懐中銃教会/Witchman/Z.O.C.に関する整理と妄想
  • 以下の文章は、主にwobe氏とstengan774氏の記事をもとに仮定を重ね、想像し、飛躍させたものです。特に後半へ行くに従い眉唾になります。
  • 《帝国》に関して知識不足なので《帝国》に深く触れるのは避けています。
  • 考えながら書き進めたので話が前後したり矛盾があるかもしれません。

懐中銃思想の変遷について

初期懐中銃思想

ここでは、懐中銃教会の創始(1892年4月14日)まもなくにおける懐中銃思想を「初期懐中銃思想」とする。後述「現代懐中銃思想」への思想の変化がどの時点で起こったかについては資料の少なさから判然としないものの、「二度の世界大戦」あるいはRed Bis(『Z.O.C.』が作られた1980年代、またはジョン・W・ビクスビーが死亡した1991年)がなんらかの契機となった可能性がある。

初期懐中銃思想についての言及は少ないが、考え得る特徴は以下:

  • ジョン・ウィルクス・ブース、リンカーン、懐中銃といった要素の重視
  • 救済を求めるよりは、象徴としての懐中銃を追うことで自身の生まれた目的を知るのが動機
  • 「奇跡」「英雄」に対する素朴な期待・希望
  • 「不老の牧師」(“魔法使いの男(Witchman)”か?)に伴い巡礼を行っていた

現代懐中銃思想

ここでは、既存記事の舞台となっている現代における懐中銃思想を「現代懐中銃思想」とする。特に、Red Bis『Z.O.C.』と深く関連するようになって以降(即ち、少なくとも1980年代以降)の懐中銃思想に言及する。

現代懐中銃思想の特徴は以下:

  • 様々な銃器、標的への関心と、多様に枝分かれした教義
  • 救済を求めつつ、単純な「救いの神」を信じられない
  • 弾丸が標的に辿り着かないことへの疑念、恐怖、あるいは確信
  • “魔法使いの男(Witchman)”に直接出会うことは少ない
  • 『Z.O.C.』に依存(?)している
  • 弾丸が冷え固まった先に予見される《帝国》の成立を忌避している?

“魔法使いの男(Witchman)”とは?

概要

自らの「弟子」を探して旅を続ける存在。「男」とあるが少なくとも純粋なヒトの男性ではなく、外見を変化させたりチョウの群れになったりする。恐らく不老不死(あるいは生命ですらない)。連続性のある意思・人格を持っているかも分からないが、この文章では彼の連続性を前提としている。

能力

何でも出来る力を持っているが、それを自分で使うことが出来ない。夢を持つ者を「弟子」にすることで、「弟子」に夢を叶える力を与える。悩めるアーティストに「遺作」を、ミュージシャンに「テーマソング」を、少女に《帝国》を与えた。

考察

力を自身の為に使えないのは自分の夢を持たないから、と言われる。しかし、「弟子」の願いを叶える際に「願いの『取り合い』」になりおぞましいものを生み出したりもしているので、彼が「弟子」の願いを叶える過程で間接的に得たいものがあると思われる。

彼はしばしば「(永遠に)孤独」「弱者の気持ちが分からない」などと形容される。既知の全ての「弟子」が最後には彼と訣別していることを踏まえれば自然な形容に思えるが、コレは初期懐中銃教会において「十三の会派を率いて巡礼した」という「不老の牧師」のイメージ像からはズレるようにも思える。懐中銃思想が変遷したように“魔法使いの男(Witchman)”の思想もかつてと現代で変化したのか、あるいは二面性の表れなのかもしれない(あるいは、2者の変化には因果があるのかも?)。

(旧SCP-090-JPなどを参考)

「Z.O.C.」とは?

