SCP-CN-2920 - 怪谈之湖

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2920.jpg

撮影されたSCP-CN-2920の景観

特別収容プロトコル: SCP-CN-2920の進入口は封鎖して隔離施設を建立し、施設を拡張する場合は最低五名以上のセキュリティ職員がパトロールを実施せねばなりません。ひとたびSCP-CN-2920内の実体が活性化状態に入ったのが観察されれば、10分以内に武装職員を配置し、オブジェクト内部の実体が逃走及び攻撃行為の可能性を示した場合は鎮圧し、状況が制御不能に陥った場合は致死性の武器を使用しての終了が許可されます。

動部隊-戊卯-20(“天涯旅人”) が広域に派遣され、オブジェクトの調査及びGOI-CN-3001“風露旅社”のドキュメント回収任務を遂行します。ドキュメントはサイト-CN-10のデータベースに集約され、調査研究に用いられます。

説明: SCP-CN-2920は中華人民共和国██省██市南東郊外区域に位置する異常なエリアです。当該エリアは湖水地域の景観を示し、約██平方キロメートルの面積を占めます。オブジェクトは一種の反ミーム性質を有し、生命体はオブジェクトの所在地を関知できず、SCP-CN-2920がその位置を他者に指し示されるか、関連する文字描写を閲読した場合にのみ対象はその存在を知覚可能であり、この効果はSCP-1422及びSCP-1812に類似します。オブジェクト範囲内には多数の人工建築物と人間活動の痕跡が存在します。現在までにフィールドエージェントにより確認された人工建築施設は以下の通りです。

  • 湖畔に位置するログハウス
  • 湖畔に位置する調理器具一式及び固形燃料ひと箱
  • 森林の端に停車した旅行観光車両
  • ログハウスの傍に位置する展望塔
  • 湖中心に停泊した観覧船
  • 多数の猟銃が積み上げられた小型倉庫
  • [編集済み]


オブジェクトの主な性質は、エリア範囲内でランダムに出現する異常生物実体(SCP-CN-2920-A~Dにナンバリング)として発現します。研究により、SCP-CN-2920-A~Dの出現方法及び行動は多くの都市伝説または怪談物語内の存在と高度な関連性の存在が証明されています。例として“ネス湖の怪獣”“モスマン”“ビッグフット”等の都市伝説存在に加え、SCP-1000SCP-2901SCP-3934及びSCP-[編集済み]と非常に類似する実体が複数回目撃されていますが、それら現象の出現する原因は判明していません。SCP-CN-2920-A~Dの行動とその都市伝説中の描写は多くの点で高度に一致し、一部の実体は能動的に攻撃を行い収容違反する可能性があるため、現在は鎮圧措置がとられています。

機動部隊-戊卯-20(“天涯旅人”) の調査により、SCP-CN-2920はGOI-CN-3001“風露旅社”が開設した観光スポットの一つであることが確認されています。オブジェクト内部から回収されたドキュメントは、エリア内の人工施設はいずれも旅社の営業所により建設され旅行観光活動に用いられたことを証明しており、当該組織の活動に対して現在調査が行われています。










タグ案: euclid mc&d scp site-cn-10 cn 場所 地質 プロメテウス 反ミーム 風露旅社
元記事: SCP-CN-2920 - 怪谈之湖(怪談の湖)
著者: haplocalyx haplocalyx
翻訳: fish_paste_slicefish_paste_slice
画像出典:


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  1. portal:3247157 (09 Jun 2018 00:35)
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