出典: SCP-9733-D
著者:BlazingPie
作成日(EN): 2025/11/10
SCP-9733-D - Alex Thorley Figures Out Staplers
SCP-9733-D - アレックス・ソーリーはホッチキスを理解する
タグ: en アレックス・ソーリー 企業 decommissioned 解体部門 財団製 scp 道具 非現実部門
ソース: https://scp-wiki.wikidot.com/unreality-hub
ライセンス: CC BY-SA 3.0タイトル: Unreality Header Logo
著作権者:Fishish
公開年: 2022年
Info
SCP-9733-D: Alex Thorley Figures Out Staplers / アレックス・ソーリーはホッチキスを理解する
by BlazingPie
せめてそれぐらいはあげてもいいだろう。
タイトル: SCP-9733-D - アレックス・ソーリーはホッチキスを理解する
翻訳責任者: walksoldi
翻訳年: 2025
著作権者: BlazingPie
原題: SCP-9733-D - Alex Thorley Figures Out Staplers
作成年: 2025
初訳時参照リビジョン: 8
元記事リンク: SCP-9733-D
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SCP-9733-D prior to its decommission. Photo courtesy of Alex Thorley. / 解体前のSCP-9733-D。写真はアレックス・ソーリー提供。
SPECIAL CONTAINMENT PROCEDURES: The decomissioning of SCP-9733-D has been approved retroactively by the Decommisioning Department by request of the Department of Unreality. The remains of SCP-9733-D were disposed of.
特別収容プロトコル: 非現実部門の要請により、解体部門はSCP-9733-Dの解体を事後承認しました。SCP-9733-Dの残骸は処分されました。
Alex Thorley is not allowed to purchase a new stapler for any reason. They have been provided with a standard Foundation-issue stapler.
いかなる理由であっても、アレックス・ソーリーが新規にホッチキスを購入することは認められません。ソーリーには標準の財団支給品であるホッチキスが提供されています。
DESCRIPTION: SCP-9733-D was a translucent stapler purchased and temporarily owned by Alex Thorley up until its subsequent decommission; any object stapled with SCP-9733-D would cease to exist, this effect could be reversed by removing the leftover staple from a given nonexistent object. The precise nature of this anomaly and any further intricacies of SCP-9733-D are presumably only known to Alex Thorley.
説明: SCP-9733-Dは、アレックス・ソーリーが購入し、その後解体されるまで当人が所有していた半透明のホッチキスでした。SCP-9733-Dの針で留められた物体は存在を停止し、この効果は存在しなくなった物体からホッチキス針を取り除くことで解除できました。SCP-9733-Dの正確な性質やさらなる詳細は、アレックス・ソーリーのみが把握していたものと思われます。
補遺9733/1 | インタビューログ
The following interview, conducted by Department of Unreality Director John Doe, took place after the decomissioning of SCP-9733-D was reported by Alex Thorley.
以下のインタビューは、アレックス・ソーリーによってSCP-9733-Dの解体が報告された後に、非現実部門主任のジョン・ドゥが実施しました。
[ログ開始]
John Doe: Why did you buy SCP-9733-D?
ジョン・ドゥ: なぜSCP-9733-Dを購入した?
Alex Thorley: I needed a stapler, and I saw one at the store.
アレックス・ソーリー: ホッチキスが必要だったので、店で見かけました。
John Doe: Anything else? Any deeper meaning? Maybe some hidden motives?
ジョン・ドゥ: それだけか? 何か深い意味はないのか? 隠された動機でもあるんじゃないのか?
Alex Thorley winces, becoming visibly uncomfortable.
アレックス・ソーリーが顔をしかめ、明らかに不快な様子を見せる。
Alex Thorley: What?
アレックス・ソーリー: はい?
John Doe: Answer the question, please.
ジョン・ドゥ: 質問に答えてほしい。
Alex Thorley remains silent for a few seconds longer than usual.
アレックス・ソーリーが普段よりも数秒長く沈黙する。
Alex Thorley: It was… pretty? I guess? I don't know.
アレックス・ソーリー: その…… 見た目が良かったから、とか? 分かりません。
[ログ終了]
Alex Thorley has consistently refused to elaborate further on any and all points they made during this interview.
