yzkrt-92--69d3
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アイテム番号: SCP-3991-JP

オブジェクトクラス: Euclid Pending

特別収容プロトコル: 該当地域は財団の監視下に置かれ、町への出入りは財団の常駐エージェントによりすべて監視されます。財団の情報操作により、SCP-3991-JPに関連する情報はWeb、文献上から削除されます。また、町自体に対しての情報も操作され、一般人のSCP-3991-JP及び町への関心が可能な限り希薄になるよう調整されます。

説明: SCP-3991-JPは新潟県██市██村に流布している”多指に関する信仰”です。多指信仰とは名の通り、多指をより尊いものとして考える信仰であり、██村の多指信仰には以下のような特徴がみられます。

  • 1の数が多いほど幸福であるとする。
  • 指の数の増加は先天的なものがより尊いとされ、後天的な物はあまり重視されない。
  • 指を増加させる方法として外科的手段は用いられない。
  • 多指であることによる"幸福"がどれほどかという程度は人によって異なる──多指であることが人生の成功に不可欠であるという強い思想から、多指が運気の上昇につながるといったおまじない程度の考えを持つものまで様々である。
  • 多指信仰の程度は様々だが、村人の殆どが多指を信仰している。

SCP-3991-JPの起源ははっきりしていません。SCP-3991-JPやそれに関する風習は村外へほとんど流出しておらず、また、多指信仰について記述した文献がほとんど残されていないことが原因です。

SCP-3991-JPは異常発見部門職員のフィールドワークにより発見されました。当初は部門内のみでの共有情報でしたが、後に信仰内容の特異性が認められ、更なる調査のため、宗教に関して広汎な知識を有する一般部門の職員が追加投入されています。

音声記録3991-JP: 以下は当時の財団により記録された音声記録群です。

音声記録3991-JP-1

インタビュアー: エージェント・山根

所属: 異常発見部門

対象: 原田美代子


[記録開始]

エージェント・山根: このあたりで見られる多指に対する信仰について調査をしておりまして。お時間よろしいですか?

原田美代子: 学者さんですか? そういった話には詳しくないんですけども。

エージェント・山根: そういった一般の方からお話を聞いておりまして。

原田美代子: はぁ。まぁ、私の話でよければ。

エージェント・山根: ありがとうございます。ではまず、多指信仰に対する認識をお伺いしたいんですが、よろしいですか?

原田美代子: うーん…… 認識と言われると難しいですけども、まぁ、指が多い方が幸福だよね。ぐらいの感覚ですね。耳たぶが大きいとお金持ちになるとか、生命線が長いと長生きするとか、そんな感じですかね。

エージェント・山根: どうしてそういった認識があるか、ご存じですか?

原田美代子: どうして、って言われましても。おじいちゃんやおばあちゃんからそう教わったとしか……

エージェント・山根: なるほど、ありがとうございます。離れた地域では多指信仰はありませんが、それはご存じですか?

原田美代子: はい。そうみたいですね。

エージェント・山根: それについてどうお考えですか?

原田美代子: どう、というのも難しい話ですけど。地域性みたいなものかなと。都会は知りませんが、よその場所ならよその場所で似たようなものはあるんじゃないでしょうか

エージェント・山根: 確かに、フィールドワークをしているとその地域独自の言い伝えがあったりしますね。

原田美代子: ウチのものもそうだと思います。

エージェント・山根: 原田さんは多指のために何かされていることはありますか?

