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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの疑いがある実例を発見した職員は、所属サイトへ報告を行ってください。検証によってSCP-XXXX-JPと認められたのち、任意の収容可能なサイトへの運搬・または現地に周囲を取り囲む仮設サイトと警備を設置することで物理面の収容を行います。SCP-XXXX-JP内部に存在する物体群は別途、収容ロッカー内に配置されます。
民間人に先んじて新規のSCP-XXXX-JPを発見された場合、必要に応じて認知者に対するカバーストーリーの適用・記憶処理を行うことで情報面の収容を行います。
説明: SCP-XXXX-JPは突発的に発生する、由来不明の小規模実体群の総称です。SCP-XXXX-JPに共通する点として以下が挙げられますが、一部例外も存在することを留意してください。
- 間口・奥行・高さが各5.0m未満の、コンテナ様の建造物である1
- 財団の持ついかなる技術によっても破壊不可能である
- 内外を繋ぐ部分は施錠機構を持ったドア一枚のみである
- 発見時点で施錠機構あるいはドア自体が任意の手段によって機能を無力化されている
- 内部に“Department of Recoveries”と表記された金属製プラカード・下記の用紙・使用された形跡のある一枚の布作面が存在する
- 各SCP-XXXX-JP実例ごとに、固有の非異常性の物体が内部に3点以上存在する
以下は日本国内において、最も直近で発見されたSCP-XXXX-JP(識別番号: MA-3030844)内部に残されていた用紙の写しです。
In addition, coincidences inevitably come in threes.2
Godspeed.3
一 - 未封鎖
二 - 未封鎖
三 - 未封鎖
四 - 未封鎖
五 - 未封鎖
六 - 未封鎖
七 - 未封鎖
八 - 未封鎖
九 - 未封鎖
十 - 未封鎖
十一 - 未封鎖
十二 - 未封鎖
十三 - 未封鎖
十四 - 未封鎖
十五 - 未封鎖
十六 - 保留中
補遺: 各SCP-XXXX-JPの概要
以下は日本国内での出現が確認されたSCP-XXXX-JPの調査で獲得した外見的情報と、各実例内部の物体の抜粋です。全ての内部物体は非異常性であることが確認されており、互いに明確な関連性を見いだせないことから、これらの内部物体群に対する研究はすでに終了しています。
識別番号: BA-3591242
外見: ドア内側には、3種類に大別できるわずかな損傷が見られた。これらの損傷はドアの機能を直接的に無力化するには至っていないと判断された。また、SCP-XXXX-JP内の床面には大人数名分に相当すると考えられる面積の血痕が残っていた。この血痕と、前述のドアに残る損傷との関連性は不明である。
識別番号: AA-3776694
外見: SCP-XXXX-JPは現存していない。
識別番号: 0V-4711359
外見: 建物全体が崩壊に至っていた。瓦礫からは煤と有意量の放射能が検出された。
識別番号: KA-4431291
外見: ドアは内部からの大規模な衝突で破壊されていた。また、ドアの内面はタンパク質の形跡を残していた。
識別番号: MO-5252746
外見: ドアに特筆する状況は残っていない。室内に残されたメモからは、非異常かつ実現相当と思われる脱出手段の草案が確認された。
識別番号: BA-4421945
外見: ドアの内面には猫の形状を模した、トロクスラー効果を発生させる彩色がなされていた。
識別番号: IM-5608384
外見: ドア下部の隙間に幅7cm程度の擦り傷が確認される。また、ドアの隙間に千切れた状態のタブ譜が挟まっていた。タブ譜の譜面はアニメ「ポケットモンスター」の初代エンディング曲「ひゃくごじゅういち」と一致した。
識別番号: UE-5372876
外見: 扉は外れて、室内に引き込まれている。室内と扉を繋いでいる鎖の存在が確認された。
識別番号: LY-5616457
外見: 当SCP-XXXX-JPはテラトーマ様物体であり、発見時点で大部分が壊死していた。
識別番号: ST-5825127
外見: ドアは内部から引きちぎられたような破壊状況にあった。
識別番号: CA-6568589
外見: 当SCP-XXXX-JPは車両であった。ドア部を破壊する程度の、由来不明な衝突跡が確認できる。
識別番号: EI-6139370
外見: 発見時点でドア部分は完全に消失していた。どの段階でこれが発生したかは不明である。
識別番号: YU-5848237
外見: ドアは内部からの高圧により破壊された形跡を残している。
識別番号: TE-7178014
外見: ドアに特筆する状況は残っていない。内部には床全体に白色もしくは淡色の石灰石の粉末が大量に堆積している。奥壁からドアに向かう、約90cm幅の引きずった跡が見られる。
識別番号: MU-7603094
外見: ドアを貫通するこぶし大程度の穴が確認できる。
識別番号: MA-3030844
外見: ドアは斜めに両断され、機能を喪失している。切断面は滑らかであり、鋭利な刃物が使用されたことを示唆している。
これらの既存実例に類似した実体を発見した職員は、必ず所属サイトへ報告を行ってください。
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任意A任意B任意C-
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- portal:3030844 (25 May 2019 02:12)
拝読しました。
報告書を読んだ後スポイラーを読んで話を理解できてすごく感動しました。タイトルも文章とすごく合っている感じでよかったです。スポイラーCをディスカッションに載せるのもとてもよいと思います。
以上です。ほぼ感想ですみません。執筆頑張ってください!投稿楽しみにしてます!
