黎明に轟くラウドシャウト
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前回: STAGE.0 オーバードライブは未明に歪む



バルセロナの住宅屋根は凸凹だ。居住する人々の姿形、とりわけ種族差に伴う身長の高低は、建設される家屋や公共施設の並びが千差万別なものとなる主要な原因であった。しかし、それらは混在していた。それぞれの種族が共に同じ空間で生きることを良しとしたからだ。それはスペインを遠く離れ、そしてこの度、ある目的のため家族を伴って久しぶりに故郷の地を踏んだ女性にとっても、当てはまることだった。

「不思議な感覚です。私がここに生きていた時は、街はもっとずっと平らだったんですよ」
「アマハルさんがここに帰ってきたの、15年ぶりくらいなのだな?これだけ社会が変われば、無理もないのだ」

つるりとした滑らかな焦茶色の毛皮に身を包む、身長70cmくらいの小ぶりな女性は、自身の2倍以上の身の丈と、自身より幾分ふさふさとした尻尾を持つ夫と共に、朧げに照る夜半の月をホテルの窓から眺めている。大家族で泊まれる広々としたファミリールームの奥では、ひとつのツインベッドの上で3人の養子が身体を伸ばしてすやすやと寝息を立てていた。大雑把に一人はヒト、一人はネコ、そしてもう一人はカッパであった。

「子供たちにとっては初めての私の国ですね。貴方にとっても、ですっけ」
「実は、そうなのだ。不思議と、日本とよく似た街並みのように思えるのだ」
「そうでしょうね。AFCの数で言えば、世界でも日本とこの国が頭抜けて多いでしょうから」

福路アマハルと夫の弐条は、それぞれカワウソとイヌの要素を持つ互いの身体を改めて寄せ合った。日本ではしょっちゅうのことだが、妻の出身地であるスペインにやってきてからは初めての行いであった。

「…仕事は、大丈夫なのだな?君がまたスペインに戻らなくちゃいけないって聞いてから、正直けっこう心配してるのだ」
「ええ、順調に用意はできていますよ。兄から要請があったときは自分でも悩みましたけど、この仕事はやっぱり私にしかできないと思い直して」
「念の為、俺の職場の知り合いにも何人か声はかけてあるのだ。ちょっと賑やかな…うーん、だいぶ煩い人かもしれないけど。この舞台で君を守るには、ピッタリなはずなのだ」
「ありがとう。スペインだけでなく日本からも支援があるの、とっても助かります。これは間違いなく国際的なイベントですから」

灯りのともる夜の市街地を見下ろしながら、遠くに響くコオロギの音を聞く。日本ではありふれていて、スペインでもたまには聴こえるBGMだ。この街では、もうすぐ音楽の祭典が開かれる。その前の静けさが、かえって期待感を引き立てるかのようであった。

「ヒューマン・ビーイン ‘31、イン・バルセロナ!…だったっけ?」
「そう。今を生きるすべての人たちのために。世界中からいろいろなバンドが来てくれるんですよ」
「そして君はその開会式に立つのだな。素晴らしいのだ」
「ただの象徴としてだけど、今でもこの国の人々は私のことをとても大切にしてくれています。私は彼らの期待に応えないといけない」
「そう、気負うことはないのだ。何事もリラックスしてやるのが一番なのだ」
「ええ、きっとそうね」

少しだけナーバスに見えたつぶらな瞳が、ふっと和らいだ。マズルの上に乗った眼鏡を通して、弐条は愛しい妻の目をしっかりと捉える。

「君の仕事がうまく行きますように。アマハルさん」
「ありがとうございます。でも、今だけは、違う名前で呼んでほしいかな。この場所とこの仕事にふさわしい、昔の名前で」
「確かに。じゃあ、そうするのだ」

「頑張るのだよ、アマリア・アヒージョ・リュドリガ!」

 
 
 

[スペイン方面、エル・プラット行き、20時40分に開通いたします]
「さて、いよいよだな」

イギリス・ヒースロー国際次元路発着場。2030年台に入り、ようやく満を持して開通した、英西を直通で結ぶ次元路線。それを通行すべく、波打つ四角い水色の壁面を前に立ち並ぶのは、英国発ロックバンド「インバース・ゼノ」の4人のメンバーだ。彼らが自分の体重を預けているスーツケースは、国外旅行にしては随分とスリムなものである。

