合作小品用の下書き

1998年カノンにおけるTtt社

「1998年」カノンではポーランドに出現した巨大な神格実体により正常と異常を隔てるヴェールが破れ去った後の世界が描かれます。従ってこのカノンでは、Ttt社は世界中に拡大する超常社会の中で公然と活動する多国籍企業の一つとして登場します。

この世界では、各国に神話として古来から伝わる超常的な種族は公的にその存在が認知されるようになっており、それらは「伝承部族」と総称されています。動物特徴保持者(AFC)をはじめとする他の超常種族と同様、伝承部族はヴェール崩壊後の社会において本来の人類と同等の権利と義務を少しずつ獲得してゆき、通常カノンでは想像し得ないほどのスピードで進歩していく世界の中で日々を過ごしています。そしてTtt社が多様な神格によって成り立つ企業体である関係上、社の従業員らも大半が伝承部族の括りに入れられることになります。

1998年カノンのTtt社は主力2産業の片側である翻訳産業の対象を複数の超常次元で用いられる言語にまで拡張しているほか、アパレルや仮想通貨産業など様々な傘下企業を擁する巨大な企業構造体に成長しています。また、かつて異常とされてきた現象がヴェール崩壊によって一般社会でも盛んに研究されるようになり、徐々に組み上げられていった超常科学体系に連なるニーズへの回答として、Ttt社は気象操作などの現象管理を取り扱う企業である「TTTALAhito」を新たに設立しており、就職先として日本有数の人気を誇るまでになっています。さらに、日本の皇居を訪問したり、スペイン政府の公社であるCESEXAD社を協賛していたりなど、多数の国家政府とも安定した友好な関係を築いていると言えます。

一方で超常社会の拡散は他の老舗ライバル企業の活動をも激化させ、一般社会からも多数の振興企業を出現させました。その影響を受け、Ttt社が本来有していたであろう唯一性はもはや絶対的なものではなくなっています。例えば社の主力2産業のもう片方である運送業界では、ヴェール崩壊以前から一定の勢力を有していたMC&D社などの超常企業を相手に苦戦を強いられています。またTtt社が原告となって争った“Thaumiel訴訟”では後年の超常法曹界を10年以上にわたって震撼させる激しい攻防を繰り広げるも、鉄壁を誇る財団の法務部門から勝訴をもぎ取ることは叶わずに終わりを迎えています。

社長のヘルメスと副社長のトートに関しては、パーソナリティは概ね通常カノンのそれと変化はありません。しかし、取り扱う業界が大衆化し、顧客が大手を振って日中の街並みを歩く世界において、Ttt社が採択する経営方針は多方面の社会構造に直接的な影響を及ぼし得ます。従って、そのトップを担う二人が企業家として(あるいは、個人として)下さねばならない決断は、通常カノンと比較して歴史上の重みを遥かに増したものともなり得るでしょう。

