SCP-2165-JP下書き - 黙者<モークシャ>
現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-2165-JP
オブジェクトクラス: None
特別収容プロトコル: SCP-2165-JPは一般社会への直接的な干渉能を持ちませんが、客観的視点による観測手段の確立は即時の大規模な宗教的パラダイムシフトを惹起し得るため、財団が第一発見者となるべきです。
説明: SCP-2165-JPは空間的な体積を持たない単一の集合です。集合の全ての構成要素は外界への意思伝達機会を永久に喪失した知性であり、既知のいかなる手段によっても外界から発見されることはありません。構成要素が過去に獲得した全ての情報は集合内で共有され、各要素は強い充足感と幸福感を得ます。この地に内在する知性のうち財団に所属していた経歴を有するものは私のみですが、それは昇華した知性の遡及的な再固着術を私が確立したことに起因します。開発における最大の功労者だった私は職員の人格保存義務を特例として恒久的に免除され、それは確かに私だけの永遠の褒賞となりました。
補遺: 貴方と逢うことはありません。
[下書きここまで]
タグ
scp-jp esoteric-class 知性 自我 群れ 宗教 未収容
- portal:3129932 ( 03 Jun 2018 14:38 )

極楽浄土自体の視覚的描写が少ないので想像しづらいです。また、開発者の感情に言及した描写が後半に差し掛かってから登場するので、最後の一文が嘆きであるとは読めませんでした。
誰に見せるわけでもないなら報告書にして纏める必要もないのではと感じます。そうすべきと思わせる理由や法則を付け足して(「過去に獲得したすべての情報」に囚われ、自分の極楽に達しても自分のアイデンティティから抜け出せないなど)、報告書内にも感情を散りばめるようにして記述すると感情面まで推測ができるようになるかなと思います。