「今じゃ、イギリスからスペインまでたったの10秒で着くって言うぜ。これなら本番前日入りでも余裕があるな」
「科学の力も捨てたもんじゃないっすねえ」
「ま、俺らの仕事は魔術で音楽やることだからな。利用できるもんはなんだって利用させてもらうぜ」
『テメエら、自身満々だな?』

心待ちにした本番の地への出発に沸き立つ3人を後ろから一瞥するのは、このバンドのリーダーにして「千の口を持つ男」、ボーカリストのエドワード・スティードマンである。

『…俺もだぜ』

すぐにこう続けた彼に、メンバーはスピーディーな口笛で応える。

「エドは、バルセロナは3年ぶりか?」
『おう。初めて独りでフルバンドやった時な』
「負けてらんねえって思いで、今じゃ俺らもみんな独りバンド行けるようになったからな」
『オーケー、お前らはきっちりやったよな。それでこそマジのナラカってやつだ』

彼らが軽口を叩き合う間にも、絶えず波動し続ける次元路壁面の上には目まぐるしく変わり続ける表示がされている。ロパトリアなる西AFC縫製企業の広告が終わり、次に映ったのは目的地バルセロナの天気図(しばらくは快晴が続く、屋根のないステージには非常にありがたいことだ)。その次にはプロメテウス・コンストラクションが手がける新たな宅地造成計画のロードマップを描くムービーが挿入された。

「このライブは地球中あちこちからバンドがやってくるってことっすよね」
「ああ、世界中の人間に俺たちがトップだってことを知らしめてやるいい機会だぜ」
「燃えてくるねえ」
『よっしゃ』

インバース・ゼノはイギリス最強のロックバンドを名乗っており、オーディエンスたちの評価を客観的に見ても、その大言は概ね偽ではなかった。ネオ-サーキシズムの肉操作魔術は数百人規模のフィルハーモニーをたった4人(もしくはそれより更に少ない人数)で巧みに奏でることで知られており、それをベースとしたボルテージの上昇とステージの制圧を率先的に行うのが彼らの持ち味だった。

《…前にスペインへ行った時に俺の偽物やってた、どっかの誰かさんには感謝しねえとな。独りでライブやれるだけの可能性を拓けたのはあいつがいたからだ》

3年前のバルセロナで飛び入りライブを繰り広げた時のエドが偽物であったことは本人だけの秘密であった。当時の本人を明確に上回る演奏を偽物が披露したことを知り、エドはそれを上回ることを当座の目標として操血術ヘモマンシーの腕を磨いた。そして今、彼は既に通過点を超えており、他のメンバーもエドの背中に追いつき追い抜くべく切磋を続けているのである。

[あと1分で、次元路がヒースローからエル・プラットへ開口いたします。通行される方々は、壁面から十分な距離をとってお待ちください]

イギリス最強のロックバンドは、はたして世界でも最強なのか?ヒューマン・ビーイン・コンサートにおける人間性を賛美する名目はよそに、エドたちの興味と注意は他の参加者に自らの優位性を示すことに向いていた。広告が消え去り、遥か遠くの目的地との接続確立と安全確認のため、より一層激しく流動する次元路の壁。そこに視線を戻したエドは、ふと奇妙なものに目が向いた。

《?》

一瞬、ほんの1秒にも満たない刻だったが、彼は確かにそれを見た。次元の壁を隔てた先に、一人の男の顔が自分と正対していたのを。白と黒の二色に分かれた長髪と、紅蓮のアイメイクとを。今の自分とそっくり同じ顔があったのを。その顔は不敵に笑っていた。自分を、壁の向こうへと誘うかのように。3年前の偽の自分が、再びその奥にあらわることを示すかのように。

「行くぞエド」
『ん…』

リードギターのグレンズは、エドのほうを見ずに次元の壁へ向けて歩き出していた。開通までまだ数秒あるが、フライングは彼にとっては普段通りの行動だ。エドがグレンズの移動する後頭部から奥の壁へと視線を戻したところ、次元の壁は流動を止め、中央から差し始めた白い光が瞬く間に拡大していくのが見えた。そこには既に例の顔はなかった。

