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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは後述する異常性の為、サイト内部に収容する事ができない為、専用収容区画81SS中心に位置する小屋の内部の設置された1×1×1mのショーケースに格納されています。収容中にSCP-XXXX-JPの異常性発現が確認され、収容区画の損傷が発生した場合、即座に復元しなければなりません。その間SCP-XXXX-JPは、事前に設置された仮収容コンテナ内部に保管しなければなりません。万が一復元終了前に再度の異常性が発現した場合、担当職員に報告した上で、被害等を記録及び報告した後、復元作業に復帰して下さい。異常性によって出現したSCP-XXXX-JP-1も同様に異常性を保有していることから、サンプル採取等の調査を行った後に破壊処分しなければなりません。
後述する事案XXXX-JP-1発生以降、SCP-XXXX-JPの異常性で出現したSCP-XXXX-JP-1は全国に販売及び頒布されている事が確認された為、機動部隊魔-獅子("偽りの魔除け")によって全国各地のシーサー取扱店舗及びシーサー購入者を訪問・調査し、SCP-XXXX-JP-1が確認された場合即座に確保し、前述と同様に破壊処分しなければなりません。確保できなかったSCP-XXXX-JP-1の異常性発現が財団外で確認された場合、即座に機動部隊を派遣した後被害者及び目撃者の状況等を確認した後、該当者に記憶処理を施した後同様の破壊処理等を行ってください。
説明: SCP-XXXX-JPは、10×20×10cmの大きさで構成されたシーサーの置物です。構成材質等には異常は見られませんが、未知の耐久性、耐熱性等を保有しているなど、通常のシーサーとは異なる点が多数見受けられます。
SCP-XXXX-JPは設置されている家屋(以下、対象物)に、地震等や津波などの理由で損傷を受ける程度の被害が受ける事が想定された場合、対象物の頭上から測定不能な数量のSCP-XXXX-JPの複製(以下、SCP-XXXX-JP-1)を出現させる異常性を保有しています。出現したSCP-XXXX-JPはその後、対象物を覆い隠す様に落下します。覆われた対象物はその後起こる前述した災害等に対して、SCP-XXXX-JPと同様の耐久性を持つようになります。
当異常性によって出現したSCP-XXXX-JP-1もSCP-XXXX-JPと同様な異常性を保有している事が、後述する事案XXXX-JPによって判明しました。しかしながら、SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPとは異なり、未知の耐久性及び耐熱性等は保有していない事が明らかとなっておりかつ一度破壊処理を行った場合異常性を損失することが判明しています。
この異常性が発生した時点で、対象物の中に人間含む生物が存在した場合、それらは約90%の確率で死亡する事が判明しています。死亡しなかった事例でも、負傷や四肢欠損等の重症に陥っています。
補遺:XXXX-JP SCP-XXXX-JPは19██/█/██、沖縄県警に対して「民家がシーサーで埋没した」という通報が入り、調査を行った結果、SCP-XXXX-JPが発見されました。その後、記憶処理等の情報の隠蔽を行った後、正式に収容されました。その後、前述した通報を行った人物に事情聴取を行った結果「生き埋めになった主人が、道端に転がっていたから拾ってきたらしい」と証言しました。
事件記録XXXX-JP: 補遺XXXX-JPにて得られた証言の元、周辺地域の監視カメラを調査した結果、発見時に生き埋めとなった被害者が、SCP-XXXX-JPを拾う2日前に、20歳前半と思われる男性██氏がSCP-XXXX-JPを被害者が拾った現場にて遺棄している様子が確認されました。以下は、その映像を文字に起こしたものです。
[19██/█/██:AM1:32] ██氏が現場へとやってくる。
[19██/█/██:AM1:33] 手に握っていたSCP-XXXX-JPを放り投げた後、執拗に踏みつけている。その際、██氏は怒りの表情を見せ、「なんで護ってくれなかったんだ」や「役立たずの魔除けが」等の罵倒を言い放つ。
[19██/█/██:AM1:35] ██回踏みつけた後、しびれを切らしたのか██氏は来た道を引き返し始める。
当記録を確認した上で身元を調査した後に、フィールドエージェント・███ ██が██氏に対してインタビューを行った結果、上記の記録に間違いはない事が判明しました。
事案記録XXXX-JP: 20██/█/██、フィールドエージェント・███ ██の報告により沖縄県郊外に位置する無人島がシーサーによって埋没するという事案が発生しました。報告を受けた後、無人島を保有していた██ ██の証言により、沖縄県の店舗で購入したシーサーを屋外の吹き曝しに魔除けとして設置していたことが判明しました。当事案を受け、正式にSCP-XXXX-JPのKeter格上げを申請された結果承認され、現在の特別収容プロトコルが制定されました。
今回の事案でSCP-XXXX-JP-1は、その無人島こそが「家」と判断したのだろうと思われる。もしそうだと仮定するならば、SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1にとって「家」の定義とは一体何なのだろうか。-██研究員
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- portal:3074890 (01 Jun 2018 09:16)
拝読しました。
について質問です。
1 死亡・負傷原因は大量に発生したSCP-XXXX-JP-1による物理的圧死なのか、対象が持つ別の魔術的効果なのか
