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マークソン博士は薄暗い自室のオフィスでキーボードを打ち込んでいた。時刻は午前3時、すでにオフィスの他の席には誰もいない、4杯目のコーヒーだけを友に膨大な作業を続けていた。

「──」

パソコンの電子音がメールの着信を知らせた。一旦、作業を止めてメールの送信主を確認する。ジョシュア・アイザック。先日財団に入ったばかりの新人だ。メールの件名には何も書かれていない。そもそも、こんな夜にまで及ぶような仕事を
任せたわけではなかったのだが。

マークソン博士は外部からの偽装ファイルの可能性を考慮し、メールを検査にかけた。10秒、20秒──財団の防御システムが出した答えは異常なし。つまりこれはジョシュア・アイザックが出したメールで間違いないということだ。

ビジネスマナーがなっていないことにマークソン博士はため息をついた。仮にもこんな業務につくはずの新人がこんな初歩的なことから間違えるはずがないのだが。ともあれ、こんな時間に送ってくるメールだ。当人にとっては火急の用であるはずだ。マークソン博士はメールに添付されているファイルを開いた。

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: オブジェクトは収容されていません。相対した職員は身の安全の確保に努めてください。

説明: オブジェクトは現実改変能力を有した人型実体です。対象は30代前後のコーカソイド系男性であり、概して人間のようにふるまいます。

「は。」

マークソン博士は思わず溜息をついた。アイテム番号すら振られていない報告書。なんなのかこれは。

『これは何だ?起きているなら返信をしろ。』

マークソン博士は手短にキーボードを打ち込んだ。まったく、とんでもない新人を人事部は採用したものだ。時間がないから夜遅くまで残業をしているというのに、数分を無駄にしてしまった。気分を引き戻そうとコーヒーを一口飲む。

「──」

メールの着信音だ。件名は、また無い。いやに早い返信だ。冗談でしたとでも釈明するつもりなのだろうか。

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