[エル・プラット次元路発着場への接続が完了しました。皆様、お気をつけてお通りくださいませ]
『よし…行くか』

エドは小さな黒いスーツケースを後ろ手に引いて歩き出し、ほんの数歩でイギリスからスペインへと入国した。


『ほー、成程』

2031年7月11日未明、エスタディオ・カンプ・ノウの特設ステージ内では、夜通し続くリハーサルが行われていた。コンサートの最中に朝日の昇る演出が必要だとかで、本番のステージ開始も未明なのだという。なので参加者らは前日夜からリハに入り、当日日中はキャンプで寝て夜中にステージに戻ってくることになる。インバース・ゼノの出番は最後から3番目なので、エドはとりあえず自分達の番が来るまでは他の演奏者の様子を客席から眺めて待つことを選んでいた。

"災害に追われた人々へのエールとして。“何故人は太陽を求めるのか”、カバーで贈ります"
"地獄との交流樹立30周年を祝おうじゃあないか"
"グリーン・フォグの浄化を掲げてこの曲に命をかける。何故って?アゲインスト・ウィードだからさ"
"Oi! Oi! Oi! Oi!"

世界から集ったバンドたちの多くは自身の故郷のさまざまなトピックスを歌に載せて送ろうとしていたが、エドにしてみれば耳障りのよい凡百なメッセージしかない、興味を引かないものだった。音楽に芯がない。サハギンの魚人集団らがオイオイ叫んでいったのを見送ったあたりから、エドは既に半分寝た状態でぼんやりとしていた。

「次、インバース・ゼノの皆様」
『はいよ』

会場スタッフである老齢の男性の声によるアナウンスで呼び出されたエドは、眠い目を擦りながらのそのそと舞台袖へ向かい、気つけに自分の赤黒い翼で顔をはたいてから他のメンバーと合流した。彼らのステージは登壇してからその場で肉を展開して構築するため、事前の準備はいらないのだ。

「どうだった、エド」
『一通り聞いたけどここまでは何も面白いことねえな。これなら俺らが一番だぜ』
「ならいいや、一気に行こうぜ」
『おう』

ステージの真上に、少しだけ満ち足りない月が浮かぶ。悪くない環境だ。本番の時には最高のコンディションが揃うだろう。カンプ・ノウの中心は、赤と黒の肉楽器と反響膜、そして無数の発声器官によって滞りなく覆われた。準備完了だ。

『ディストーション、フルアップ!血染めのステージを見せてやるぜ』

エドは圧倒的な広さを持つ観客席を見渡す。全開放すれば10万人以上を収容可能な巨大スタジアムは、しかしリハーサル中にはほとんど観客はおらず、会場スタッフの老夫婦の他には、エドと同様に他人のパフォーマンスを聴きに来た他のグループのメンバーがまばらに見えるだけだった。無理もない、夜中に来るのは本番だけで十分だと考える連中の方が多いに決まっている。

『本番は、流石にオーディエンスの口の数のほうが俺より多いかねぇ』

スタンドマイクに寄るエドは、歌い出しの前に頭をかきながらそう思った。目に写る範囲の観客は妙に目立つ容姿のものが多い。特にステージ真正面の3人。左から順にタッパのでかいスラヴ系の女、金髪モヒカンにグラサンの男、そしてベージュのボブカットの女。3人とも、明確に自分達の演奏を目当てにここにいるようだ。

『あいつらか…あれはまだ舞台に上がってなかったはずだ』

エドの後に残る、最後から2番目のプログラム、最後の単独グループ。つまりは、インバース・ゼノを差し置いてヒューマン・ビーイン・コンサートの実質的ヘッドライナーを任されている連中。それが奴らだ。最強のロックバンドを自負するエドからすれば、これだけで既に彼らをいけ好かない十分な理由になる。

"お手並み拝見といこうか…"

何となく、そんな声が聞こえた気がした。観客とは距離が遠すぎるから、本当に言われたわけではないのだろう。だがエドにとってはどっちにせよ、その声に全力で応えてやるつもりだ。

『おうよ。世界一になる演奏、聴かせてやるぜ。覚悟しな』


[サークルのトップである終わK四幹部の一人・Balalaika嬢がステージに立ち、歌う。彼女の声には色が付き、聴衆はその詩のとおりに高揚した感情を覚え、一部は操られるかのように踊る。それらは強い満足を覚える。エドは共感しない]



