子を守る母の愛

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは隣接する家屋に取り付けられた複数の監視カメラによる監視と共にカバーストーリー「殺人事件の証拠物件」の流布によって、一般人の侵入を阻止してください。SCP-XXXX-JPへの侵入はどのような場合であろうと禁止されます。侵入者は██県内の刑務所にて通常の犯罪者と同様に収監という形を取り、刑期満了によって解放してください。

説明: SCP-XXXX-JPは██県█市██町4丁目に位置する一軒の住宅です。敷地内の物品は一切の劣化の兆候が見られず、内部に存在する時計は197█年█月█日の深夜で停止しています。これは当該家屋で発生した殺人事件の事件発生時刻と一致します。

SCP-XXXX-JPに人物(以下侵入者と呼称)が侵入した場合、SCP-XXXX-JPに上記事件の被害者女性と一致する身体的特徴を持ち、胸に包丁が刺さった人型実体(以下SCP-XXXX-JP-Aと呼称)が侵入者の数だけ出現します。SCP-XXXX-JP-A出現に伴い、侵入者を視認した人物はSCP-XXXX-JP-Aは侵入者によって殺害されたと認識し、侵入者自身もそうであると思い込んでSCP-XXXX-JP-Aから包丁を引き抜こうとします。SCP-XXXX-JP-Aから包丁を引き抜いた侵入者は即座に消失し、 消失した侵入者の行方は確認できず、現在調査中です。 198█年から199█年█月█日1の期間内でランダムに同市内の警察署前に出現する事が判明しました。上記事件の犯人として服役している1█名全員2がこの異常性による冤罪逮捕である事が調査によって判明しております。

補遺-1: SCP-XXXX-JPは198█年█月█日に197█年█月█日から行方不明となっていた██氏が侵入者として█市警察署前に出現、逮捕されました。その後の警察による検査により██氏が197█年から1█年経過しているのにも関わらず、行方不明時から一切の老化が見られなかった事3が潜入していた財団エージェントの目に留まり、その後の調査で異常性の発見に至りました。

この記録は逮捕後の██氏にインタビューを行った際のものです。

実施日: 198█年█月█日

インタビュアー: ███博士4

対象: ██氏

<再生開始>

███博士: ██さん、あの事件について詳しく教えて頂けますか?

██氏: ………私はあの夜、残業で遅くなってしまって、終電で帰ったんです。そして疲れながらも家に入った瞬間、私は母を殺していたのです。

███博士: あなたは事件発生時現場である家に居なかったと言うことでしょうか?

██氏: えぇ、残業してましたから。

███博士: それでは貴方がこの事件に関わっていないという事にはなりませんでしょうか?

██氏: おかしな事を言いますね。確かに私はその日残業していて家には居ませんでした。ですが、私が母を殺した犯人であるということは紛れもない事実です。凶器も見つかっていますし、それに私には母を殺す動機があったのですから。

███博士: 動機といいますと?

██氏: 母は重い認知症を患っていました。事件の1ヶ月前には見知らぬ人を私と誤解して家に上げるほど進行していました。[数秒の沈黙]介護に疲れていたんです。

███博士: そうでしたか……見知らぬ人物について何か覚えていることはありますか?

██氏: すみません、………何分2█年前の事ですから……あまり覚えていなくて、私と背格好が似ていたということくらいしか

███博士: いえ、十分です。最後に1つお聞きしたいのですが、事件から逮捕までの1█年間あなたはどのようにして暮らしていたのですか?

██氏: それがですね。ほとんど覚えていないんですよ。………罪の意識という奴でしょうね。今思えば事件の日から捕まるまでの間がまるで一瞬みたいのように思えます。

███博士: そうでしたか………では今回の取材は以上となります。ありがとうございました。

<再生終了>

補記: インタビューの結果、侵入者は全員消失から出現までの期間も連続した時間として認識していることが判明しました。この期間の記憶は全員が何らかの要因によって喪失しています。また、一部侵入者には過去の侵入者自身と同時に存在する期間がありますが、それによるタイムパラドックスは現在確認されていません。

補遺-2:SCP-XXXX-JP-Aから引き抜かれる包丁と同様のものが、警察の調査によって発見されています。包丁についている指紋はどの侵入者のものとも一致しておらず、犯人のものとされ調査されましたが、指紋の持ち主の発見には至りませんでした。


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