[下書きここまで]
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tale-jp 1998 世界オカルト連合 日奉一族 何者でもない シャンク博士
いろいろな構想の追記
- たぶん前後2作×前中後3作で計6作くらいの連作にできそう
- 前編が事変の地上にほっぽり出されて災害から逃げながら地下東京に流れ着く話で、中編が地下の事件を解決しながら元の世界への帰り道を模索する話で、後編が二大タイムライン同士ががっぷり組み合う神格&歴史改変の大乱闘
- 「Op.シュガーサン」に2011年の渋谷スクランブル交差点の話が
- 2MeterScale氏の1998作品群は東京事変が存在しないルートらしい
- 鵺の扱い方
- 「嘘つき」では幼なじみを事変の開始時に亡くしている?
- JSCA側に地下で動くようなメンバーいたかな
- 主人公が超常技能のない人だが、務まるか?
- ストーリーテラーとしての仕事がメイン?
- 副題は将棋用語を英語で書く
- 当然6種類必要。候補を選んでおく
プロット (雑)
- 追記: 日奉桜も主人公陣営に加えようか。蓬との絡みが書けるし、能力持ちだし
- 文量考えると前後編に分けたほうがいいかも。「封じ手」!
- オフィーリアは隠喩として将棋にまつわる語句をよく用いる。
[まずは花籠学園の卒業式から始まる。オフィーリアの普段着の振袖もこの時ばかりは周囲から浮いたりしない。同期の黒坂や後輩の日奉桜との会話。今後の進路などの話。財団が学園を運営していることに軽く触れる。そしていざ体育館へ入場しようとしたところで「木板(=将棋盤)が割れるような感覚」に苛まれる。自身の土台を失うような。]
[気がつくとオフィーリアは一人だけで荒野の上に立っている。周りにはクラスメイトはおろか、学園校舎も、ガーデンシステムの緑もない。茫然とする間もなく、地面から湧き出る帯電した土砂に追われ、振袖のまま逃げ出す(普段から着ているので動作には慣れている)。身体能力は普通なので全然逃げ切れないが、すんでのところで何かのアームに掴まれ、安全地帯へと入ることができる。アームの操作者は日奉蓬である。]
[蓬はオフィーリアがここに来ることを知っていた。彼女の下にはもう一人少女がいる。福路めぐみ、義理の両親はAFC、当人はヒトの子供である。特別なことはできないが強い意志はある。なぜこんなところに居るのかは知らされない。蓬の方は10代に見えるが実年齢はとても高く、軽い身の上話をされる。日奉姓と聞いてオフィーリアは軽く反応するが、自然に流す(オフィーリアは桜から日奉姓の家系について聞いている)。めぐみは特に反応なし。]
[ここではない時間軸から来たという蓬に対し、オフィーリアは学園を取り戻す手段を問う。蓬はヒントとして「学園を記憶する存在」を挙げる。ガーデンシステムに用いられていた木の苗が重要なファクター。東京事変の真っ只中では次元路の変調によって生じた他の時間軸との不正接続ポータルもある。それを探そう。]
[魑魅魍魎、異常空間の渦巻く東京。真人間であるオフィーリアやめぐみは何度も死にかけるような目に遭うが、そのつど蓬が適切に治療して事なきを得る。本来なら自然豊かであるはずの奥多摩の風景は変わり果て、重油の海や不正接合ビル群の合間を縫って進む。やがて、どこか重要な地点(どこだ?)で発見したポータルから、学園の姿が幽かに歪んだ状態で投影されている。小さすぎて三人の帰還には使えないが、蓬がアームを突っ込んで苗を取る。]
[この辺で襲撃が発生。相手は東京事変側のタイムライン、日本時空間因果律総合調整機構(JSCA)に所属する時間改変対策部隊たち。武装勢力の数が多い!その中には、弱体化した連合から引き抜かれた“硅のノルニルの従者”出身の排撃班員がいる。彼らはユーテックの最新兵器で武装している。オフィーリア側に戦闘可能な人員は蓬しかいない。逃げの一手。]
[異常災害に巻き込まれて被害を受けながらも、JSCA側は攻めの手を緩めない。逃走をやめて体勢を立て直し、蓬が反撃に出る。まずは医療用アームを使った切り結び。ノルニルの従者側に手傷を負わせ、会話によってその反応を引き出す。東京事変タイムラインの連合は酷く弱体化し、抱え切れなくなった人員は一国家の政府組織の傘下に入らざるを得なくなった。だがそれでも護るべきは自分の世界の正史である、と言い放つ。それでこそオカルト連合の精神!敵ながら天晴れ。蓬は日奉家としての奥の手を試みる…擬似神格憑依である。]