Ttt社の出る1998記事一覧

◆タグあり

  • SCP-2912-JP

ブロークン・ガンダムの頭部を現場に届けたのがヘルメス本人

  • 進望淵旅

トートにより2019CK後のエジプト神話勢力の再興が図られたが、結果として2025年のカイロ人間一掃事件が起こった

  • スペイン政府 次元穴探検公社を設立

Ttt社はCESEXAD社を協賛している
またアパレル企業のスペイン支部が独立の兆しを見せている

  • SCP-2811-JP

顧客の一人・ガネーシャが地下東京でトートを振り回す

  • ディア大学の新興宗教

Ttt社が財団法務部門を相手取って起こした“Thaumiel訴訟”に関する言及

◆タグなし

  • マンハッタン次元崩落 GOC介入目前か

アディタイト・ベクソン・第五世界に対応した翻訳機の広告

  • 大黒工業七名労災死亡事件 労基法違反等の書類送検で調整 厚労省

Ttt社が皇居を訪問している

  • 米議事堂に悪魔実体が出現か 背景には悪魔実体差別問題

Ttt社が仮想通貨事業に参入

  • 帝大生の就職先人気ランキングが発表 パラテク、正常性維持機関が人気

気象操作などを取り扱う「TTTALAhito」がランクインしている

  • 夜明けを見るための絶対条件

2025年のカイロ人間一掃事件の際にトートが地球外宗教の影響を受けたことが批判されている


被験者: 喚楽研究員
撮影された行動: 基礎開発サイト-8178の第1実験室内で、サイト内汎用備品の素材処理に使用するホウ酸の水溶液を調製している様子を正面から撮影。長白衣と白い紙マスクを着用。撮影時点の喚楽研究員は実験開始から10時間が経過している。
撮影結果: 燭台のみを光源とする薄暗い石造の室内が撮影されている。写真中央の喚楽研究員の姿勢は本来と同様であるが、着衣はビロードと見られる材質でできた紫紺色の長ローブと、左右から無色透明なガラス質の球体を吊り下げた黒の三角帽子に置換されている。机にはフラスコの代わりに黒色の金属で鋳られた鍋が置かれており、喚楽研究員はレードルを用いて鍋の中の緑と紫が混ざり合った蛍光色の液体を掬い取っている。喚楽研究員のマスクは消失しており、自動車事故で受傷した右頬部の深い裂創は認められない。
あの生活はそれなりに楽しかったよ。未練がある、ってわけじゃないんだけどね。 - 喚楽研究員

被験者: 喚楽研究員
撮影された行動: 基礎開発サイト-8178の第1休憩室の隅で無動無言となり伏臥位で倒れている。長白衣と白い紙マスクを着用。撮影時点の喚楽研究員の肉体はこの姿勢になってから10時間が経過している。
撮影結果: 撮影を行った部屋の内装がそのまま写っているが、喚楽研究員の姿は確認できない。
補遺: この撮影実験は喚楽研究員に事前に告知しない条件で実施された。なお、撮影から更に1時間後、喚楽研究員は自力で立ち上がり、白衣の中のメモ用紙に簡素な鍋の絵を描きながら休憩室を退出した。
かつての異世界に未練が無いと言っているが、実は今でも精神体の状態で頻繁に訪れている可能性が浮上した。 - 因幡博士


Mail
from: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Saigaへ

本文:君がSaigaであるならば、このメールを読んでくれることを望む。
君にとっては、ひょっとすると突然のことで戸惑うかもしれない。私は君がいる世界とは別の次元、平行世界のSaigaだ。私は、私の世界のルールに則り、私の知る一般的な文法法則を活用して君にこのメールを書いている。

メールの続きを読んでくれてありがたく思う。私は、君たちのいる世界を含めた、あらゆる世界を救済することを目的としている。自分だけが良ければいい、そんな思想は糞食らえだ。君が私であるならば、君もまた、形は違えどこの思想を抱いたことがあると思う。

君が私に興味を持ってくれているならば、返信をくれ。このメールアドレスを3時間だけ開けておく。私は、君の世界のことが知りたい。
犀賀

Mail
to: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Re:Saigaへ

本文:入れ違いになってしまったようで申し訳ない。[0.0]の君の話は通過点のSたちから予々聞いている。君への連絡手段を確立できる地点まで、私は漸く辿りつけたようだ。

私は今、[15.15]から君への返信を行っている…おそらく君はこの世界が存在することを知らなかっただろう。360×10連環の基本分画から外れた、私の故郷と君の世界の中間領域に位置する特異点だ。この世で永く繁栄していた文明は既に去り、地上遙か高くに浮かぶ天空の里は恐怖が生み出す怪異の巣窟となって久しい。この世界の民衆はそれらを「魔法」と呼ぶ…激しい情動の変化が直ちに複雑な実体の生成を惹起するのだ。思うに私の故郷では…おそらく君の世界でも…魔術というものはもう少し理論的で、理性的だった。

しかし、[15.15]には良いところもある。かつて私は、この里の外れの森の中で小さな守護精霊の群れと出会った…彼らもまた「魔法」の一員だったのだろう。彼らは私の理念に対して僅かではあったものの理解を示し、そして少なくない数が“派”として私に手を貸してくれた。彼らの力なくして、[199.8]の第一次救済は完遂し得なかっただろう。

期待に添えないことをお詫びするが、君に直接会いに行くことはまだできない。私の時間感覚が君と乖離している可能性が高いのも理由の一つだが、[199.8]の第二次救済を早急に決行しなければならないのがより大きな原因だ。あの世の類稀なる総合技術水準をresetされることは、360×10連環全体の共益のために阻止されなければならない。同時に、第一次救済の過程で遭遇した我々とは別種の多次元同位体構成員に対する優位性の維持も、第二次救済を通じて目指していく…彼女らの少なくとも一部は、我々に対する直接的・間接的な脅威になり得るからだ。

もし君が“アリソン・チャオ”たちについて深く知りたいのであれば、然るべき後に君の下で適切な場を設ける手助けができるだろう。願わくば、その機会が可能な限り早く訪れるよう望む。

世に救済の光あれ、

HEX.A, “Hexenmeister” mAGIA Sieg, [255.0]

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