SCP-YYYY-JP [指先にクリームを纏い空を指差す]
アイテム番号: YYYY-JP
レベル2
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
vlam
リスククラス:
caution

特別収容プロトコル: SCP-YYYY-JPの情報は文書SCP-YYYY-JPととして保存され、この報告書と文書SCP-YYYY-JPを除いた情報はすべて破棄して下さい。新たに発見されたSCP-YYYY-JPで記述された文書は記述内容を調査したのちに内容を研究室判断の元必要に応じてアーカイブし廃棄されます。
文書SCP-YYYY-JPの保存は既存言語への翻訳文書を暗号化して研究室管理サーバーに保存し、原本は標準的CBRN防護コンテナ内部に格納し「注意:情報災害物品」と表示し低危険度物品保管庫にて保管して下さい。
SCP-YYYY-JP-1は標準的CBRN防護コンテナ内部に格納し「注意:情報災害物品」と表示し低危険度物品保管庫にて保管して下さい。
他のSCP-YYYY-JP-1と同様の性質を示す物品が確認された時、撹乱クラスは即座にKeneqに格上げされ対応した複数の機動部隊を発見地点に派遣し影響範囲の調査、該当物品の回収および影響の除去を行います。記憶処理は影響の除去に効果は無く、当該物品の複写によってのみ影響を脱することが可能な点に留意して下さい。
SCP-YYYY-JP-1及び類似の性質を持つ物品の複写品は担当のレベル4職員に管理を委託して下さい。

説明: SCP-YYYY-JPは異常なプロセスを含む文法で表現される言語です。ルーツは古代ラテン語圏に属する未知の言語から派生したものと推測されています。
SCP-YYYY-JPを読み上げる時、一部接続詞、動詞、名詞は音声によらず、脈絡のない身振り手振りやジェスチャー、ホログラムや幻覚等の発生等により行われます。SCP-YYYY-JPを書く時、一部助詞、動詞、副詞、助動詞は匂い、音声、幻覚等により表現されます。またその記述は一部五感的異常を含む文字によって記述されます。幻覚等異常なプロセスの由来は不明です。
SCP-YYYY-JPで記述された文書の付近に長時間(実験により12hを超えない範囲のインターバルでのべ時間で18h〜90h程度、距離は30m以内と判明している)滞在するとSCP-YYYY-JPを部分的に習得し、無意識の間に記述を読み上げるようになります。その意味は理解できません。この影響は1日以上記述された文書から30m以上距離を取ることで脱します。

SCP-YYYY-JP-1はSCP-YYYY-JPで記述された[要クリアランス4-YYYY-JP]由来と思われる石版です。
SCP-YYYY-JP-1に物理的に直接接触した時即座にSCP-YYYY-JPを習得します。
SCP-YYYY-JP-1によるSCP-YYYY-JPの習得には以下の特徴があります。
・SCP-YYYY-JPによる意思疎通、各言語への翻訳が可能となる。
・各言語からSCP-YYYY-JPへの翻訳が可能となる。
・Y-909等記憶処理剤は無効である。
・SCP-YYYY-JPを用いて石版の内容を複写すると効果が解除される。
・母語として使用する言語は変化無し。
・ラテン語の知識を部分的に習得する。

収容経緯
静岡県駿東郡長泉町にて警察官として潜伏していたエージェント・後藤が沼津工業高等専門学校の学生、██氏の「学生寮で夜間にクリームに塗れた全裸の筋骨隆々の男が天井を指差している」という通報を受けて調査許可を申請しました。
通報から1日後、同様の幻覚が複数学生に発生したことからカバーストーリー「ゴールデンウィーク延長」が適用されエージェント・後藤による調査が行われました。
学生寮寮監室からBinahパターン認識システム検査により異常性を有する高さ10cmの木製の彫像が発見され、異常性の調査後に「3日間付近に存在すると近くにクリーム塗れの筋骨隆々な男の幻覚が発生する彫像」としてAnomalous-9913のアイテム番号が割り当てられAnomalousアイテム登録がされました。
1年後、20██/7/4の事案YYYY-01の発生時にSCP-YYYY-JP-1が回収され、SCP-YYYY-JPの異常性が明らかとなりました。全身にクリームを纏い空を指差す行動がSCP-YYYY-JPにおいて文章である推測が立てられ、【編集済み 補遺3(要レベル4クリアランス)参照】SCP-YYYY-JPの一部として再収容措置が取られました。

実験記録
実験ナンバー:EX-1-YYYY
対象:D-43497
実験目的:SCP-YYYY-JPの性質確認試験
実験内容:対象にSCP-YYYY-JPで自己紹介をさせる。この対象にはSCP-YYYY-JP-1を曝露させSCP-YYYY-JPで会話、筆記出来るようになっている。カメラとマイクには情報異常除去フィルタを介してミームチェックを行っている。
実験結果:D-43497は未知のラテン語に近似している言語(SCP-YYYY-JPと思われる)を話し始めた。合間に自身の腕に噛みつき、芳香センサーはラベンダーの香りを検出しました。D-43497の本名を発した様子は確認出来なかった。D-43497に咬傷跡は確認できなかった。

