おねえちゃん

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8181の低脅威度収容ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JPの閲覧はSCL3以上の職員の認可を得る必要があり、また閲覧前には抗精神エージェントの接種を必要とします。閲覧を許可される職員は男性のみです。

高島悦子、及び高島みのりについての詳細な情報は附属文書"XXX-JP 高島家について"を閲覧してください。上記の文書は当ファイルのアクセス権限がある職員であれば無制限に閲覧することが可能です。

説明: SCP-XXX-JPは新潟県津南町の民家から発見されたVHSです。SCP-XXX-JPのラベルにはマジックで「見てください。」と表記されており、発見時は黒いビニールテープで巻かれたプラスチック製のVHSケースに収められていました。

SCP-XXX-JPの主な異常性は、幼い実子1を持つ女性が内容を視聴した際に発生します。

動画の内容を閲覧した対象は不妊症状、及び流産を引き起こします。これらの症状は生理学的な現象に基づかず、一般的な診療では原因不明なものとして扱われます。不妊症状はおそらく内容を閲覧した時点から、流産は閲覧から7日以内に発生するものと考えられます。ただし、これらの数字は推測であることに注意してください。実験は人道的な観点からほとんど行われておらず、残されているデータは偶発的に発生した事案と、異常性確認のために行われた数件の実験に基づくもののみです。

また、主要でない異常性として可逆的な不安障害を発症します。この異常性は上記の物とは異なり、閲覧した人物すべてに発症します。一般的な薬剤治療は不安障害の治療に効果を示しませんが、記憶処理によって容易に除去が可能です。

SCP-XXX-JPはエージェント・木原によって発見されました。エージェント・木原はのちに示す高島悦子の実兄であり、死亡した高島悦子の遺品の整理中にSCP-XXX-JPを発見しました。当初SCP-XXX-JPは不安障害を引き起こすVHSとして財団に持ち込まれていました。

高島悦子とその娘、高島みのりのついて: 両者は現在死亡しています。死亡当時、高島悦子は29歳、高島みのりは6歳でした。高島みのりは死亡する半年前に、流産によって子供を失っており、流産後に当時の結婚相手であった高島健介と別居を始めています。

記録XXX-JP-3

インタビュー対象: 花沢幸恵

付記: 花沢幸恵は高島悦子と親交の深かった住民の一人である。インタビューは親族であるエージェント・木原によって行われた。都合上、木原の発言はカットされている。


[引用開始]

あら?孝宏2君じゃない?久しぶりねぇ。わかるわよ。お盆とか、お正月には律義に悦子ちゃんのところに顔だしてたじゃない。

今回のことは大変だったわねぇ。大変なのはわかってたんだけど、ほら、あの子他の人につらそうなところを見せようとしないじゃない?気にはなっていたんだけど、本人が踏み込んで欲しくなさそうだから、ちょっとね。お姉さんから連絡貰ったりしてなかった?そう、貰わなかったのね。あなたは辛い時自分の中で抱え込んじゃ駄目よ。

そういえばみのりちゃんがいたでしょう?あの子とは別に会う機会があったりしなかった?そう。いや、あの子のことでちょっと気になることがあってね。

みのりちゃんが悦子ちゃんと一緒にいるときね。あの子すごく心配そうな顔をするのよ。ううん、悦子ちゃんを怖がってたわけじゃないわ。虐待とかそういうのがあったとは聞かないし、なんというかね、お母さんを心配するような顔をしてたのよ。やっぱり小さいながらにお母さんが無理をしてるのとかも感じてたんでしょうね。自分だってお父さんがいなくなって不安だったはずなのに強い子よ。

無理してるっていうのはどうしたって誰かにバレるものだからね。いい?あなたも辛いことがあったら誰かに相談するのよ?

