緩衝材、Bond、或いは鎹。

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「ああ、捜しましたよ。こんな所にいたんですか。」

自分が呼ばれたのだと判って女は振り返った。金髪、腰まであるほどの長いツインテール、そしてメイド服。本来ならば白色の研究棟には似合わないはずのその姿だが、周囲の人物は誰もそれを気にとめていなかったし、実際不自然なほど周囲の風景に調和していた。

「あれ、原井さんどうかしましたか?」
「いえ、少し野暮用がありまして。昨日の件なんですがね……」

そう言いながら原井作業員はポケットに入っていたメモを取り出した。口調こそ堅いものの、顔は笑っている。原井を知っている人物ならば大した要件で無いことは容易に予想が付く。

「ああ、それでしたら──」

女が簡単な説明をしてやる。実際にすぐ済む用事だ。原井が礼を言いながらメモをポケットにしまい、何かを続けようとしたが女の顔を見て少し顔を曇らせた。

「あれ、顔色が悪いですよ。大丈夫ですか?」
「え、顔色ですか?」
「はい。いつもに増して白いですよ。」

女はなんとなく自分の頬に手を当てた。別に、いつもと違いがあるわけではない。体に違和感はないし、朝鏡を見たときだって普段と変わらなかったはずだ。

「先日頭痛が酷いって言ってましたし、調子が悪いんじゃないですか?」
「頭痛……?」

そんな話をしたことがあっただろうか、記憶が無い。問いただしてみようとした瞬間、女の頭に鋭い痛みが走った。

「痛っ……」

目も開けられない程の痛みに思わず後ろに倒れ込んでしまう。

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