If you want to contact me, please contact me using private message.
批評ありがとうございます。
下書きという環境のもと、スポイラーA,Bの説明ありきで出しているので理解していただけているようでした。実際に投稿した際に、ディスカッション(スポイラー)含めてVote判断を行うかは各々の考え方次第ですので、本編だけで引き付けられる力が要るでしょう。
拝読いたしました。
リビジョン90時点での批評です。
記事作成頑張ってください。
あとこれは個人的疑問なのですがテラトーマ様物体って調べても出てこなかったんですがなんなんでしょう……?
批評ありがとうございます。スポイラー不在での評価が取れないとの意見を受けたともに、現状これを解決する表現の改稿案がないため投稿を恒久的保留にしたいと思います。
(テラトーマは、人体の一部を内包していることがある腫瘍の名称です。「内部に何者かが存在していたことが推測される」モチーフのひとつとして採用したものでした。)
拝読しました。記事全体の雰囲気や、スポイラーA、Bで述べられている作品の方向性は、個人的には好みでした。ただ、実際に投稿したら記事は残りそうかと聞かれたら、断言はできません。
失礼ながら本記事の関連作品である『SCP-7308-1』や『SCP-3790 - 怪奇部門』、『SCP-7308-1』の関連作品である『SCP-3309 - 薄れ、消え去る時、私達は何処へ行く』や『SCP-3999 - 私は私に起きることすべての中心にいる』や『SCP-CN-1109 - プロジェクト・ロンギヌス』を、私は深く読み込めていません。そのため、本記事の前提にそぐわない批評を述べてしまう可能性があります。加えて、執筆や批評の経験が乏しく、効果的な批評ができているか自信がありません。批評の中で挙げた提案については、適宜取捨選択してくださると幸いです。
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「雰囲気について」「作品の形成要素について」「記事としての面白さについて」の3点に分けて、以下に批評・感想を記載いたします。
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細かい点ではあるものの気になった箇所があったため、以下にそれを記載いたします。
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批評・感想は以上です。いまだ記事を投稿できていない身として、勝手ながら本作には多大な期待を寄せております。
本作が、著作を持っていないサイトメンバーの方々にとってのみちしるべとなることを祈っております。そして同時に、本作の執筆を含め、makigeneko様の創作活動が実りの多いものになることを願っております。
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追記 (2023/04/23 23:05): 恥ずかしながら、文章の一部に誤りがあったため、少し修正しました。大変失礼いたしました。
お褒めの言葉をくださり、誠に嬉しい限りです。批評者冥利に尽きます。投稿は見送るとのことですが、こちらとしてもmakigeneko様の納得の行く形で作品を作っていただきたいと思います。前述の発言と重なりますが、実りの多い創作活動を願っております。
お忙しい中、非常に詳細な批評をいただけて驚いています。結論として、複数の他メンバーから受けた意見も重ねて今作の投稿は見送る形となっておりますが(このままではこの作品の投稿は、作品の形を取っただけの72時間維持できる意思表明となってしまうため、創作サイトの使い方としては限りなく黒い手法になる)このたびの意見はもはや作者の想定以上に作品を分析されていて、以降の活動においても繰り返し見返すべきほど参考となるものでした。これだけの熱意ある行動ですからそうするべきですし、実際にそうするでしょう。
簡潔な返信となってしまいましたが、この文面をもってお礼を申し上げます。