原田美代子: 私自身は何もしてないですね。小さい頃はおまじないみたいなものをした記憶もありますが、最近は特に……最近の若い人はそんなものじゃないですかね。母はあの食べ物は指に良い、悪いみたいな話は良くしてますけど。

[記録終了]

このほか、いくつかのインタビューから██村で流行している多指についての信仰や、おまじないの内容についての情報を得ることができました。以下はその内容です。

  • 指の間を引っ張るなどして、多指のツボを刺激する。
  • 多指に効くと言われる薬草を煎じて飲む。
  • 健康な身体や運動が多指につながるとする考え方。
  • ピアノなどの指の運動が盛んな習い事の流行。
  • 婚約時や結婚時に加え、妊娠が判明した際に実際には身に付けない指輪を送る風習がある。
  • 妊婦が木の枝を指の間に挟み、子供の多指を願う風習がある。
  • 約束の際に行われる「ゆびきり」をしない/させない。

音声記録3991-JP-5

インタビュアー: エージェント・山根

所属: 異常発見部門

対象: 本間ユミ


[記録開始]

エージェント・山根: では、こちらの地域に根付く多指信仰についてお伺いします。

本間ユミ: [笑いながら] 年寄りが答えられるんなら何でも。

エージェント・山根: では、なぜこちらの地域では多指を幸福なものとして考えているのでしょうか。

本間ユミ: 何故って言われると難しいけど、そりゃ、無いよりは余分な方がいいじゃないの。お金でもなんでも。

エージェント・山根: 沢山持っていれば幸せ、ということですか?

本間ユミ: まぁそうね。ホラ、おれなんか歯がほとんどなくて困ってんだから [口を開いて笑う]

エージェント・山根: 例えば、指以外の部分が多い場合にはどうなのでしょうか。腕が三本あるとか、そういった場合にも同様ですか?

本間ユミ: それは…… [考え込む] また違う気もするけどね。腕が3本あったら邪魔そうな気がするね。目立つし。

エージェント・山根: では、腕以外の、目や耳などの他の部分でも同様ですか?

本間ユミ: うーん。 [考え込む] それは気持ち悪いね。

エージェント・山根: 他の部位と指の違いは何だと思われますか?

本間ユミ: なんだろうね……指が多いと幸せって教わってきたから、そういうのについては考えたことがないね。指だから、以外にないんじゃないの。

エージェント・山根: なるほど。ありがとうございます。ちなみに、本間さんはどなたか多指の方をご存じですか?

本間ユミ: 見たことないね。爺様婆様の代まで思い出してもいなかった気がするねぇ。

[記録終了]

インタビューに並行し、██村の医療情報や出産記録の調査が行われました。結果、遡ることができた1923年から、多指などの形成異常の報告は見られませんでした。

これらのインタビューより、██村の公民館に多指信仰に関する資料があることが判明しました。以下は公民館の管理者である中野内重治氏に行ったインタビューです。

音声記録3991-JP-7

インタビュアー: エージェント・山根

所属: 一般部門

対象: 中野内重治

付記: 中野内重治氏は██村の公民館の管理を任されている人物です。


[記録開始]

エージェント・飯原: では、この村の多指信仰についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

中野内重治: どうぞどうぞ。最近はこういう話を学んでくれる人もめっきり減って、寂しいばかりですわ。

エージェント・飯原: ではまず、多指信仰の起こりについてお話を伺ってもよろしいでしょうか?

中野内重治: はい。昔、江戸時代の頃らしいのですがね。このあたりに多指の子供が生まれたという伝説があります。その多指の子供は不思議な力を持っていたそうで、村に恵みをもたらしたのだとか。

エージェント・飯原: なるほど。具体的にはどのような?

中野内重治: 村が日照りだった時期に、たくさんの雨を降らせたとか、その子が指を振るとたくさんの食物が実ったとか、そういう話があるそうです。

エージェント・飯原: なるほど、村に豊かさをもたらした。という感じでしょうか。

中野内重治: そうですね。災いを避けたというよりは、良いことをもたらした、という話が多いようです。

エージェント・飯原: 指が多い、という点から、何となく豊穣だとか、そういう印象があるのでしょうかね。

中野内重治: 私はそういった民話の研究をしているわけではありませんが……そうですね。指の多さ、というのは漠然とした、豊かである、満足よりさらに沢山である、というイメージなのかもしれませんね。

エージェント・飯原: 他にも残されている話などはありませんか?

中野内重治: 沢山ありますが……もしよろしければ資料がありますから、見ていかれますか?