[ヤマツミは陸の天災を、ワダツミは海の天災を怒りによって引き起こす。では超常天災は?蓬がその身に降霊させようとしたのは、名も無き黒い巨人。超常社会の発展によって生じた歪みが具現化した神性。それに対し、JSCA側は「手段の前借り」と称して未来から増援を取り寄せる。すると出てくるのが事変タイムライン側の成長した福路めぐみ。両親を日奉蓮に殺害され、復讐のために財団特殊部隊(対ナツドリズム仕様なので時間異常にも対応できる)に入隊しためぐみである。日奉は我が仇!大人めぐみは蓬を一蹴して機能停止させ(※どうやって?)、先んじて奥地へと進んでいたオフィーリア&子供めぐみを追う。]
[地から剥がれたアスファルトの破片が宙へと吸い込まれていく。東京の極地。運命の苗を抱えるオフィーリアと子供めぐみは大人めぐみに追いつかれ、直ちに粛清を受けそうになるものの、大人めぐみは相手が子供時代の自身であることに気がつき一瞬の気の迷いを見せる。花籠ルートのめぐみなら、両親はこの先も存命なのかも?どちらが残るのが幸福か?彼女は若く、即時に割り切ることができなかった。結果としてオフィーリアを取り逃す。その後、子供めぐみは大人めぐみと簡単な会話をする。大人めぐみは後から追いついてきた“ノルニルの従者”に厳しく叱咤されるが、当人には諦観とも満足ともつかぬ妙な表情が覗く。“ノルニルの従者”は“何度でもやり直せる”と呟く。その眼に諦めの色はない。]
[クライマックス。オフィーリアは黒い巨人の眼前に立っている。彼女は巨人の足元に運命の苗を突き立てる。学園の記憶、その存在が許容されることの証明。神の化身は苗に確かな興味を持った。14年も続いた嵐の先に、少しは秩序があっても悪くない。天へと落ちるアスファルトの群は竜巻となってあたり一面を覆い尽くし、オフィーリアの足もまた地から離れ、彼女は自身の終わりを悟る。]
[ふと気がつくと、オフィーリアがいるのは花籠学園の卒業式前である。ボロボロだった振袖も綺麗で、自分も傷ひとつない。全ては夢だったのか?それとも巨人への祈りが届いたのか?強く困惑するオフィーリアは隣の黒坂にそれを無言で指摘され、ひとまず気を取り直して式場へ入ろうとする。その時、彼女はまたしても「木板が割れるような感覚」を覚える。再び一人で投げ出された荒野の上で、彼女はJSCAが投了しなかったことを悟る。そして少しすれば蓬がまたやってくる。千日手だ。]
[一方その頃、“Nobody”タデウス・シャンクは頭を抱えていた。時間軸から隔絶された秘密の部屋の中、1998年のタイムラインを具象化したツリーの幹が二股に分かれて絡み合い、再統一される気配を一向に見せないのである。脇では絶賛療養中の蓬(だったもの)がジェラルド・ホップワースに野次を飛ばされている。オフィーリアには蓬やジェラルドの持つような特殊な才能は何ら確認できず、シャンクと同じく“Nobody”の素質はあったように見える。なんならシャンク亡き後の後釜にも?などとジョークを飛ばしつつ。何にせよ、元・財団時間異常部門による「望ましい選択」の再定義の道のりは、まだまだ遠い。]
アイデア出し
- Tenten_518氏が「東京事変と長野AFC殺傷事件のないタイムラインを作りたい」と
- アマリア存命、花籠学園がある
花籠学園VS東京事変
- 年代設定は2031年の2月(卒業式目前)
登場人物
- オフィーリア・イアハート
主役。出典は2042-JP。高校3年生、花籠学園の将棋部、スリーポートランド出身、平時でも赤い振袖を着用。学園卒業を間近に控える中、タイムライン全体が東京事変による侵食を受け、東京都9区は緑のない不毛の地だったことにされる。自身の世界と思い出を取り戻すべく、超常災害の渦巻く東京を歩んでゆく。超常的な身体能力は持ち合わせておらず、普通の人間にできることしかやれない。従って“何者でもない”に選ばれる素質がある。
- 日奉蓬
出典は2912-JP。The Doctor所属。ティーンエイジャーの少女の外見だが負号部隊の手によって不老を得ており、精神年齢は非常に高い。シャンク博士の付き添いとして時間異常部門(に偽装した何か?)で活動している。東京事変を抑制したい財団側の意向により、一人で旅立ったオフィーリアの下に派遣される。The Doctorはサーキックと仲が悪いらしいのだが、今回の話には絡まなさそうなので敵対勢力をどうするか要検討。医療技術に長け、軍用背嚢から展開する4本のメカニカルアームで即席の大手術を成し遂げたりできる。
- アマリア・リュドリガ・アヒージョ/福路アマハル
出典は2015年&2037年シーズンの各記事。川獺丸アマハルのこと。2031年時点だと既に結婚しているはず。花籠学園の復活による改変に伴い、結果的に彼女が殺害されることもなくなり、2042年には学園の教師となる予定。劇中で何をやらせるかが問題。毛布町と東京、結構距離ありそうなんだよな。生まれは2001年9月11日らしい。
- 福路めぐみ