Zone Of Controlの略。日本語に訳すと「支配領域」「統括領域」「影響範囲」などか。当然「誰によって支配されているのか?」という疑問が生じるが、楽曲『Z.O.C.』を作ったRed Bisメンバーは“魔法使いの男(Witchman)”の「弟子」であったことから、「支配」の主体も“魔法使いの男”だろう(「不老の牧師」ではなく「孤独な魔法使い」としての)。

Z.O.C.は主に以下の状況で見られる。

  • 誰かが“魔法使いの男(Witchman)”の話題を出す際
  • 懐中銃教会の思想が否定される際(旧507-JP)
  • 懐中銃教徒が象徴として再生する際

上2つのパターンでは脈絡無く超常的にZ.O.C.という単語又は楽曲が介入しているように見える場合が多く、魔法使いの男の意志が明確に見られるように思える。3つ目のパターンは単に懐中銃教徒がシンボルまたはアピールとして楽曲を用いており、必ずしも魔法使いの男による強制力とは思えない(勿論、Z.O.C.の再生が逆説的に魔法使いの男の支配を示唆することは考えられる)。

魔法使いの男(Witchman)/Z.O.C./懐中銃教会

旧507-JPでは、Z.O.C.と共に以下のように語られた:

堕落した教会は偽りの聖戦の歓喜に湧き立つ。

まことの物事は既に無く、全ての頭上ににせ王国が君臨する。王は外法の神を掌握し、外法は王の手の内より離れることはない。その足は真なる地に触れず、その眼は真なる天を仰がない。

これは懐中銃教会と、《帝国》による財団と地球の支配を否定しているように読み取れる。しかし《帝国》の成立は“魔法使いの男”の力によるものであるから、Z.O.C.(即ち現代の“魔法使いの男”)による《帝国》の否定は「現代と《帝国》の“魔法使いの男”の思想は異なる」ということを示唆する。

また、《帝国》において“魔法使いの男”は執政官としての安寧を手にしており「孤独」とは言えず、これは初期懐中銃教会の「不老の牧師」を連想させる。

つまり“魔法使いの男”には《帝国》及び懐中銃教会を創始して暫くの「弟子を善く導き助ける」側面と、現代の「孤独に弟子を探し、見つけてもすぐに破滅させ孤独になる存在」としての側面があり、後者は前者を求めつつも「偽物」として否定している、ということになる。2側面の差異自体は“魔法使いの男”が出会った弟子の側の資質(弟子の夢が“魔法使いの男”と共に歩むに足るものか)によるものと考えられそうだ。

孤独な魔法使いの男は、なぜ懐中銃教会及び《帝国》を否定するのか?

現代の“魔法使いの男”は、かつて懐中銃教会の良き弟子達と巡礼の旅をしながらも弟子達を救えず、破綻させた経験を持っている。現代の“魔法使いの男”が懐中銃教会と疎遠になっていることと合わせると、彼にとって現代懐中銃教会は「自身の失敗の延長」として忌むべき存在であるのかもしれない。また、彼が《帝国》での安寧を予見しているとすれば、その先の破綻までも見通した上で《帝国》を「にせ王国」とするのは理解できる。

結局、Z.O.C.とは(Z.O.C.もまた、二面性を持つ)

Z.O.C.を作ったジョンは“魔法使いの男”と出会って夢を叶えるも、“魔法使いの男”と共に歩めず逃げ出した存在である。故に、Z.O.C.は「弟子に恵まれない孤独な“魔法使いの男”」が元弟子やその被造物に遺した「影響範囲」を示すキーワードとなった。しかし同時に、711-JPでジョンが語ったZ.O.C.の希望的で幻想的なテーマもまた、Z.O.C.の一側面だろう。これは、前述したZ.O.C.が用いられる3パターンの3つ目、「懐中銃教徒が信仰の象徴として用いる」Z.O.C.における側面ではないか。

Z.O.C.はその背景にジョンの挫折と“魔法使いの男”の孤独を含みながらも、楽曲それ自体としては「世界を変える信仰」を歌っている。故にZ.O.C.が懐中銃教会を否定したとしても、懐中銃教徒はZ.O.C.を流し続けるのだろう。


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