エージェント・飯原: よろしいのですか?

中野内重治: ええ。資料や文献の管理は私に一任されていますし、原本を持ち出さなければ写真などもいいですよ。むしろ、研究していただいて新しいことが知れるのならありがたいです。

エージェント・飯原: ではお願いします。

中野内重治: 実は特に珍しいものもありましてね。そちらもお見せしますよ。

エージェント・飯原: なんでしょう?

中野内重治: その多指の子供のミイラですよ。本物かどうかわかりませんがね。

[記録終了]


付記: エージェント・飯原により、実際に公民館の地下倉庫にミイラが保管されていることが確認されました。このミイラはSCP-3991-JP-Aに指定されます。エージェント・飯原が持ち帰った画像による解析では、SCP-3991-JP-Aの指の本数は2本であり、それ以外の指は後に接合されたものであることがわかりました。

補遺: これらの調査を受け、異常発見部門、一般部門の職員からそれぞれオブジェクトについての提言が行われました。以下はその内容です。

異常発見部門の提言

提言者: 弘崎孝弘

要旨: SCP-3991-JP-Aには現実改変の恐れがあり、迅速なSCP-3991-JP-Aの収容とSCP-3991-JPに対する介入が求められる。


異常発見部門では、信仰に対する調査及び、その伝承についての更なる検証を行いました。その結果、中野内氏から聞き取りを行った内容は不十分なことが分かっています。

実際の伝承はこうです。村に多指の子供が生まれた。それがSCP-3991-JP-Aです。SCP-3991-JP-Aは忌み子として育てられた。ある時、村に干害が起きた。困った村人は、そのSCP-3991-JP-Aの指を切り落とし、神様への供え物とした。当時村では、神への捧げものとして身体の一部を切り落とすという行為があったそうです。SCP-3991-JP-Aは指が多いということで対象に選ばれたのでしょう。すると、すぐに雨が降り、村は救われた。SCP-3991-JP-Aは神の生まれ変わりということで崇められたようです。

その後、同様に村を苦難が襲った際に、SCP-3991-JP-Aは神へ祈りを捧げさせられた。しかし、今度は事態は改善しなかった。困った村人たちが再びSCP-3991-JP-Aの指を落とすと、瞬く間に問題は解決した。そうして村は問題が起こるたびに、SCP-3991-JP-Aに指を切り落としていった。これが実際の伝承の内容です。中野内氏はあくまで公民館の職員であり、歴史や民俗学の知識がなかったために、口伝で話を聞くことが主で文献に直接あたることはなかったのでしょう。

さて、これらの文献から読み取れた内容を同時期の文献で調べてみたところ、それを裏付ける内容が得られました。██村から食料を分けてもらい飢えを凌いだ近隣の村や、██村を訪れた修行僧の手記など複数の文献から同様の内容が確認されたため、いずれも強い確度をもって実際にあった出来事だと言えそうです。その数は数十にも及びました。

自身の身体を捧げて異常性を発現させる例にはSCP-3197など複数の前例があり、SCP-3991-JP-Aもその例と言えそうです。今回の場合は、「多指の人物が指を切り落とす」という儀式が異常性の発生手段だと考えられるでしょう。「指を切り落とす」という行為のみでは、一般的に異常性を発現させるトリガーとしては弱いですが、多指の人物という特殊な条件を加えることによって、当該地域で異常性を発現させる可能性があると考えています。

多指信仰は明らかにこれら伝承に基づいており、再び異常性発現のトリガーとなる恐れがあります。そのため、異常発見部門ではSCP-3991-JP-Aの収容及び、SCP-3991-JPに対する信仰への介入を提言します。

