強制隠蔽措置を施し、当該団体のそれ以外の情報については情報風化手順を実行します。SCP-xxx-JPの発生経緯に関する調査は継続されます。

説明: SCP-xxx-JPは演劇サークル『劇団余裕尺尺』の異常性疑いのある実績及びメンバー消失事件、その後発見された異常空間、異常空間で発生するイベントを包括指定するナンバーです。

劇団余裕尺尺は三村 ██氏を中心に結成された演劇サークルで、主にシェイクスピア悲劇とその翻案作品を専門的に上演することで知られており、消失以前は32人が所属していました。

当該団体は結成から3年後、急激な知名度の向上、相次ぐコンクールへの入賞、単語共起率の分析による過度に高い人物間印象一貫性等が財団SNS走査botによって補足され、軽度認識災害疑いあり事例として財団の注意を引きました。

しかし、財団が当該団体を認知したのとほぼ同時期、当該団体は著名なコンクールで優勝を獲得したことを最後にあらゆる活動を停止しました。それと同時に、当時団体に参加していた全てのメンバーが消息不明となっていることが判明しました。さらに事後調査によって、上演内容の複写等に継続的な認識災害の影響は見られなかった一方、各上演会場及び各メンバー自宅周辺からは軽度の、三村氏宅からは重度のアキヴァ放射被爆痕が検出されました。

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SCP-xxx-JP-P。内部には時期に関わらず少量の積雪が見られる。

これらの検出された異常痕跡の追跡調査は、複数の痕跡の予測進路が千葉県南部██町の森林に続いていることを示しました。この森林の探索により、SCP-xxx-JP-Pに指定される由来不明の放棄された石造りの教会が発見されました。

SCP-xxx-JP-P内部に毎日22:00に1人の人物が存在している場合、当該人物は異常空間(以下異常空間をSCP-xxx-JP-T、転送された人物を侵入者とします)に転送されます。SCP-xxx-JP-Tはプロセニアム形式の劇場を模した構造をしていますが、その要素のほとんどが詳細不明な白い素材によって構成されています。また、空間内部の気温は常に-10 ℃以下に維持されています。

侵入者はSCP-xxx-JP-Tへの転移直後、三村 ██氏と酷似した容姿を持ち、"劇作家"を名乗る人型実体によって案内を受けます。"劇作家"は侵入者を客席へ案内し、上演される作品として、何らかの劇作品の簡単な背景説明を行います。説明の終了後、SCP-xxx-JP-T内に存在する人型実体群によって、説明された作品の上演が開始されます。この人型実体は現在まで"劇作家"を除き31体が確認されており、すべての実体の容姿はそれぞれ劇団余裕尺尺のメンバーに酷似しています。

侵入者は上演中、自由に行動することができ、劇場の出口からSCP-xxx-JP-Pに帰還することが可能です。また、各人型実体に物理的に接触することも可能ですが、それぞれの人型実体は干渉に対して完全に無反応であり、コミュニケーションや強制移動、サンプル採取の試みは成立しません。上演が終わると"劇作家"が再び侵入者に接触し、観劇への感謝と上演の終了を告げます。その後"劇作家"を含めた全人型実体は下手側舞台に接続する舞台裏へ移動します。舞台裏への扉は基本的に閉じられているため、舞台裏の探索は未だ成功していません。補遺2を参照してください。上演後侵入者が自発的に帰還しない場合、強い眠気を催します。その状態で入眠した場合、強制的にSCP-xxx-JP-Pへ転送されます。

SCP-xxx-JP-T内で上演される作品は、1つの例外を除いてすべて既存の作品であり、コメディやサクセスストーリーに分類される物語です。制作された時代や地域に共通点はありませんが、知名度が高く多くの劇団で上演されている作品が選ばれる傾向にあるようです。現在まで実験によって50作品以上の上演が確認されていますが、その中にウィリアム・シェイクスピアの作品は含まれていません。詳細な作品のリストおよび配役は、"SCP-xxx-JP関連文書 - 上演作品一覧"を参照してください。

上演作品のうち、"シェイクスピアはもういらない"と題された作品のみが、唯一このオブジェクトに特有の作品であると考えられています。この劇の上演時は他の劇と比較して以下の例外的な状況が生じます。

  • "劇作家"も演者の一員であるようにふるまう。
  • 普段は照明などいわゆる"裏方仕事"を担当していると考えられる人型実体も、演技に参加する。照明等の機器は不明な原理により自動で動作する。
  • 劇の中盤から終盤にかけて、侵入者は非常に強い眠気を催す。この状態で入眠した場合、侵入者はSCP-xxx-JP-Pに転送される。
  • 登場人物は固有の名前を持たず、主に役職や職業で呼称される。
  • 聖金曜日(復活祭の前の金曜日)にのみ確定で上演される。

これらの特性のため、"シェイクスピアはもういらない"を最後まで観劇することは困難ですが、幾度かの記録により、この作品のいくつかの要素がSCP-xxx-JPの由来に関連していることが示唆されています。

補遺1: 以下は確認されている"シェイクスピアはもういらない"のあらすじ及び象徴的なシーンの抜粋です。

補遺2: "シェイクスピアはもういらない"上演後のSCP-xxx-JP-Tの探索を目的として、意図的に不眠症状態を引き起こしたDクラス職員(D-xxx)を用いた調査が行われました。以下はその記録です。


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