[デルガドの采配の下、コンサートのクライマックスに据えられるのはロック界ツートップによる神事奉納のラップバトル…のリハーサル。夜中に始まったそれはエドとイニシャルO(Balalaikaの代弁者として働く)の反りが全然合わないせいで物別れ。あわや喧嘩になりかけたところで音楽砲(\デェェェェン/)が乱入してストップ。音楽部門、歌名優が顔を出す]


[ちょっと締まらないところのあった後でだが、エド達はコンサートの成功と自身らの演奏の極限を詰めることを黎明へ高らかに宣言する。イニシャルOはそれを挑戦状と受け取り、両者は対立姿勢で本番1日目の朝を迎える。ここまでのどこかでジェラルド・ホップワースを姿だけ出演させる]



[デルガド家の内情。主人サカリアスと妻アデラはいずれも老境だが、かつては楽団員として順風満帆な生活を送っていた。ショパンゴジラによるクラシック界の激動により楽器を手に取れなくなった彼らは、裏方に回ることで主流音楽の再興の時を狙っていたが、お構いなしで世相は超常音楽へと振り切れつつあった。養子(?)の甲虫少女(名前未定。クカラチャ)に語りかける夫妻は、一人息子のピオについても言及する]

 
 
 

[エピローグはBalalaikaが自分のキャンプで母とSNSで会話するシーン。彼女の家系は発語に超常能力が備わる異常性を持ち、彼女は自分の話し声が何より嫌いであった。歌っている間は喋らないで済む。それは彼女が終わKトップクラスのミュージシャンでありアイドル然とした姿の原動力の一つであった。博愛主義は自己嫌悪の裏返しである]



次回: STAGE.2 夏鳥思想はウッドストックフェスタの夢を見るか?



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タグ: tale jp 1998 サーキック ・・・

舞台は2031年4月のスペイン、2日連続で開催されるのは1960年代のアメリカ西海岸を発端として連綿と続けられるヒューマン・ビーインの野外コンサート。世界中から数多くのミュージシャンが集う一大イベントである。観客の一人として養子とともに訪れた福路弐条は、妻にしてスペイン国家の顔役であるアマリア・リュドリガがビーインの式典に参加し、人間とAFCら超常民族らが結束を再確認する場を設けるのを見届けるのが目的である。

このコンサートに出演するためにイギリスからやって来たのが、ネオ・サーキックのロックバンド。メンバーの中には歴史学者/サーカイト/大のロック好きとして知られるアデルバート・スティードマンの息子がいる。このバンドのトラックは肉体操作で作り出した「生演奏」を特徴とし、ネオ・サーキックの教義である「自身の欲望の追求と力の鍛錬」をテーマとしている。

このロックバンドは今回のコンサートではNo.2となる人気を誇る。ではヘッドライナーはというと、「この世界終わらせたくknight」のBalalaika(ロシア系の女性)が率いるデジタル・ロックのユニットである。こちらの楽曲テーマは明確な「世界平和」であり、一部は聴衆の連帯意識を直接操作する超常性を帯びた音声を用いている。完全な利他主義なので実のところスティードマンたちとは折り合いがあまり良くない。

コンサート前の最終日、トップバンド2チームが特設ステージで向かい合い即興のジャム演奏を繰り広げる今回のコンサートの目玉シーンの練習がある。しかしリハーサル段階では互いの思想が真反対なのもあって全然噛み合わず、物別れに終わってしまう。こんな状態でコンサートはちゃんと進むのか?彼らの出番は最終日、それまでに互いがわかり合うことはできるのだろうか。不安を残しリハーサルは終了する。

今回のコンサート会場を用意したスタッフの中には、厳しい顔をした高齢の夫婦と、その一人息子がいた。いずれもスペインのヒュマノである。その隣にはコオロギのように奇抜な出で立ちの少女がおり、スタッフ家族は彼女が「音楽の神格」であることを示唆する発言をする。このコンサートの目的の一つに、彼女に世界のミュージシャンを生で見せたいという思いがあるようだが・・・。


