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SCP-1205 - 壁の花/Wallflower
アイテム番号: SCP-1205
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1205 should be kept in a windowless containment cell with low light, facing a surveillance camera.
特別収容プロトコル: SCP-1205は微光の無風収容室に保管され、カメラで監視されます。
Air quality tests should be performed on a monthly basis, and the atmosphere adjusted to prevent mold formation.
気質テストを毎月行い、気質を調整しカビの発生を防止してください。
Personnel monitoring the live surveillance will be alerted by an alarm, in the event of any change in the object's size or shape; observation of the live video feed itself is discouraged, until more information on Incident 1205-G███ is available.
オブジェクトのサイズや形状に何らかの変化が見られた場合、カメラの監視担当者にアラームが通知されます。インシデント1205-G███の更なる詳細が判明するまで、ライブ映像の閲覧は推奨されていません。
Description: SCP-1205 appears to be a patch of decaying, floral-print wallpaper, still attached to a cut-away segment of wall.
説明: SCP-1205は劣化した花柄の壁紙で、パッチとして切り抜かれ壁に貼り付けられています。
The paper appears to be aged and flaking, and seems as vulnerable to burning (both with fire and various chemicals) and cutting as comparable vinyl-free wallpapers.
古く、剥がれた箇所も存在し、火及び化学薬品による燃焼と、ビニル壁紙と同じく切断に対して脆弱であると思われます。
Subjects instructed to intentionally damage the item reported hearing a sustained shriek, as if from a far distance, reminiscent of the ascending pitch of tea kettle's whistle.
意図的にSCP-1205を傷つけた被験者は、だんだん早くなるティーポッドの笛吹きの音を思わせる金切り声が遠くから聞こえ続けると報告しました。
Within twenty-four hours, any portions of paper destroyed will re-appear on the wall in their former location and in identical condition. Fragments removed by cutting or tearing inevitably crumble into a fine dust within minutes, reappearing after the same twenty-four hour period.
破損した部分は24時間以内に元の状態に戻り、切り取られたり引き裂かれた紙片は必ず数分以内に細かい塵に崩れ、同じく24時間で再生します。
The item has also been observed to change shape and size at irregular intervals. These changes have never added or subtracted more than six square centimeters from the object's approximate surface area.
また、SCP-1205は不規則な間隔で形状と大きさを変化させます。この変化で元の面積から6平方メートル以上増減することはありません。
Under experiment conditions, interaction with the object has not been observed to produce any psychological, physical or other damages, short or long-term. However, controversy surrounding Incident 1205-G███ suggests that further testing for perception-altering influences is necessary.
実験では期間の長さを問わずSCP-1205の異常性による精神や肉体へのまたはその他のダメージは観察されていません。しかしながら、インシデント1205-G███によりオブジェクトの理解のため更なる実験が不可欠となりました。
Incident Report 1205-G███ is required reading for all personnel assigned to SCP-1205.
SCP-1205を担当するすべての職員はインシデント1205-G███の報告書を必ず読まねばなりません。
Note: The following file contains excerpts from Dr. E███ G███'s personal notes and logs. All references to Foundation staff and family members have been censored. Descriptions of events by Dr. G███ which have since been disputed by eyewitnesses are annotated accordingly.
付記: 以下の報告書はE███ G███博士の個人的なメモとログからの抜粋です。同僚や家族についての記述はすべて検閲されています。G███博士の行動について目撃者たちにより注釈されています。
Addendum 7/██/██: While performing air-quality tests in the containment cell, a junior researcher claimed to witness the following—
補遺██/07/██: 収容室で気質テストを行なっていた際、次席研究員が以下の目撃を主張しました。
"I'd just finished up… and I know it isn't a known issue, but I felt weird turning my back on it. So I backed out of the room, keeping an eye on it— and then I saw it move. It was like a little seam appeared in one corner, and a little scrap of it quivered, like someone was trying to tear it off. It pulled free and fluttered to the ground, but I must have blinked. When I looked again, it was gone."
「気質テストを終えた時……そういう異常性があるとは判明していないことは分かっています。でもあれに背を向けるのに嫌な予感がしたんです。なのであれから目を離さずに部屋を出たら、動くのが見えたんですよ。小さな切れ目が隅っこにできて、まるで誰かが引きちぎろうとしたみたいに微かに震えたんです。地面から引き解いて羽ばたいたみたいに見えたんですが、瞬きをしてしまって。もう一度見た時には切れ端は消えていました」
Addendum 2: An anonymous Foundation researcher notes that he/she has read both the incident report and Dr. G███’s original documents several times, and thoroughly. It is his/her opinion that sections of writing have since disappeared from the handwritten originals. This claim is disputed by other researchers.