一般部門の提言

提言者: 猪崎末彦

要旨: SCP-3991-JPは異常とは認められず、Explainedに再分類されるべきである。


一般部門では、SCP-3991-JPの信仰内容を異常とは認めていません。そのため、収容に値しないものだと考えています。

例えば、現在進行されているキリスト教、仏教、イスラム教、その他様々な宗教が新古問わずありますが、これらは異常と言えるのでしょうか?先ほど挙げた宗教は、いずれも異常性が成立に寄与しています。わかりやすい例で言えばキリスト教の奇蹟。そのいくつかは実際に発生したことが認められており、聖遺物にも異常性が認められているものが複数あります。

では、異常性から発生した宗教は、異常な宗教なのでしょうか?いえ、そうではありませんし、実際に財団は収容を行っていません。もちろん、収容を行うことによる混乱を抑制することが難しいというのも理由の一つですが、そもそも、財団はキリスト教を異常な宗教とは見なしていないのです。

異常性によって信仰を獲得した宗教であっても、大多数の人間がその異常性を認知しておらず、活動内容が異常性に関連するものでなければ集団が異常だとまでは言えない。異常発見部門では今回の██村の例はそれにあたると考えています。村では多指を信仰していますが、それは異常性を発現させることを目的としていない。異常性のトリガーである指の切断は既に伝承から消失しており、偶然に発生条件を満たす可能性も限りなく低いでしょう。

また、SCP-3991-JP-A発見時に現場で行った簡易検査の記録がありますが、いずれも異常なしでした。もちろん、本格的な検査や方法を変えた検査であれば、何か異常性が発見する可能性もありますが、現状はかなり低いと言っていいでしょう。

当時異常性があったとしても、現在その異常性は無いか限りなく弱い。また、その異常性を発生させることのできる人物や条件も整っていない。これらのことを鑑みれば、SCP-3991-JPは異常だとは言えず、財団が収容する対象には当たらないでしょう。一般部門では、SCP-3991-JPを異常とは認めず、Explainedに再分類することを提言します。

最後にですが、先ほど述べられた伝承の内容について補足しておきます。先ほど数十の伝承が残されているとおっしゃっていましたが、そのうち他の文献と整合性が取れたものは三分の一程度です。それらについては実際にあった出来事だと言えますが、残りのものに関しては、尾ひれがついたものか、後世の創作とみるのが正しいでしょう。23の伝承のうち、裏付けが取れたものは僅か8話でした。

SCP-3991-JP-Aに残されていた指の数は2本でした。恐らくですが、SCP-3991-JP-Aが多指だったというのは、指を切り落とす言い訳に過ぎなかったのではないでしょうか。

推測ですが、「多指の人物の指を切り落とす」ことが異常性のトリガーなのではなく、「SCP-3991-JP-Aの指を切り落とす」ことのみが異常性のトリガーなのではないかと考えられます。

補遺: 追加インタビュー

音声記録3991-JP-9

インタビュアー: 猪崎博士

所属: 一般部門

対象: 重茂大次郎

付記: 重茂大次郎氏は██村の前々期村長を務めていた人物です。


[記録開始]

重茂大次郎: 村の資料を持っていかれたと聞きましてね。

猪崎博士: 失礼なことをしました。しかし、恐らく事情を知っているであろうあなたにお話をお聞かせいただけないかと。

重茂大次郎: いえ、申し訳思わなくてよろしい。詳しい人が来ればバレることは避けられないでしょうからね。本当に嫌なら資料もアレも捨てていればよかったんだ。

猪崎博士: そうされなかったのは何か理由が?

重茂大次郎: 特に理由はないですよ。強いて言うなら、自分の代で何か決断するようなことをしたくなかったというのが大きいかな。先送りです。

猪崎博士: 今の村長さんはこのことをご存じで?

重茂大次郎: いいえ。伝えませんでした。捨てず、かといって伝えもせず。それが私なりの折衷案ということですな。

[中略]

猪崎博士: 例えばですが、指が増えるのはいいことだとして、減るのはどう捉えられるんでしょう?

重茂大次郎: 減るというのは、どうして?

猪崎博士: そりゃ、事故ですとか……

重茂大次郎: [笑う] そりゃ良くないでしょうよ。あなた、指を失って喜びますか?

