クライングシルバー - まずは設定から練ろう

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とりあえず日奉蓬が劇中で何をするかから先にまとめる

  • indonootoko氏と設定を共有するため
  • 2020年7月時点で作っていたパイロット版のプロットはこちら
    • これを書いた時点では地下東京の概念がなかった
  • 連作Tale全体が進望淵旅の描写をベースとしている。

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蓬が初登場するのは、花籠学園から事変中の東京地上(旧23区よりだいぶ西側)に一人で放り出され、迫り来る超常災害から必死に逃げるしかないオフィーリアの救援に入るシーン。背嚢に詰めたメカニックアームでオフィーリアの背中をつまみ上げ、電流で構築された津波から退避させる。この時点では簡単な自己紹介を行うのみ。名前と、(オフィーリアと同様に)東京とは別の世界からやってきた者であることを話す。

※蓬は、それなりに長い付き合いをするつもりのある相手に対しては最初はちゃんと礼儀正しい言葉で話す。(2912-JPの場合、GOC排撃班員は主目的じゃなかったので適当に助けてサヨナラで良かったから最初からBBAタメ口だったが、今回のオフィーリアの場合は1ヶ月程度同行する予定がある)

二人はしばらく死の東京荒野を彷徨う。オフィーリアは超常的な能力を持たないため、身体を張るのは基本的に不老の力を持ちそれなりの武装もある蓬の仕事になる。

やがて両者は食事をどうするかで議論する。最初は両者とも別世界の漂流者であったが、東京の食事を口にすれば東京世界に組み込まれ、よりダイレクトに事変の影響を受けるし、特に蓬の場合は(時間異常部門への)帰還が著しく困難になる。しかし両者とも東京において達成すべき使命があるので、二人は東京の食料を食べ、世界に順応する方向を選択する。

2

舞台は第一級異災特区・アキヴァに移る。事変の世界でしばらく生きていくことに決めた蓬とオフィーリアは、アキヴァの街の中で情報を集めていく。オフィーリアの場合は主目的として自分の世界(花籠学園のある世界)を取り戻す、再びその世界に帰ることなので、集める情報はアキヴァで研究されている別次元・空間探索産業について。一方の蓬の目的はこの時点では明かされないが、彼女が興味を示すのは「地下東京」の情報である。

異災特区は常日頃から巨大災害に襲われるため、それに対する防護のために町中の人員が立ち上がるイベントが発生する。二人もそれに巻き込まれ、一面では貢献を、一面では余計な被害を出したりなど、状況は複雑に流動する。(まだあまり詳しく決めていない)

これを乗り切ったあたりで蓬はオフィーリアと他人行儀に接するのを控えるようになり、本来のBBA口調を出すようになっていく。

アキヴァの危機が過ぎた頃、二人は何らかの自由で地下東京へと迷い込む。(単なる落盤事故でもいいし、地下の住人に拉致られるみたいな激しい展開でも良い)

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東京事変の発生から14年が過ぎ、東京の地下鉄駅と線路上に構築された生存者のネットワークは、独自の集落として発展を遂げていた。これが地下東京である。蓬とオフィーリアはここの住人のトップを勤めている“鵺”を名乗る人物とその組織構成員と共に、地下東京に散らばるさまざまな怪異と立ち向かっていく。

延伸された線路を突き進むのは地下住民が独自に守り育てた古風な技術によるものが中心だが、二人も当然手伝う。地下なのでネズミやGの大群に襲われたり、逆にそれを食料に加工したりもする。そしてメインカノンの財団世界ではとても接触機会がないであろう地下深くに眠り続けてきたオブジェクト群は、巨大でかつ一癖あるものばかり。(ここで「剖検」シリーズとのクロスオブジェクトを突っ込みたい)

途中で蓬はミュータントと化した異形の動物たちに遭遇する。それらは蓬にとって最大の因縁となる人物がかつて所属していた組織…日本生類総研の残党が近隣に潜伏していることを示すものだった。
(※1998年カノンのニッソは奇蹄病事件(2009年)で一度解体されており、まともに表社会に出れなさそうな連中は地下に逃げ、そのまま事変によって閉じ込められた)

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4章では様々な組織が絡み合う物語が展開される。東京の地中深くで息を繋いでいた財団サイト-81GBとの連絡口が偶然繋がり、そこから蓬とオフィーリアは真の“鵺”、つまり財団日本史部理事“鵺”こと黒井愛に出会う。なぜ1998年世界の財団は辺境へ追いやられたか。その原因は東京事変による遷都に伴って設立され、日本政府と共に国防力を国際機関から国民の手に取り戻すため活動する超常組織、日本時空間因果律総合調整機構(JSCA)の暗躍にあった。

(3章に出ていた偽物の鵺は、閉鎖空間である地下東京のコミュニティにおいて間違って伝わった「財団日本史部」の組織のイメージを悪用して自分の身を立てている)

