ラスボス・オブ・セッタイ
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは特性上収容されていません。しかし、特定の出現手順を行わない限り出現が行われた事例が確認されていない以上、封じ込めに成功しているものとしています。SCP-XXXX-JPの出現手順を行う際は少なくとも1人のレベル3以上の職員の許可を得て下さい。

説明: SCP-XXXX-JPは特定の手順によって出現するヒト型実体です。出現の他の条件としては、手順が実行される場所が日本国内であることが確認されています。詳しい手順については文書XXXX-01を参照してください。
SCP-XXXX-JPは手順の終了後に、ドライアイスの煙によって不明瞭になった室内から、煙を描き分けるように出現します。この時点でのSCP-XXXX-JPは身長141cm体重37kg1の小柄な老年モンゴロイド男性の姿をしています。
出現後、SCP-XXXX-JPは特定の飲食店へ行く意思を見せます。選択される飲食店は、在籍している料理人が数々の試験を通過した傾向があります。インタビューによると「真の料理人になるための最終試験だ」というものが目的であることが分かりました。インタビュー記録XXXX-01を参照してください。周囲の人間が強く説得したときや、出現場所が脱出手段の無い密室であったとき、飲食店へのアポイントメントが長期間取れないときなど、希望した行動が取れない場合、SCP-XXXX-JPは出現とは逆の動作で、足から上へと煙に変わりながら消失します。
飲食店へ取材のアポイントメントが取れ次第、SCP-XXXX-JPは徘徊する状態に移行します。このとき店舗の周辺地域や道中の飲食店に立ち寄ります。

数日後、選択された飲食店に座席数の2~3倍の数の非異常性の人間(SCP-XXXX-JP-αと指定)と共にSCP-XXXX-JPが出現します。SCP-XXXX-JP-αは過去に来店したことのある人間を中心に選択される傾向が見られます。
SCP-XXXX-JP-αは通常の行動から逸脱したものに対して摂食を行います。以下は摂食したもののリストです

  • 食器
  • 生垣
  • 生垣の生物
  • 観葉植物
  • 厨房の生物
  • 店舗近くの下水道に居た生物
  • 座席のカバー
  • 従業員の汗(SCP-XXXXX-JP-αより事前に申し入れがあった)
  • 太陽光(検証中。店舗の駐車場にて太陽の方向を向いて口を開けていた)

また、店舗以外の場所でもSCP-XXXX-JP-αと思われる存在が確認されており、以下のものを背食しました。

  • 全国展開されている菓子類
  • コンビニ弁当
  • それらの容器

SCP-XXXX-JP-αは非異常性であるために、これらの摂食は、消化不良や食中毒、口腔内の裂傷などの結果を引き起こす場合があります。また、不快感や嘔吐などの拒絶反応を起こしているにも関わらず、摂食を試みます。

来店イベント時に見られるSCP-XXXX-JPの持つ能力のリストを示します。

  • 変装する能力: SCP-XXXX-JP-αの内の一体に変装している。SCP-XXXX-JPは骨格そのものを変形させることが可能であり、出現時または徘徊状態の外見的特徴を参考に特定することはできませんでした。
  • 変形した視神経: 目玉を飛ばして従業員の口腔内部に目玉をねじ込み、歯科検査を行います。視神経が変形した触手状の器官で歯垢の削り取りなどを行う。口腔内の状態が悪い場合、脊髄に衝撃を与えられ気絶します。
  • 血液の霧: SCP-XXXX-JP周囲のSCP-XXXX-JP-α数体が隠し持っている巨大な血餅は、衝撃を与えると血液が噴出し、霧状になりその場で滞留します。何らかの条件により店舗からの撤退を強いられたとき、この煙の陰に隠れて隠密行動をとります。
  • 精神作用を持つ紋章 : SCP-XXXX-JPは腹部から目のような紋章を出すことが出来ます。これを視認した人間に対して何らかの精神作用を引き起こします。この能力により、財団の用意した店舗においてSCP-XXXX-JP-αそして選択されたDクラスによるSCP-XXXX-JPの来店イベントに介入する試みは失敗に終わりました。この精神作用の具体的な効果は検証中です。