アレックス・ソーリーは、本インタビュー中に述べたいかなる事柄についても詳述することを一貫して拒否しています。
補遺9733/2 | 実験ログ
The following testing log was compiled based on the retrieved security footage of Alex Thorley's private quarters.
以下の実験ログは、アレックス・ソーリーの私室から回収された監視カメラ映像をもとに編纂されました。
TESTED OBJECT: Two sheets of paper, existent.
実験対象: 2枚の紙、存在。
OUTCOME: Objects successfully stapled together and ceased to exist. Alex Thorley expressed confusion for a brief moment before noticing the leftover staple on their desk.
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。アレックス・ソーリーは一瞬困惑した表情を見せたが、のちにデスクの上に残ったホッチキス針に気付いた。
TESTED OBJECT: Two sheets of paper, nonexistent.
実験対象: 2枚の紙、非存在。
OUTCOME: The leftover staple successfully straightened out by Alex Thorley, both sheets of paper came back into existence, now displaying holes consistent with stapling.
結果: 残ったホッチキス針はアレックス・ソーリーによって成功裏に引き抜かれ、2枚の紙は再び存在するようになった。紙にはホッチキスで留めた際のものと一致する穴が開いていた。
TESTED OBJECT: Air in the room, existent.
実験対象: 室内の空気、存在。
OUTCOME: Object successfully stapled and ceased to exist. Alex Thorley struggled to take their next breath, immediately prompting the next test.
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。アレックス・ソーリーは必死に呼吸を行おうとし、直ちに次のテストに移行した。
TESTED OBJECT: Air in the room, nonexistent.
実験対象: 室内の空気、非存在。
OUTCOME: The leftover staple successfully straightened out by Alex Thorley, air came back into existence, now displaying holes consistent with stapling. By order of the Department of Unreality, an additional air conditioning unit was connected to Alex Thorley's quarters.
結果: 残ったホッチキス針はアレックス・ソーリーによって成功裏に引き抜かれ、空気は再び存在するようになった。空気にはホッチキスで留めた際のものと一致する穴が開いていた。非現実部門の命令により、追加の空調ユニットがアレックス・ソーリーの私室に接続された。
TESTED OBJECT: Nothing, existent.
実験対象: 無、存在。
OUTCOME: Object successfully stapled and ceased to exist.
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。
TESTED OBJECT: Nothing, nonexistent.
実験対象: 無、非存在。
OUTCOME: The leftover staple successfully straightened out by Alex Thorley, in place of nothing, another instance of SCP-9733-D came into existence.
結果: 残ったホッチキス針はアレックス・ソーリーによって成功裏に引き抜かれ、無の代わりに別のSCP-9733-D実例が存在するようになった。
TESTED OBJECT: Two SCP-9733-D, existent.
実験対象: 2つのSCP-9733-D、存在。
OUTCOME: Objects successfully stapled together and ceased to exist.
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。
TESTED OBJECT: Two SCP-9733-D, nonexistent.
実験対象: 2つのSCP-9733-D、非存在。
OUTCOME: A single piece of pink glitter fell onto Alex Thorley's desk, prompting them to audibly gasp. They stared at it for a short while, then left the room.
結果: ピンク色のグリッター1粒がアレックス・ソーリーのデスクに落下し、ソーリーが思わず息を呑んだのが聞き取れた。ソーリーはしばらくグリッターを見つめ、それから部屋を出た。
It is currently unknown if the glittery and appealing nature of SCP-9733-D contributed to the course of events described above. Due to concerns over Alex Thorley's mental health, this hypothetical will not be investigated.