猪崎博士: そうではなくて。なんというか、ううん……

重茂大次郎: この村はですね、指を増やすことにしか興味がないんです。

猪崎博士: そうなんですか。ですがなぜ?

重茂大次郎: 逆に聞きますが、なぜ指を増やす?

猪崎博士: それは、昔祈りのために指を切り落としたものがいて……

重茂大次郎: 違うでしょう。確かに神に祈りをささげるために指を切り落としたものがいた。だとして、なんで我々が指を増やす必要があるんです。繋がってない。なぜ指を増やしたい?

猪崎博士: [沈黙]

重茂大次郎: 簡単だよ。足りないから増やしたいんだ。

重茂大次郎: いつからなのかは知りません。祈りを捧げてすぐか、アレが亡くなってすぐか、時系列的には指切り伝説よりは後のようです。いつからかそういう子供が生まれるようになった。だから、指を増やしたがったんです。これなら明快でしょう。足りないから増やすんだ。

猪崎博士: それはやはり、指切りの伝承と何か関係があるのでしょうか?

重茂大次郎: 理由なんていくらでも求められる。小さな村だから、血が濃くなったんだとか、昔のことだから母親の健康状態が悪かったんだとか。調べると女性とか、妊婦にまつわるまじないが多かったでしょう。あれは生まれてくる子供に指の欠損がないように願っているものが多いんですな。外科手術が好まれないのも恐らく同じ理由でしょう。新しくつけるということはどこからか貰ってくるということです。

猪崎博士: 私としては、欠指症の人物が多く生まれていたという点が非常に気になります。指の奇形は数千人に1人という、奇形の中ではそれなりに頻度の高いものですが、欠指は多指に比べて発生頻度が非常に低い。何か理由があるように思えます。それこそ、奇妙な伝承に関連性を求めてしまうほどに。

重茂大次郎: それは好きにしたらよろしい。とはいえ、昔のことを調べるには資料もあなたたちが見た物以外にはないでしょうが。

猪崎博士: それはそうでしょうね。実際、これまでの調査も一苦労でした。

重茂大次郎: [沈黙] ひとつ言うとしたら、アレにこだわらんことです。読んだでしょう。人の体を欲しがるという神様……と言っていいのか。とにかく、そういう存在がいたわけです。そっちも調べてみた方がいい。

[中略]

重茂大次郎: つまりですね、あの信仰には何の意味もないわけです。

猪崎博士: 意味がないというのはどういうことでしょうか。今も村の中に深く根付いている風習ではありますよね。

重茂大次郎: 元々、足りない指を増やすための風習だったわけでしょう。もう指が足りないということはないわけです。実用性としては、死んでいる。

猪崎博士: あのミイラについてはどう思われますか。

重茂大次郎: 本物かどうかも定かでない。仮にそうだとしても、もう指の欠けた子供は生まれてきていないわけですし、それほど力は強くないんでしょう。あなた方が持っていくのだとしても、未練はありません。むしろ持って行ってもらえる方がありがたいが。

猪崎博士: 検討させていただきたいと思います。最後にもう1つよろしいですか。

重茂大次郎: どうぞ。

猪崎博士: もし今、指の足りない子供が生まれてきたらどうしますか?

重茂大次郎: そりゃ悲しみますよ。逆に聞くが、あなたは喜ぶのか?

[記録終了]

補遺3: 回収されたSCP-3991-JP-Aを用いた複数の実験が行われました。以下にその結果を示します。

実験内容 結果
SCP-3991-JP-Aの非破壊検査 複製や接合などの形跡なし
カント計測器 異常なし
EVE放射値の計測 異常なし
SCP-3991-JP-Aの残指の切断実験 異常なし
██村内での多指症の財団職員の多指切断 異常なし
Dクラス職員の指の切断実験 異常なし

このほか、複数の実験が行われましたが、SCP-3991-JP、SCP-3991-JP-Aに関連する異常性の発生は認められませんでした。この結果を受け、オブジェクトクラスについて協議が行われています。


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