大量のSCP-XXXX-JP-αからSCP-XXXX-JPを見つけ出す試み、またはSCP-XXXX-JPの来店イベントに介入する試みはSCP-XXXX-JPの所有する能力により困難になっています。

SCP-XXXX-JP-αとSCP-XXXX-JPの来店イベントはSCP-XXXX-JPが店舗を出た時点で終了します。その後、SCP-XXXX-JP-αの行動は正常に戻り、SCP-XXXX-JPは数分から数時間後に消失します。
その来店イベントのSCP-XXXX-JPの評価によって店舗の評価がなされます。ただし、現状の財団の調査とSCP-XXXX-JPに対するインタビューの範囲では、SCP-XXXX-JPから肯定的な評価を得た店舗は存在しません。
その後、店舗の経営者や従業員などに対して永続的かつ除去が困難なミームが発生します。このミームは彼らの関わる料理が「価値のない料理」であるという認識を植え付けるものです。彼らは自分の仕事に対して自信を失い、飲食店以外の仕事に就くようになります。また、ミームが周囲に伝搬することで、顧客からの信頼を失います。それにより彼らは再び飲食業に関わることが出来なくなります。

事故記録XXXX-JP-1: SCP-XXXX-JPに破壊を伴う異常性が存在しないことが確認できたため、さらなる調査のために護送する計画が立てられました。消失はSCP-XXXX-JPの意思によって行われることを考慮して、麻酔薬を提供される料理に混ぜ込み、意識を奪いました。護送車両に載せ込んだ後に、SCP-XXXX-JPは通常より早く意識を取り戻しました。SCP-XXXX-JPは上述の精神作用を用いて抵抗しましたが、その作用には酩酊作用が含まれたらしく、ドライバーの不注意による交通事故によってSCP-XXXX-JPは死亡、無力化されました。
この事故で財団職員に死亡者、重傷者は居ませんでしたが、SCP-XXXX-JPは老齢であること、脱走のためにシートベルトを外していたことが死亡につながった原因であると考えらています。████/██/██現在、SCP-XXXX-JPの遺体はサイト81██で収容されています。
しかし特定イベントの来店イベントは終了しておらず、現在██体のSCP-XXXX-JP-αが存在している状態です。

追記:解剖の結果が出ました。SCP-XXXX-JPは舌に重度の火傷を負っており、味蕾の機能が低下していることが判明しました。この状態で料理の評価は不可能であり、どのように評価を下していたかは考察がされています。
また、麻酔薬は即効性を考慮して口腔内部の血流から溶け込むものを使用しましたが、SCP-XXXX-JPの口腔内部の血管が壊死していたことが通常より早く麻酔が切れた原因であると考察されています。
火傷により顎の筋肉への影響があったと思われますが、頬の内側に管状の穴があり、上述の視神経を動かす能力で口を動かしていたと思われます。

████研究員の考察

あまりに冗長なんで報告書には添付していないが、SCP-XXXX-JPによると「その料理が偽物であることは食べる前に分かる」らしい。ならばSCP-XXXX-JPは経験から料理の味以外の情報から味を推測できると仮定しよう。
SCP-XXXX-JP-αの行動によって異常なほど店舗の情報を収集している理由にも合点がいく。
選択された店舗以外の情報を集めたのは対照実験のつもりだろうか?
味そのものの情報も必要だ。件の精神作用が自白作用だとしたら、SCP-XXXX-JP-αの感想を聞いて味の情報を集めていたんじゃないか?そのような状態でSCP-XXXX-JP-αが正確な判断を下せるとは思えないが。自身で見聞きした「正しい」情報を積み上げた結果が嘘であっても、こいつには味覚がないから分からないんだよな。

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