補遺2: 財団のある研究者が、彼/彼女が事件報告書とG███博士のオリジナルのログの両方を何回か入念に読んだことに言及しました。オリジナルの手記から一部のテキストが消えたというのが彼/彼女の意見です。この主張は他の研究者たちにより議論されています。
青字は訳せなかった部分です。
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- portal:3282741 (15 Sep 2022 17:38)
>ライブ映像を見ることは推奨されていません。
見るではなく閲覧のほうがいいかもしれません
>SCP-1205は劣化している花柄の壁紙で、
劣化した としたほうがいいかもしれません
>この変化で元の面積から6平方メートル以上増えるもしくは減ることはありません。
増える、もしくは としたほうがいいかもしれません
>報告書を必ず読まねばなりません。
すこし表現をかえたほうがいいかもしれません
>見受けられたことを証拠立てています。
…
…はいらないかもしれません
>補遺2
:のあとは半角スペース
ありがとうございます。各所対応しました。
翻訳お疲れ様です。査読中です。査読完了しました。
取捨選択をお願いします。
翻訳お疲れ様です。
訳抜け。██/7/██現在のSCP-1205。
windlessでなくwindowlessです。無窓。
air quality、日本語で一番近そうな表現は「空気質」になるのかなと思います。
cut-awayの解釈が違う気がします。segment of wallに掛かる形容詞なので、「切り抜かれている」のは壁そのものかと思います。自信薄。
訳案:SCP-1205は劣化した花柄の壁紙片で、切り抜かれた壁の断片に今なお接着しています。
vinyl-freeはビニールの無い、ので現状意味が逆です。「ビニルフリー壁紙」辺りの表現が無難かなと思います。
・被験者としているので、instructed to:「~するよう指示された」も訳する方が自然かと思います。
・ascending、ヤカンの沸いた時の音と考えると「早くなる」ではなく「高くなる」が適当かと思います。
・tea kettleはティーケトルで十分かと思います。少なくともポットに濁音は付かない(pot)ので、その部分の修正は必要です。
・reminiscent of…以降もas ifの中に掛かっていると見る方が文法的に自然に思います。
訳案:故意にSCP-1205を傷つけるよう指示された被験者は、まるで徐々に高くなっていくティーケトルの笛の音が遠くから聞こえているかのような、長時間聞こえ続ける金切り声を報告しました。
six square centimeters 。平方センチメートルです。
訳の統一をしてほしいです。
・be disputedのニュアンスが見えません。
訳案:G███博士による出来事の記述のうち、目撃者らによって異議が唱えられているものについては都度注釈がなされています。
・either that or,まではジョークですが、i haven't caught…でオチは分かってないと言っているように思います。
・all oddsに立ち向かった結果新たなassignment
訳案:失敗は取り戻せると信じる者もいる。あるいは、オチはまだ分かってないが。新たな職、困難に立ち向かった結果だ。
\
・この進行形、alwaysなんかと一緒に使う時の非難のニュアンスが含意されているように思いました。
案:Dクラスの一人が初めからくしゃみばかりしてかゆそうにしていた。どうやら
・ここのsomeは「どこかの」ぐらいの意味かなと思います。
・覆っていた、とする方が日本語として自然に感じます。
・clinically:臨床的を客観的とするのはちょっと分からなかったです。
・to be sure/間違いなく は原文に合わせて後ろに付け加える形の方がそれらしいと思います。
Severalの訳が落ちているために、このノートの残りが全て実験手順の説明とさえ読めます。数ページ。
安全のために、心理学的に自己診断している。
・which did take placeが訳抜け。
・in factは位置的に、精神診断/心理相談が「実際に」行われた、と、そういう強調をしているものかと思います。
日本語の用例が極めて少ない表現でした。単に憂鬱とする方が無難かと思います。
問題無いかなと思いました。
訳抜け。そうしなければ壊れてしまうかのように。など。
Dクラスすら実験に来なかったことを凍結された、と決めつけてるところですね。「そうに違いない」みたいな部分は先に欲しいです。
案:そうに違いない。誰も姿を見せなかったのだから。誰も理由を説明しないのだから。
・わざわざrecallを使っているので、「見ていない」よりは「思い出せない」にした方が良いかと思います。
・イメージとして、一軒家に住んでいるというよりは、複数人の住む寮のようなイメージに見えます。
難しいですね…。自信薄いですが、doctorは医者ではなく博士で、博士に求められるlevel-headednessが無理やり要求されていた、みたいな文なのかなあと思います。
案:財団によって雇用される以前および最中において、博士としての冷静さを強いられた多数の例が浮き彫りになりました。
"a little scrap of it"部分が訳抜け…ですが目くじら立てるほどでもないかも。
pull は第二文型の形で「物が引っ張られてCになる」の用法があります。
「元々壁にくっついてた壁紙が、引っ張られて剥がれて(=free)、地面にひらひらと落ちた」みたいなニュアンスだと思います。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。