実験ナンバー:EX-2-YYYY
対象:D-43497、D-43919
実験目的:長期観察によりSCP-YYYY-JPのミーム的、情報災害的、その他異常性による危険性の確認およびSCP-YYYY-JPを用いたコミュニケーションによる危険性の確認
実験内容:対象にSCP-YYYY-JPを曝露し、プレハブ内部で1週間の間同居生活をさせる。期間中Dクラス業務を免除し、また申請された物資は食糧、機材などは研究室の承認により支給される。実験後Binahパターン認識システム検査を行い異常性物品の生成有無を確認する。
実験結果:主に日本語を用いたコミュニケーションにより同居生活が進行したため、研究室指示によりコミュニケーションにおいて主言語としてSCP-YYYY-JPを使用するように指示した。1日目の夜に殴り合いが発生し、実験を中断しインタビューを行った(インタビュー記録1)。その後実験を再開した。
2日目の昼食時、爆発音が発生し音圧計が異常な圧力を検出し猫が出現した。被験者の容体の確認をするため実験を中断しインタビューを行った(インタビュー記録2)。実験を再開した。
2日目の夜、D-43497は全身にクリームを纏い天を指差した。Anomalous-9913との関連性が疑われたためインタビューを行った(インタビュー記録3)。実験を再開した。
その後異常なプロセスを含む言語での会話により生活が進行したが特筆すべき点はなかった。
Binahパターン認識システム検査により幾つかのSCP-YYYY-JPで記述された文書が確認されたため異常性の詳細の確認後にプレハブごと破棄した。

インタビュー記録1
インタビュアー:伊藤博士
対象:D-43919

伊藤博士:D-43919、実験中の暴力行為は禁止していたはずですが何故殴り合いをしたのですか?
D-43919:は?殴り合い?んなもんした覚えねーぞ?
伊藤博士:確かに貴方達がベッドに入る前に殴り合いの喧嘩をしていたことが記録されています。
D-43919:だからやってねぇって。

伊藤博士は映像記録を見せる。
D-43919とD-43497が火花を散らしながら殴り合いをしているように見える。

D-43419:これがどうしたんだ?
伊藤博士:この行為は一体何ですか?
D-43419:別に普通の会話じゃないか。
伊藤博士:翻訳してもらえますか?
D-43419:「何でこんなところに来ちまったんだ?」「詐欺やってとっ捕まった。」「ご愁傷様。俺は冤罪の殺人だよ。」「そいつはまた。」「チワワ可愛いよね。」「俺はダックスフンド派だな。」「ダックスフンドもいいよな!あの丸っこい身体と短い手足が最高に。」「分かってんじゃねぇか。」だな。んでお前らが止めに入った。
伊藤博士:外傷は無いんですね?
D-43419:無い。つーか話をしているだけで怪我するとかねーだろ?イカ頭と毎日取っ組み合いしてんだろ?一回医者に診てもらったらどうだ?
伊藤博士:……インタビューを終了する。

考察
EX-1-YYYYにおいて咬傷跡が確認できなかったことと関連して、SCP-YYYY-JPを使用する限り会話の範疇内にある場合それが通常の場合怪我を負うようなものでもそれに付随する影響は少ないと思われる。あくまで言語であり、それ以上ではない……ということだろう。

インタビュー記録2
インタビュアー:伊藤博士
対象:D-43919

伊藤博士:D-43919、実験室内で爆発音が検出されましたが大丈夫ですか?怪我などはありましたか?
D-43919:別に何も。
伊藤博士:そうですか。ではこちらを確認して翻訳して貰えますか?

伊藤博士は映像記録を見せる。
D-43919とD-43497が昼食のスパゲッティを食べている。D-43497の食器が破裂しフォークがD-43919の喉を貫通し、破片は猫に変化する。その後D-43497とD-43419は食事を再開し、破裂した食器とスパゲッティはおよそ0.004秒以下で復元され、食事を再しますた。

D-43419:「このスパゲッティ旨すぎるだろ!」「ああ、イカしてる。絶妙な茹で加減だ。」「ここの食事は悪くないのが良かったが……早くシャバに出たいな。」「竜田揚げが食べたい。」だ。んでお前らが来た。
伊藤博士:私たちには物が爆発しているようにしか見えないのですが、異常な物だとは思わないのですか?
D-43419:別に?
伊藤博士:この映像を見てください。何が見えたのか、それが言語なら意味を教えて下さい。

伊藤博士は非異常なダイナマイト起爆実験の映像を見せる。

D-43419:……なんだこれ?爆弾でも爆発したのか?
伊藤博士:分かりました。インタビューを終了します。

考察
非異常な爆発と異常な爆発では根本的な性質が異なるのであろう。

インタビュー記録3
【編集済み 補遺3(要クリアランスレベル4)参照】

補遺1 伊藤博士の実験ノート覚書部より抜粋
SCP-YYYY-JP-2の発生させる異常現象自体はそれ自体が危険なものではないことが判明した。しかしながら音圧計は確かに動作している上、芳香センサー等物理的な検知器が動作している以上何らかの危険要素が潜在しているリスクが指摘される。更に情報災害要素、ミーム異常的要素が含まれる可能性がある。
以上の情報を踏まえ、仮報告書を申請することとする。
Container-ClassはEuclidが妥当であろう。対象オブジェクトが言語という非物質的なものであり記述媒体を明確に判断し切れない以上、払拭しきれない。
Disruption-Classは判断が難しいがKeneqが妥当ではないだろうか。SCP-YYYY-JP-1が主な感染源でありながらその記述はSCP-YYYY-JPにより成される。言語であるという本質も考慮するとどれほどの規模で存在しているかも不明だ。
Risk-ClassはCautionで構わないだろう。直接実害を発生し得ないことは判明しているが、それは二次災害を発生させない保証とはならない。
【編集済み 補遺3(要レベル4クリアランス)参照】

補遺2 関連収容物Anomalous-9913に関する詳細情報
Anomalous-9913は現在低脅威度物品保管庫内の情報災害物品区画に梱包されて保存されています。
Anomalours-9913はヨーロッパイチイ製の彫像であり、同様のデザインの一般的な物品が広く出回っています。Anomalous-9913以外の同物品は非異常であり、異常性は原材料のヨーロッパイチイに保存されていたものと思われています。現在実験結果による推測を根拠とした由来の追跡調査が行われています。

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