2 対象物を覆い隠す数のSCP-XXXX-JP-1に耐えられる建築は不可能なのか
また、補遺にある民家や事案にある無人島の地帯がその後、地震や津波に襲われた記述は入れないのでしょうか。
誤読を防ぐため続きは回答後にします。よろしくお願いします。
「~為、~為、」と重複していてやや不格好です。言い回しを変更すると良いでしょう。
同様に重複のため、「小屋の内部に」の方が良いかと思います。
細かいですが、「~してください」という動作の要求の場合「ください」は漢字にしません。
「10×20×10cmのシーサーの置物」で良いと思います。「~大きさで構成された」に関してはcmがある時点で大きさであることは分かりますし、「構成された」も特段記載の必要性が無いように感じます。
読点の位置を「SCP-XXXX-JPは、」にする方が文意に沿うと思われます。
「等」と「など」が重複しています。「地震・津波等の理由」としてはどうでしょうか。
回りくどい気がします。「損傷を受けることが想定された場合」あるいは「損傷が想定された場合」で良いでしょう。
対象物の定義がありません。どういったものを対象に取るのでしょうか。
「その後発生する」としてはどうでしょうか。
不要です。
ここの読点は無くても良いかも知れません。
やや長いです。「耐久性及び耐熱性等は保有していない事が明らかにされています。かつ……」のように文を区切ってはいかがでしょうか。
SCP-XXXX-JPを「被害者が拾った」のか「男性██氏が遺棄している」のか、語の関係性が不明瞭になっています。また「20歳前半」は「20代前半」の誤りでは無いでしょうか。「SCP-XXXX-JPの拾得現場にて20代前半と思われる男性██氏がSCP-XXXX-JPを遺棄している様子が確認されました」などいかがですか。
映像記録に財団職員の憶測が混ざっているように感じます。不要ではないでしょうか。
「郊外」は都市圏に隣接する田園地帯などを指します。沖縄県全域が那覇市の中心部のように発展しているわけではありませんし、また沖縄本島と海で隔てられている無人島を「郊外」と呼称することには強い違和感があります。
現状DVです。守り神であるシーサーが人間を守ろうとして裏目に出てしまう、というのは良い着眼点なのではないかなと思います。しかしwisdom-545さんのコメントとも共通しますが、シーサーが何故人間を殺してしまうのかといった点が掘り下げられておらず、ただ単に危険な設定を追加しただけのように見えてしまいます。展開に説得力を持たせるために、このあたりの合理性を補強する必要があるかと思います。加えて、対象物も破壊耐性を帯びるという設定は現状活かされておらず、無駄になってしまっているように感じます。
また、記事の方向性があまり整っていないように見受けられます。補遺で民間の被害者を登場させ、事件記録でその原因となったSCP-XXXX-JPのルーツに切り込んでいますが、最後のオチはそれらのルーツとの関連性が薄い「家の定義次第で効果範囲が変わって危険」という内容になっており、展開としての繋がりが断たれています(また、効果範囲云々の現状のオチであればシーサーでなくても同じ展開を可能にできてしまいます)。現状では「できそうだから危険性を高める展開をとりあえず入れてみた」という印象を受けてしまいますので、シーサーという要素で何をしてみたいのか一旦整理してみて、ストーリーの軸を1本通すように展開を組み立ててみてはいかがでしょうか。
なお、現状のシーサーのルーツについても掘り下げが弱いかなと思います。製造者は何の意図で作ったのかとか、映像記録に登場した男性はどんな経緯で遺棄したのか、(シーサーに自我があれば)シーサー側からはどんな風に世界が見えてどういう感情を抱いていたのか、など様々な掘り下げ方があるように思います。他の報告書、あるいはSCPに関連しない作品なども参考にしながら執筆に臨まれると良いのではないかなと存じます。
以上です。執筆頑張ってください。
Tutu-sh
お二方、批評ありがとうございます!
都度加筆修正を加えながら独自のものに昇華したいと思います。
改稿の後、また宜しければお願いします。
①:1 死亡・負傷原因は大量に発生したSCP-XXXX-JP-1による物理的圧死なのか、対象が持つ別の魔術的効果なのか。
〇mazonの内部梱包みたいに家屋の内部もシーサーで埋める形が望ましいかなと思ったので物理圧死を目的としていますね。
②:対象物を覆い隠す数のSCP-XXXX-JP-1に耐えられる建築は不可能なのか
現状外部からですと高所から落下して津波等の災害が過ぎるまでは、SCP-XXXX-JP-1も耐久性を維持しますので(そういう設定を今考えたので後ほど加筆します)、耐久性付与を抜きにしてもなかなか難しいかと思いますね。
拝読しました。全体的に面白く、間違いらしきものも見当たらないため、改善点かもしれないものを記述します。
普通に補遺だけでいいかもしれません。
-1はなしのSCP-XXXX-JPのことでしょうか?
通常のシーサーの置物のことでしょうか?
個人的には、すごく好みの内容でした。
以上です。執筆頑張ってください。応援しています。
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>しなければなりません
行われますや、推奨されますなどのほうがいいように思えます
>10×20×10cmの大きさで構成されたシーサーの置物です
~10㎝、〇〇で構成された~ としたほうがいいかもしれません
>覆われた対象物はその後起こる前
発生する などのほうがいいかもしれません
>負傷や四肢欠損等の重症に陥っています。
重体のほうがいいかもしれません
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