SCP-9733-Dの光輝的かつ魅力的な性質が、上記事象の経緯に起因したのかは現状不明です。アレックス・ソーリーの精神的健康に対する懸念から、この仮説が調査される予定はありません。
補遺9733/3 | ファイル写真
The current stapler of Alex Thorley. Photo courtesy of Alex Thorley. / 現在のアレックス・ソーリー所有のホッチキス。写真はアレックス・ソーリー提供。
Info
SCP-9733-D: Alex Thorley Figures Out Staplers / アレックス・ソーリーはホッチキスを理解する
by BlazingPie
せめてそれぐらいはあげてもいいだろう。
タイトル: SCP-9733-D - アレックス・ソーリーはホッチキスを理解する
翻訳責任者: walksoldi
翻訳年: 2025
著作権者: BlazingPie
原題: SCP-9733-D - Alex Thorley Figures Out Staplers
作成年: 2025
初訳時参照リビジョン: 8
元記事リンク: SCP-9733-D
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解体前のSCP-9733-D。写真はアレックス・ソーリー提供。
特別収容プロトコル: 非現実部門の要請により、解体部門はSCP-9733-Dの解体を事後承認しました。SCP-9733-Dの残骸は処分されました。
いかなる理由であっても、アレックス・ソーリーが新規にホッチキスを購入することは認められません。ソーリーには標準の財団支給品であるホッチキスが提供されています。
説明: SCP-9733-Dは、アレックス・ソーリーが購入し、その後解体されるまで当人が所有していた半透明のホッチキスでした。SCP-9733-Dの針で留められた物体は存在を停止し、この効果は存在しなくなった物体からホッチキス針を取り除くことで解除できました。SCP-9733-Dの正確な性質やさらなる詳細は、アレックス・ソーリーのみが把握していたものと思われます。
補遺9733/1 | インタビューログ
以下のインタビューは、アレックス・ソーリーによってSCP-9733-Dの解体が報告された後に、非現実部門主任のジョン・ドゥが実施しました。
[ログ開始]
ジョン・ドゥ: なぜSCP-9733-Dを購入した?
アレックス・ソーリー: ホッチキスが必要だったので、店で見かけました。
ジョン・ドゥ: それだけか? 何か深い意味はないのか? 隠された動機でもあるんじゃないのか?
アレックス・ソーリーが顔をしかめ、明らかに不快な様子を見せる。
アレックス・ソーリー: はい?
ジョン・ドゥ: 質問に答えてほしい。
アレックス・ソーリーが普段よりも数秒長く沈黙する。
アレックス・ソーリー: その…… 見た目が良かったから、とか? 分かりません。
[ログ終了]
アレックス・ソーリーは、本インタビュー中に述べたいかなる事柄についても詳述することを一貫して拒否しています。
補遺9733/2 | 実験ログ
以下の実験ログは、アレックス・ソーリーの私室から回収された監視カメラ映像をもとに編纂されました。
実験対象: 2枚の紙、存在。
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。アレックス・ソーリーは一瞬困惑した表情を見せたが、のちにデスクの上に残ったホッチキス針に気付いた。
実験対象: 2枚の紙、非存在。
結果: 残ったホッチキス針はアレックス・ソーリーによって成功裏に引き抜かれ、2枚の紙は再び存在するようになった。紙にはホッチキスで留めた際のものと一致する穴が開いていた。
実験対象: 室内の空気、存在。
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。アレックス・ソーリーは必死に呼吸を行おうとし、直ちに次のテストに移行した。
実験対象: 室内の空気、非存在。
結果: 残ったホッチキス針はアレックス・ソーリーによって成功裏に引き抜かれ、空気は再び存在するようになった。空気にはホッチキスで留めた際のものと一致する穴が開いていた。非現実部門の命令により、追加の空調ユニットがアレックス・ソーリーの私室に接続された。
実験対象: 無、存在。
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。
実験対象: 無、非存在。
結果: 残ったホッチキス針はアレックス・ソーリーによって成功裏に引き抜かれ、無の代わりに別のSCP-9733-D実例が存在するようになった。
実験対象: 2つのSCP-9733-D、存在。
結果: 対象は成功裏に針で留められ、存在を停止した。
実験対象: 2つのSCP-9733-D、非存在。
結果: ピンク色のグリッター1粒がアレックス・ソーリーのデスクに落下し、ソーリーが思わず息を呑んだのが聞き取れた。ソーリーはしばらくグリッターを見つめ、それから部屋を出た。
SCP-9733-Dの光輝的かつ魅力的な性質が、上記事象の経緯に起因したのかは現状不明です。アレックス・ソーリーの精神的健康に対する懸念から、この仮説が調査される予定はありません。
補遺9733/3 | ファイル写真
現在のアレックス・ソーリー所有のホッチキス。写真はアレックス・ソーリー提供。
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