SCP-XXXX-JP 籠りの国のアリス

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この報告書は、SCP-XXXX-JPの友人である██氏の証言及びSCP-XXXX-JPとの通信記録によって筆記されている事に留意してください。

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル(20██/█/█更新): SCP-XXXX-JPの行方及び安否を現在確認する事はできません。SCP-XXXX-JP-Aが存在する建物に関しては、財団関係者によって封鎖し、24時間監視カメラによって監視され、SCP-XXXX-JPが出てくる姿を確認した場合、即座に報告した後、保護するようにしてください。

説明: SCP-XXXX-JPは現在2█歳と推測される平均的な日本人女性です。最後に測定された健康診断の記録では、特に異常な点は見られません。中学校時代の友人である██氏の証言により、黒色のロングヘアの容姿で人見知りの性格をしており、一時引きこもっていた時期があった事が判明しています。

SCP-XXXX-JPの異常性は人間一人が潜れる程の大きさをした扉を開ける事で発現します。SCP-XXXX-JPが該当する扉(以下、SCP-XXXX-JP-A)を開けた場合、不定期にSCP-XXXX-JP-1と呼称される世界が出現します。SCP-XXXX-JP-1の景観は様々であり、後述する生息生物以外の共有する特徴を保有していません。また、SCP-XXXX-JP-1内では携帯を通じて外部と連絡する事は可能です。補遺XXXX-JP-2の際に逆探知を行った所、SCP-XXXX-JPの行方がSCP-XXXX-Aの先にあった事から、GPSは使用不可能であることが推測されます。

SCP-XXXX-JP-1内部には、目の部分が人間と同様のものに置き換わった様々な生物(以下、SCP-XXXX-JP-B)が生息している事が判明しています。ただし、全身は黒一色で統一されており、輪郭以外でSCP-XXXX-JP-Bが何の種類か特定する事は現段階では不可能と推測されています。また、SCP-XXXX-JP-Bは他の人間に対して非常に友好的であることが判明しており、現在に至るまでSCP-XXXX-JP-Bが攻撃的な反応を示したという記録は存在していません。

SCP-XXXX-JP-1内部は、SCP-XXXX-JPと一緒に侵入した場合ならば、SCP-XXXX-JP以外の人間も侵入する事が可能となります。その場合、SCP-XXXX-JP-1内部に数点位置するSCP-XXXX-JP-Aと酷似した扉に再度入る事で、元の世界に帰還する事が可能です。ただし、SCP-XXXX-JPに関しては、一度でもSCP-XXXX-JP-1内部に侵入した場合、いかなる手段をもってしても、元いた世界に帰還する事は出来なくなると推測が立てられています。この説明に関しては、現在裏付けの調査が行われています。

補遺XXXX-JP-1: SCP-XXXX-JPの異常性は、SCP-XXXX-JPと一緒にSCP-XXXX-JP-1内部に立ち入ったという██氏が、199█年█月█日に警察機関へ通報したことが切っ掛けとなり判明しました。██氏は、SCP-XXXX-JP-1から元の世界に帰還した際に、SCP-XXXX-JPがいなくなっている事に気づいたと証言しました。以下は、その時のインタビュー記録です。

対象: ██氏

インタビュアー: 倉橋研究員


倉橋研究員: 本日は宜しくお願いします。

██氏: ██は? ██は、助かるんですか?

倉橋研究員: その判断をするためにも、彼女のことについてお話していただけますか?

██氏:……あの子。██は、私の唯一の友達だったんです。彼女もずっと一人だった子で、席が偶然となりになった事で仲良くなったんです。

倉橋研究員: 彼女の異常性については、どこで知ったのですか?

██氏: 彼女の家に遊びに行った時でした。お菓子とか一杯持ち出して、██████1を見ながらお話しようってことで。

██氏: それが終わる頃にはもう午後5時くらいで、帰る時間になっちゃったんです。その時に、彼女が扉を開けたその瞬間に、扉の奥が例の場所に。

倉橋研究員: 成程。その後、貴方は██氏とその世界に入ったとのことですが、それはどういう経緯で?

██氏: えっと、初めてその世界を見た時、彼女にこれが何なのか聞いたんです。彼女、小さい頃に虐待されてたみたいで、元凶の父親が亡くなるまでずっと一人になりたいと思ってたみたいなんですけど、そう願った頃から突然現れるようになったって言って。

██氏: まあ暗くて気味が悪いから、中に入った事は一度もなかったみたいなんです。でも私、ラノベとか大好きで、そういう非現実的なものを目撃して気分が高揚しちゃって……あぁ、なんで。

[██氏が頭を抱えて黙り込む]

倉橋研究員: 落ち着いてください。気分が優れないようでしたら、別日に回しますが。

██氏: [2秒間の沈黙] いえ、大丈夫です、すみません。えぇっと、高揚した後からの話、ですね。

倉橋研究員: はい

██氏: その後に私、出来心で彼女にその世界の探索を提案しちゃったんです。当然彼女は恐怖におびえてそれを拒否したんですが、私がどうしてもって、何があっても護るからって説得したんです。そしたら、彼女も渋々ながら承諾してくれました。

倉橋研究員:


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