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見ていただきたい点
- オチはわかるか。
- わかったうえで、オチは面白さに寄与しているか。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Neutralized Uncontained
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは発見地点で保護されます。SCP-XXX-JPが外部から露見するのを防ぐため、付近は山管理所に偽装されます。
SCP-XXX-JP-Aは現在管理下に置かれていません。新たなSCP-XXX-JPが発見された場合は可能な限りの状況硬直処理が取られます。
説明: SCP-XXX-JPはニホンアマガエル(Dryophytes japonica)です。SCP-XXX-JPは生理的活動を含めた一切の活動を行わず、発見された新潟県加茂市の山中に座標に位置しています。外部からの力による移動は成功していません。SCP-XXX-JPはその特性にもかかわらず、生命活動を維持していることが確認されています。
以下はSCP-XXX-JPに対する実験のリストです。
実験内容 | 結果 |
---|---|
騒音による刺激 | 反応なし |
超音波による刺激 | 反応なし |
高温、低温による刺激 | 反応なし |
圧力による刺激 | 反応なし |
放射線の照射 | 反応なし |
電気ショックによる刺激 | 反応なし |
薬物の投与 | 反応なし |
地盤の破壊による落下 | 反応なし |
実験による一切の刺激に対してSCP-XXX-JPは反応を示しませんでした。
補遺: 2019/12/22、SCP-XXX-JPが突如として消失しました。監視カメラには一切の痕跡が残されておらず、現地の試験でも異常性の発現の痕跡は認められませんでした。
補遺2: 2020/02/03、新たなSCP-XXX-JPが発見され、SCP-XXX-JP-1に分類されました。SCP-XXX-JP-1に行われた試験結果はSCP-XXX-JPと同一でした。
補遺3: 2020/02/10、SCP-XXX-JP-1は異常性の状態から脱し、一般的な活動を再開しました。回収後の試験からはSCP-XXX-JP-1に異常性は認められませんでした。
補遺4: 以下は財団の調査で発見された複数のSCP-XXX-JP個体の記録です。
個体 | 発見日時 | 異常性消失日時 | 結果 |
---|---|---|---|
SCP-XXX-JP-2 | 2020/03/11 | 2020/03/16 | 消失 |
SCP-XXX-JP-3 | 2020/08/08 | 2020/08/10 | 活動再開 |
SCP-XXX-JP-4 | 2021/04/17 | 2021/04/22 | 消失 |
SCP-XXX-JP-5 | 2021/05/20 | 2021/05/25 | 活動再開 |
SCP-XXX-JP-6 | 2021/06/30 | 2021/08/02 | 活動再開 |
上記の発見、消失の周期から財団が認知していないSCP-XXX-JPが存在すると考えられます。
補遺5: 財団は実験の結果から、SCP-XXX-JPの異常性の主体はニホンアマガエル群ではなくニホンアマガエル群を捕食している別の個体であると仮定を行いました。仮定されたオブジェクトはSCP-XXX-JP-Aにナンバリングされました。
付与予定タグ: scp-jp esoteric-class ヘビ 捕食 未収容
- portal:3205804 ( 02 Jun 2018 12:45 )

記事から出した結論としては、「睨んだ蛙を身動きできなく(物理)する蛇」というものですが、あっていますでしょうか?でもこれですと、なぜ突然消えるのかの説明はつきませんね…
現状NVとさせていただきます。
以下は文章の批評です。
・プロトコルに代謝の情報は不要かと。財団が何もしなくていいという意味でしたら、飼育活動などの表現が適切だと思われます。
・SCP-XXX-JP-2が出現しないことには引っ掛かりを感じます。また、それぞれの出現位置の情報もあると読みやすくなります。
拝読しました。前の方の批評と重なる部分もありますがご容赦ください。
オチについては、財団職員には認識出来ていないヘビが、カエルを捕食するために睨んで物理的に拘束していると考えましたが、合っているでしょうか?
仮にこの考えが正しいとして、なぜカエルの拘束から捕食までの期間が約1ヶ月空いているのか、いまいち理解できませんでした。
また、ヘビは冬眠するイメージがあるので、SCP-XXX-JP-6 の事例のような真冬の時期に活動するのか疑問に思いました。
現状ではNVとさせていただきます。
お二方にまとめて返信させていただきます。
「蛇ににらまれたカエル」、という諺はその名の通り、「蛇に睨まれた蛙は恐ろしさから動けなくなる」と解釈されていますが、実際にはこの記事のようにお互いがお互いをけん制している状況です。つまり、別にとらえているわけではありません。「なぜカエルの拘束から捕食までの期間が約1ヶ月空いているのか」という疑問に対しては、「捕えているわけではなく、1か月○○使ってお互いがけん制しあっている状況」というわけです。
これに関しては本当にその通りでした。単純にミスなので後々修正します。
なるほど、そういうことでしたか
うーん、NVかDVですね
現在のこの記事からその結論を出そうとすると、
・蛇が、財団が検知できないよう蛙を捕食できる
・蛇が毎回1ヶ月間睨み合うという生態である
などの仮定を重ねる必要があると思います
説明されてない部分も多く、情報が足りないと感じました
また、その記事の内容を前提にするなら、あまり浸透しているとは言えない概念ですので、報告書内にリンクなどが必要かと
よく見る「実は別世界の何かが本体だった」オチの域を出ていないと思います。「蛇に睨まれたカエル」の言葉遊びだとしてもストレートすぎると思いますし、お互いを牽制し合っているという生態のユニークさのようなテーマに寄せるなら、もう1,2プッシュ、カエルかヘビの生態に絡める要素が欲しいです。
Gokipoさん、ありがとうございます。
「できるだけ短いUncontaiedが書きたい!」という気持ちで書きだした記事なのですが、あまり試みとしてうまくいっていないようなので追記してみます。
Imerimoさん
仮定というよりはそれが異常性の本質なので基本的には読み取ってほしい部分ですね。