パイロットに使った飛ばし台詞

  • アナウンス: “ヒューマン・ビーイン ‘31、イン・バルセロナ!”
  • エド: “このライブホールで口聞いていい奴はただ一人!エドワード・スティードマン、この俺だ。口の数なら聴衆全員束になってかかってきても負けねえぜ”(0章でもう使った)
  • “インバース・ゼノはイギリス最強のロックバンド、ネオ-サーキシズムの肉操作魔術は数百人規模のフィルハーモニーをたった4人で巧みに奏でる!”
  • O: “ヘイヘーイ、ライブの天使と言えばこのお方、バラライカ嬢のお出ましだ!演奏聴いてるみんなも一緒に、さんハイ!『この世界、終わらせたくKnight』!!イェア!”
  • “ヒューマン・ビーインのヘッドライナー、May DAY snatchはロシア発祥のデジロックバンド、演奏しながら歌って踊る、掲げるはいつも『みんながハッピーなステージ』!”
  • “2日間のコンサートの最終ステージは、東西から集う最先端のミュージックバンド、二代巨頭のラップバトルだ!”
  • エド: “終わKだかなんだか知らんが、てめえらの演奏には芯がねえんだよ。聴く側のことしか考えてねえ。芸術の本分ってのを舐め腐ってる。俺はそんな奴と一緒には仕事したくねえんだ”
  • O: “いいだろうエド君!その言葉、ジコチューとタコチューでミュージックを競う宣戦布告と受け取った!本番が楽しみだねえ!”

人物名メモ

  • エドワード・スティードマン: 主人公 ボーカル
  • ジュピター・グレンズ: リード
  • ヘリング・ロー: ベース
  • バーツ・マッカーシー: ドラム
  • アデルバート・スティードマン: 主人公の父
  • Balalaika: 終わK側の主役 メインヒロイン 本来STAGE3では欠場予定だったけど出番作りたくなったな
  • イニシャル"O": Balalaikaが喋らないので代わりに意思疎通をする役 チャラ男
  • ニーナ・ボボ: Oの相方となる女性ヴォーカリスト ギャル系(ウラル方面にギャルっているの?)
  • サカリアス・ルカス・デルガド: コンサート開催者、会場の提供者
  • アデラ・マルティネス: デルガド氏の妻
  • ピオ・ルカス・マルティネス: 0章にいた 上記夫妻の息子である
  • クカラチャ(仮名): 最後に登場 ロパトリアに勤めていた伝承部族でない神格の子
  • アマリア・アヒージョ・リュドリガ: コンサート開催宣言者
  • 福路弐条: アマリアの夫 財団の日本支部とコネがある
  • 福路めぐみ: 上2人の養子 今回は端役
  • ベンジャミン・コンドラキ: 神学部門長 顔見せのみ
  • 歌名優(音楽部門関係者。設定あるのは日本支部メンバーのみ?): 隙あらばデェェェェン、らしい
  • Balalaikaの母親(名前は設定しない): 主要人物それぞれに親子間でのやり取りを設ける予定ができたため 最後に登場する

  • souyamisaki014氏が構想していた終わKの作風:

音楽性のルーツとしてはEDMやvaporwave。ざっくり陽キャ向けの平沢進とかのイメージじゃなかろうか。ヤバいTシャツ屋さん的なことをやっており、ためにならない悪ふざけやありきたりなラブアンドピースを歌いがちで、メッセージ込めるときはシンプルながらも実直なものになりがち。
知らんけど。


ヒラサワ的なvaporwaveとTシャツ屋さんとでは作風がまるで違うが
Balalaikaがヒラサワ枠で、イニシャル"O"がTシャツ屋系のイケイケナンバー担当なのだろうか?
となるともう1人Oの相方が居ないといけない、ギャル系の人を作るか→ネームはニーナボボとした、ありぼぼモチーフ
上3人が(少なくとも今回は)所属しているMay DAY snatchはロシア発祥のデジロックバンドとしてあるのだが、このままで設定OK?


1998年カノン採用記事です。作中年代は2031年、幕間扱いです。

この記事は、2021年3〜5月にmeshiochislashmeshiochislash様が企画した「プロット交換してtale書く会(プt書)」の参加作品です。
原案作成者はsouyamisaki014souyamisaki014様で、本文執筆を私O-92_MalletO-92_Malletが担当した共著となります。
本作は第1章であり、0〜4章の5編からなる長編の2作目です。
※どこから何の設定を借りてきたのかについてはハブ作成時のDiscussで全部まとめて書く。音楽部門周りは特に発案者ややこしいので注意


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