一方、蓬の目的は地下の別の方向にあった。旧ニッソ残党が放った数々のミュータントは増える一方、自己繁殖よりもさらに早いペース。今でも彼らは地下深くで実験を続けている。何のためか?いずれ来る天災の収束、シャバの太陽への帰還まで自身を長らえさせるため、つまりは不老不死の研究のためである。そしてその中心にいるのが、蓬にとっての最大の因縁の相手である久能だったという話。

紆余曲折あって、地下のどん詰まりで蓬は久能と邂逅する。その時に何が起こるのかは、O-92にはまだ見えていない。

5

地下東京編が終わり、蓬の因縁がなんらかの形で決着したところで、話はオフィーリアを軸としたものに収束していく。すなわち花籠学園への帰還、東京世界の脱出である。サイト-81GBから何人か協力者が出てくるのだが、その中にいるのが福路めぐみ。この時点では犬人とカワウソの夫婦に拾われた養子でしかないのだが、今回の物語より先で日奉姓の人物に両親を殺される運命にある。

蓬にとってここまでのオフィーリアは自身の目的達成のために利用すべきのような存在であったが、ここから先は逆転する。財団時間異常部門の一員としての蓬の本来の仕事が始まる。もともとオフィーリア側も人使いの才覚に長けた人物であり、彼女らの一団(この時点まででメンバーが結構増えている)は協力して地上へと戻り、かつて学園があった地へ戻るべく進んでゆく。

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最終章となる6章では、財団時間異常部門としての活動を行う蓬ら一行と、東京事変側のタイムラインでJSCAに所属する時間改変対策部隊たちの戦いが中心となる。オフィーリア側に戦闘可能な人員が少ない状況は変わっていないので、ここでも蓬にチームの双肩がかかる形になる。

異常災害に巻き込まれて被害を受けながらも、JSCA側は攻めの手を緩めない。逃走をやめて体勢を立て直し、蓬が反撃に出る。まずは医療用アームを使った切り結び。JSCAに吸収された元GOC排撃班員らに手傷を負わせ、会話によってその反応を引き出す。東京事変タイムラインの連合は酷く弱体化し、抱え切れなくなった人員は一国家の政府組織の傘下に入らざるを得なくなった。だがそれでも護るべきは自分の世界の正史である、と言い放つ。それでこそオカルト連合の精神!敵ながら天晴れ。蓬は日奉家としての奥の手を試みる…擬似神格憑依である。

ヤマツミは陸の天災を、ワダツミは海の天災を怒りによって引き起こす。では超常天災は?蓬がその身に降霊させようとしたのは、名も無き黒い巨人。超常社会の発展によって生じた歪みが具現化した神性。あるいは、殺生石より無数に産み出され学園があった時間軸における東京でかつて顕現した、オフィーリアの故郷と現世を繋ぐ神性。それに対し、JSCA側は「手段の前借り」と称して未来から増援を取り寄せる。すると出てくるのが事変タイムライン側の未来で成長した福路めぐみ。両親を日奉蓮に殺害され、復讐のために財団特殊部隊(対ナツドリズム仕様なので時間異常にも対応できる)に入隊しためぐみである。日奉は我が仇!

というわけで、このパートでは蓬とめぐみの戦いを通じて、1998年カノンにおける日奉の設定を一通り固めていきたい。東京からはだいぶ離れるが日奉蔡というのが過去にいたので、これとも話を絡めたい。1998年カノンの日奉は式神やそれに類する存在を使役できる人が多い。

結局、蓬は大人めぐみを先頭とするJSCAの猛攻を凌ぎきることは叶わず、ここで倒されてしまう。しかしオフィーリアが更に先へと進む時間稼ぎの礎としての働きはきちんとこなしてからの退場となる。

エピローグでは、時間軸から隔絶された秘密の部屋の中、1998年のタイムラインを具象化したツリーの幹が二股に分かれて絡み合い、再統一される気配を一向に見せないのを見て頭を抱えるタデウス・シャンクが出てくる。その脇では絶賛療養中の蓬(だったもの)がジェラルド・ホップワースに野次を飛ばされている。治療にはThe Doctor産のオブジェクトを使っている。

蓬の容姿について

  • 2912-JPでは「眼鏡をかけた和服の女性」として出ているが、眼鏡はともかく和服の方は常に着ているわけじゃないようにも感じる
  • そもそも今作でタッグを組むオフィーリア・イアハートの方も和服キャラ(学園の制服を無視して振袖を着ている)なので、ビジュアル面では被る
  • メカニックアーム入りの背嚢を背負っているので、オフィーリアとの対比なら割と庶民的、というか活動的な服装になるイメージ
  • 外見年齢に関しては自分は19歳程度で設定している。オフィーリア(高校3年生)より上であって欲しい。精神年齢の方はそろそろ100歳を超えるくらい?時間異常部門に協力するようになってから彼女の主観視点で何年経っているのかは不明。
  • 眼鏡の形に関しては諸説ある。東京全体を通じて1ヶ月ほどの活動帰還があるので、眼鏡自体も複数種使っていいかもしれない。
  • なお、これらの設定はいずれもstengan774氏の目を通していないことに留意。実はいつのまにか通っていたりするかもだが