VHSの内容: VHSの内容はいくつかの動画のつなぎ合わせによって構成されており、一般的に"ホームビデオ"と呼ばれるような形態をとっています。撮影はおおよそ死亡の3ヶ月から始まっており、死亡の当日まで続いています。

動画には主に高島悦子と高島みのりが録画されています。撮影は高島悦子によって行われており、半分のシーンでは彼女は声のみでビデオに出演しています。高島悦子が映し出されるシーンでは、撮影のためにカメラが机などに固定されているようです。

以下はその映像の内容で、異常性に関わっている可能性が高いものの抜粋です。

映像記録XXX-JP-4

00:12:24 [高島みのりが公園で遊んでいる。高島悦子は撮影のためにカメラを持っていると考えられる。]

高島悦子: おー、ジャングルジム凄いね。よくできました。

高島みのり: すごいでしょ。もう高いところへっちゃらだもん。

高島悦子: そうだね。あれ?靴紐がほどけちゃってるよ。お母さんが結んであげよっか。

高島みのり: ううん。自分でできるよ。自分で結ぶ。

高島悦子: もうちょうちょ結びできるの?すごいねーお手本だねー

高島みのり: [沈黙したまま俯く]

高島悦子: みのり?

高島みのり: ううん。なんでもないよ。

映像記録XXX-7

00:23:25 [高島悦子と高島みのりがキッチンで料理をしている。カメラは撮影のため付近の机に固定されていると思われる。]

高島みのり: お母さん。次何すればいい?

高島悦子: 野菜洗ってくれてありがとうね。そうだね、じゃあ、次はこのニンジンを剥いてもらおうかな。できる?

高島みのり: できるよ。

高島悦子: すごいねー。流石お姉ちゃんだね。

高島みのり: [沈黙したまま俯く]

高島悦子: どうしたの? しっかりしないと。お姉ちゃんなんだから。

高島みのり: お母さん、もうやめようよ。

高島悦子: どうして?まだお料理の途中だよ?

高島みのり: そうじゃなくて。

高島悦子: うるさい!黙りなさい!もうお姉ちゃんでしょ!

高島みのり: [沈黙]

高島悦子: ほら、ピーラーあげるから、ニンジン剥いててね。わかった?

高島みのり: はい。

映像記録XXX-18

1:00:46 [薄暗いリビングに高島悦子と高島みのりが映されている。カメラは撮影のため付近の机に固定されていると思われる。高島悦子は高島みのりの髪を切り続けている。これは髪形を整えるためではないように思われる。]

高島みのり: お母さん、まだ?

高島悦子: ごめんねぇ。もうちょっとかかるかも。

高島みのり: どのぐらい?

高島悦子: お母さんにはちょっとわからないかなぁ。

高島みのり: そっか。

[数十秒の沈黙が流れる。高島悦子は高島みのりの髪を切り続けている。]

高島悦子: 我慢できてえらいね。

高島みのり: うん。

高島悦子: 流石お姉ちゃんだね。

高島みのり: [沈黙したまま俯く]

高島悦子: ううん、お姉ちゃんになるんだもんね。

高島みのり: ねぇ。

高島悦子: なに?

高島みのり: ママ。

高島悦子: あら。

[映像が不明な理由によって終了する。]

上記の映像記録はVHSに残されている最後の記録です。この映像が撮影された翌日、高島悦子と高島みのりは死亡した状態で発見されました。

高島みのりの遺体には素手による絞殺痕と包丁による刺殺痕が残されていました。このうち、絞殺痕には高島悦子の皮膚が残されており、また刺殺に用いられた包丁には高島みのり自身の指紋が残されていました。高島みのりの死因は窒息死です。

高島悦子の死体には素手による絞殺痕が残されていました。しかしながら、この握力は一般的な人間の物を上回っており、推定で150Kgに達します。また、絞殺痕には高島みのりの皮膚が残されていました。高島悦子の死因は窒息死です。

なお、このビデオテープを作成した人物は現在発見されていません。財団はこの人物が異常性に深くかかわるとして調査を続けています。


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