孤児だったのをアマリアの養子に引き取られた。こっちは普通の人間。正史ではアマリア殺害事件後(2037年)に財団の特殊部隊に加入している。2031年当時の姿で出すか、財団職員仕様で出すか。夏鳥憎しで動いてるなら特殊部隊が時間遡行力持っててもいいし、JSCAに繋げてもOKかな。んじゃ両方出すか。2031年当時は11〜12歳、特殊部隊仕様は20代初頭。途中で東京事変側が折れて花籠学園側を生かそうとする。誕生年が2019年で、かのCK事件と同じ年なのは何かに使えそうか。
- 黒い巨人
出典はアルファニチロ芋の新聞記事。2030年に渋谷スクランブル交差点で目撃されていた謎の存在。オフィーリアたちの旅路の終着点に置きたい。構想としては、「超常天災」としての東京事変に深く関与する無名の神格存在だと考えている。山神が土砂災害を起こし海神が海難事故や津波を引き起こすように、怒りによって超常災害を発生させる神もいていいのではないか。(財団は「東京事変に原因は存在しない」と言っているが…弱い財団なんだったら原因を見落としている可能性はあるな)
- JSCA
Ryu氏の考案している団体。理事長の神楽陽仁と、兵装課の鹿場浩介の2名に名前がついている。東京事変側のタイムライン所属で、群馬の中央新都心にオフィスを構える。東京事変が消えると新都心遷都が遅くなり、JSCAの存続にも支障が出ることから、花籠学園の出現阻止を目的として行動。国産の時間異常対処部隊を投入しつつ、傘下のGOC出向組にも密かに増援を要請する。
※東京事変タイムラインでは財団-連合は弱く、JSCAは強い。
- GOCの時間脅威対処部隊
既存記事があるか不明。なさそうならノルニルのメンバーにやらせる。過去・現在・未来の3神(※全部スパコン)を有するノルニルなら時間脅威と戦う道理はつくし、ユーテックとも話を繋げられる。劇中ではJSCAの要請を受けてオフィーリアたちの行動を阻止すべく奮闘する。元はと言えばGOCの権力が下がってJSCAら政府超常機関の台頭を招いたのは東京事変のせいなのだが、それでも彼らは自身の正史、「正常」のために殉ずる覚悟を持っている。
今回登場する元排撃班員は、コードネーム“ゼンマイ仕掛け”、本名は富嶽三十六(ミソロク・フガク)。ユーテック出身の演算屋。
- 黒坂継隆、日奉桜
花籠学園の生徒。黒坂はオフィーリアと同学年で桜は一歳下。詳細は2042-JP参照。今回はプロローグとエピローグに出てくるモブ。
- タデウス・シャンク
2912-JP参照。本来は財団時間異常部門の総帥、1998年タイムラインでは何故かNobody。Nobodyは特異な力のない一般人だというがホンマかいな。財団職員じゃないので、財団失脚後に増長した巨影・JSCAにも強く出られる。したたか。1998年タイムラインでは割と早期に死亡したことになっている設定…実際には死期を悟るまでは元気にいろんな時間を渡り歩いて、最後に過去へ行って死んでる。なので今は社会に束縛されない自由の身。
URL: /ophilia-and-orphans
記事or下書き | 著者 | 借用したいアイデア |
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SCP-2042-JP | 花籠学園の存在と経歴 オフィーリア・イアハート 黒坂継隆 日奉桜 |
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SCP-2912-JP | 日奉蓬 タデウス・シャンク ジェラルド・ホップワース 1998における“何者でもない”の設定 |
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東京事変 | 東京事変の存在と経歴 | |
長野市AFC殺傷事件 日奉蓮被告に死刑判決 長野地裁 僕たちはここで生きていく 追憶と哀悼 |
福路めぐみとその一家(東京事変ルート) 日奉と福路の確執 |
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2428007-57-c266 2428007-65-1485 |
JSCAの存在と経歴、能力 | |
アルファニチロ社長 「特殊人工芋にもっと汎用性と利便性を」 | 「黒い巨人」 | |
帝大生の就職先人気ランキングが発表 パラテク、正常性維持機関が人気 | 花籠学園生徒たちの進路の参考資料 | |
2532460-8-bbd3 | 東京事変VS花籠学園 統合方針の一例 | |
3442755-41-2719 SCP-2408-JP |
東京の様相の子細 | |
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- portal:3129932 ( 03 Jun 2018 14:38 )

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