登場キャラクター(構想当初の設定)

  • 大まかな特徴と彼らが果たすべき目的を端的にメモ
  • オフィーリア・イアハート

主役。出典は2042-JP。高校3年生、花籠学園の将棋部、スリーポートランド出身、平時でも赤い振袖を着用。学園卒業を間近に控える中、タイムライン全体が東京事変による侵食を受け、東京都9区は緑のない不毛の地だったことにされる。自身の世界と思い出を取り戻すべく、超常災害の渦巻く東京を歩んでゆく。超常的な身体能力は持ち合わせておらず、普通の人間にできることしかやれない。従って“何者でもない”に選ばれる素質がある。

  • 日奉蓬

出典は2912-JP。The Doctor所属。ティーンエイジャーの少女の外見だが負号部隊の手によって不老を得ており、精神年齢は非常に高い。シャンク博士の付き添いとして時間異常部門(に偽装した何か?)で活動している。東京事変を抑制したい財団側の意向により、一人で旅立ったオフィーリアの下に派遣される。The Doctorはサーキックと仲が悪いらしいのだが、今回の話には絡まなさそうなので敵対勢力をどうするか要検討。医療技術に長け、軍用背嚢から展開する4本のメカニカルアームで即席の大手術を成し遂げたりできる。

  • アマリア・リュドリガ・アヒージョ/福路アマハル

出典は2015年&2037年シーズンの各記事。川獺丸アマハルのこと。2031年時点だと既に結婚しているはず。花籠学園の復活による改変に伴い、結果的に彼女が殺害されることもなくなり、2042年には学園の教師となる予定。劇中で何をやらせるかが問題。毛布町と東京、結構距離ありそうなんだよな。生まれは2001年9月11日らしい。

  • 福路めぐみ

孤児だったのをアマリアの養子に引き取られた。こっちは普通の人間。正史ではアマリア殺害事件後(2037年)に財団の特殊部隊に加入している。2031年当時の姿で出すか、財団職員仕様で出すか。夏鳥憎しで動いてるなら特殊部隊が時間遡行力持っててもいいし、JSCAに繋げてもOKかな。んじゃ両方出すか。2031年当時は11〜12歳、特殊部隊仕様は20代初頭。途中で東京事変側が折れて花籠学園側を生かそうとする。誕生年が2019年で、かのCK事件と同じ年なのは何かに使えそうか。

  • 黒い巨人

出典はアルファニチロ芋の新聞記事。2030年に渋谷スクランブル交差点で目撃されていた謎の存在。オフィーリアたちの旅路の終着点に置きたい。構想としては、「超常天災」としての東京事変に深く関与する無名の神格存在だと考えている。山神が土砂災害を起こし海神が海難事故や津波を引き起こすように、怒りによって超常災害を発生させる神もいていいのではないか。(財団は「東京事変に原因は存在しない」と言っているが…弱い財団なんだったら原因を見落としている可能性はあるな)

  • JSCA

Ryu氏の考案している団体。理事長の神楽陽仁と、兵装課の鹿場浩介の2名に名前がついている。東京事変側のタイムライン所属で、群馬の中央新都心にオフィスを構える。東京事変が消えると新都心遷都が遅くなり、JSCAの存続にも支障が出ることから、花籠学園の出現阻止を目的として行動。国産の時間異常対処部隊を投入しつつ、傘下のGOC出向組にも密かに増援を要請する。
※東京事変タイムラインでは財団-連合は弱く、JSCAは強い。

  • GOCの時間脅威対処部隊

既存記事があるか不明。なさそうならノルニルのメンバーにやらせる。過去・現在・未来の3神(※全部スパコン)を有するノルニルなら時間脅威と戦う道理はつくし、ユーテックとも話を繋げられる。劇中ではJSCAの要請を受けてオフィーリアたちの行動を阻止すべく奮闘する。元はと言えばGOCの権力が下がってJSCAら政府超常機関の台頭を招いたのは東京事変のせいなのだが、それでも彼らは自身の正史、「正常」のために殉ずる覚悟を持っている。

今回登場する元排撃班員は、コードネーム“ゼンマイ仕掛け”、本名は富嶽三十六(ミソロク・フガク)。ユーテック出身の演算屋。

  • 黒坂継隆、日奉桜

花籠学園の生徒。黒坂はオフィーリアと同学年で桜は一歳下。詳細は2042-JP参照。今回はプロローグとエピローグに出てくるモブ。

  • タデウス・シャンク

2912-JP参照。本来は財団時間異常部門の総帥、1998年タイムラインでは何故かNobody。Nobodyは特異な力のない一般人だというがホンマかいな。財団職員じゃないので、財団失脚後に増長した巨影・JSCAにも強く出られる。したたか。1998年タイムラインでは割と早期に死亡したことになっている設定…実際には死期を悟るまでは元気にいろんな時間を渡り歩いて、最後に過去へ行って死んでる。なので今は社会に束縛されない自由の身。


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