疫病神は蛇神に非ず

アイテム番号: SCP‐XXX‐JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

説明: SCP‐XXX‐JPは全長184cmのアオダイショウ(Elaphe climacophora)です。SCP‐XXX‐JPは人間と同等の知性を持ち、日本語でのコミュニケーションが可能です。SCP‐XXX‐JPの身元についてはGoI-8101("日本生類創研")に所属していたPoI-11790("日奉いさなぎ1翌檜あすなろ")であることが、日本生類創研から押収した当該職員の脱走記録において確認されています。

SCP‐XXX‐JPは体内で病原体を半永久的に培養することが可能です。SCP‐XXX‐JPによって一定数まで培養された病原体は、SCP‐XXX‐JPによる咳によって体外へ排出されます。この際、SCP‐XXX‐JPは培養された病原体に感染することはありません。SCP‐XXX‐JPの体内で培養可能な病原体は1種類のみですが、十分な数の他種の病原体を口から飲み込むことにより、培養する病原体を変更することが可能です。

確保当時、SCP‐XXX‐JPはSCP‐XXX‐JP-1と指定された病原体を培養していました。

SCP‐XXX‐JP-1は天然痘ウイルスに近縁である2本鎖DNAウイルスです。SCP‐XXX‐JP-1は感染者の飛沫や患部への接触を経由して感染し、潜伏期間である8~10時間が経過した後、以下の症状が発現します。

SCP‐XXX‐JP-1に感染すると10~12時間は全身に渡る痒みが続き、その後は次第に爬虫類の鱗のような疱瘡に覆われていきます。その後、体格差による多少の誤差はありますが平均して16時間で感染者は完全な体長1~2mほどのアオダイショウに変化します。この際に筋肉や骨格、内臓などがアオダイショウの体内構造に変化するため、ほとんどの感染者が激痛を訴えます。SCP‐XXX‐JP-1の感染者の知能はアオダイショウと同等なものに退化します。SCP‐XXX‐JP-1の末期患者の体長は、元の人物の体長に依存します。現在までに、SCP‐XXX‐JP-1による症状を治療する方法は発見されていません。また、SCP‐XXX‐JPもSCP‐XXX‐JP-1に感染したと証言していますが、知能を保持している点において差異が存在しています。

SCP‐XXX‐JPは2017/04/12に福島県██村██集落における複数の通報により発見されました。財団が出動した時には集落の住民である42名全員がSCP‐XXX‐JP-1に感染していました。SCP‐XXX‐JPは██集落付近の廃屋にて休息を取っていましたが、財団の人員を発見すると、危害を加えることはしない旨、そしてSCP‐XXX‐JP-1についての概要及び危険性について説明し、自発的に財団に確保されました。SCP‐XXX‐JP-1による感染者についてはいくつかのサンプルを除き焼却処分されました。

補遺1: インタビュー記録XXX-JP-1

インタビュー記録XXX-JP-1

日付: 2017/04/12

対象: 大島弘(当時41歳)

インタビュアー: エージェント・乗田

付記: 対象は██集落の住民の中ではSCP‐XXX‐JP-1の影響が軽度であったため急遽民家内でのインタビューを実施しました。また、解読が不明な単語を除いてインタビュー記録は標準語に翻訳されています。なお、エージェント・乗田は防護服を着用しながらインタビューに臨んでいます。


<記録開始>

<大島氏は布団を頭に被り蹲っている>

エージェント・乗田: 大島さんですか?私の声が聞こえますでしょうか?

大島氏: [くぐもった悲鳴]

エージェント・乗田: 大島さん、返事を願えますでしょうか?

大島氏: あ、あ、ああ。あ、あんた、い、医者か?ぜ、ぜん、全身が、か、痒いん、だ。

エージェント・乗田: …ええ、そうです。大島さん、どうしてそのような症状を発症したか心当たりはありますか?

大島氏: し、知らねぇよ。こ、この間、とな、となりの、ケン2さんの家にかん、看病してやった時か、ら、い、一度もそ、外に出たこ、ことなんぞねぇ!

エージェント・乗田: なるほど、

補遺2: インタビュー記録XXX-JP-2

インタビュー記録XXX-JP-1

日付: 2017/05/08

対象: SCP‐XXX‐JP

インタビュアー: 熊耳博士


<記録開始>

熊耳博士: おはようございます。SCP-XXX-JP、いくらか落ち着きましたか?

SCP‐XXX‐JP: …はい、その、ありがとうございます。

熊耳博士: 礼には及びません。こちらこそ、ガラス越しの会話となることをお許しください。

SCP‐XXX‐JP: ああ…いえ。それは、どちらかと言うと私のせいでもあるし…。あ、あの村(██集落)で、蛇になっていない人って、見当たりませんでした?…それか、私みたいな変異体でも良いんですけれど。

熊耳博士: 残念ながら、としか。

SCP‐XXX‐JP: …そうですか、変なことを聞いて申し訳ありません。もとはと言えば自分の蒔いた種ですが、誰か助かっていれば幸いかなぁと…思いまして。

熊耳博士: なるほど。では、質問をしても宜しいですか?

SCP‐XXX‐JP: ああ、はい、すみません。ええっと、ご用件は何でしょう。

熊耳博士: あなたはどうしてあの村を、██集落にSCP-XXX-JP-1を蒔こうと思ったのでしょうか?

SCP‐XXX‐JP: …ああ、あはは。話すと長くなりますが宜しいでしょうか。

熊耳博士: ええ、どうぞ。

SCP‐XXX‐JP: ええと、まずですが、元々私はあの村で産まれた日奉の血筋でした。父と母、そして私と弟の4人家族です。父が檜と言う名前だったことは覚えているのですが…家庭環境が家庭環境だったもので、他の名前は憶えていないです。まあ、知らないでこのまま生きてきたのかも知れませんけれど。

熊耳博士: という事は、日奉翌檜、それがあなたの本名ですね?

SCP‐XXX‐JP: うおぉ…あ、いや、ちょっとびっくりしてしまいました。財団の方って噂には聞いていたんですけれどとてもリサーチ力が高いんですね。…まあ、はい、日本生類創研ではそのような名乗っていましたが…正直に申し上げるとそれは偽名です。私の本名は日奉莢蒾がまずみといいます。

熊耳博士:

SCP‐XXX‐JP:

熊耳博士:

SCP‐XXX‐JP:

熊耳博士:

SCP‐XXX‐JP:

熊耳博士:

SCP‐XXX‐JP:

熊耳博士:

SCP‐XXX‐JP:

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