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<カット 理由:必要性のなさ>
以下は2018年5月16日0時00分にシステム通知によって発見された、アーカイブデータ内の暗号化済み文書を復元したものです。(青字部分のみ編集)これはSCP-XXXX-JPの発見経緯及びその異常性の理解を促すために掲載されているものです。
ログインID [削除済み]
最終アクティビティ [2018_0514_055957]
自動保存日時 [2018_0514_060000]
合計ログイン時間 [3m12s]
アイテム番号: 待機
オブジェクトクラス: 待機
特別収容プロトコル:
- 元の権利者から財団へとその権利を譲渡させる。
- 関連する情報は別途、複数のデータ及び文書の形式で保存。
- カバーストーリー案「大人の事情」
確認.
説明:
- 定義 異常性を所持する架空の女性キャラクター。
- 異常性 視認者は定義に対し高評価を下す。判断への影響。
- 脅威 微弱・広範囲
- 記憶処理効果 未確認
確認.
作品名 [削除済み]
該当文字列 「1aOo066Z2rSV1LSc0LeA」
作者名 [削除済み]インタビュー予定 2018、514、800 編集中断,
上記の文書は、後ほど行われた検証によってSCP-XXXX-JPの持つ異常性を受けずに残存したものと結論付けられました。下記はSCP-XXXX-JPの適切な報告書です。
<ここまで>
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 全てのSCP-XXXX-JPはその権利を財団が保有します。新たなSCP-XXXX-JPが確認された場合は、暗号化済みの情報を保存したことを確認してから権利の譲渡手続きを行ってください。
[説明文が読みづらい]
説明: SCP-XXXX-JPは個人が創作した概念・物体の名称として定義されることで異常性を発生する文字列の総称です。1概念・物体の名称がSCP-XXXX-JPであると認識した人物はこれを高く評価2し、これに直接関連する要素に対しても同等の評価を行います。同一のSCP-XXXX-JPが同時に複数存在した事例・過去に出現したSCP-XXXX-JPが再度発生した事例は現時点では確認されていません。
この異常性に暴露した際の精神影響は時間経過によって僅かずつ減衰していきます。また、記憶処理を用いることで直ちに影響を喪失させることが可能です。
SCP-XXXX-JPに関わる権利が元権利所持者と関連性がない対象へ移動した場合、SCP-XXXX-JPに関する全ての記録と記憶が消失します。ただし、SCP-XXXX-JPとして認識できない形式で保存されていた記録と記憶に限っては消失が発生しません。
既確認のSCP-XXXX-JP一覧:(暗号化済み)
SCP-XXXX-JP-1: 1aOo066Z2rSV1LSc0LeA
SCP-XXXX-JP-2: 3LOE366+34+p
SCP-XXXX-JP-3: 2rqZ2rKK1ruK1rCX2ruC2rK+1rq
SCP-XXXX-JP-4: 0rOU2rqR07KZ1bqA0rK52ruJ07O
SCP-XXXX-JP-5: 0r+716WE1Y2T0K2B
[人物の動機の弱さ]
付記: SCP-XXXX-JPを要因とした大規模インシデント実例
状況: 2019年1月未明にSCP-XXXX-JP-3を独自に発見した山下かなで氏(当時16歳)は、これがいかなるキャラクターの名前に設定された場合にも同様の異常性を発生させることを認識した。山下氏はこの異常性を理解した上で、SCP-XXXX-JP-3を「自身が個人的創作活動を行う際の名義」に使用した。
これにより山下氏は自身の創作活動を第三者から高く評価されるようになった一方、この評価は本来の本人の能力・創作物の価値とは大きく乖離しているという事実を当人に示した。このギャップと、第三者から新たな創作物を要求され続けるプレッシャーから山下氏は同年8月末日に、財団がSCP-XXXX-JP-3を認知するきっかけとなった一連の騒動を発生させた。
対策: SCP-XXXX-JPが実在の人物に設定された場合の影響はフィクションのそれと比較して大きく、多大な被害を発生させる危険がある。ごく短期間に知名度と人気を上昇させた人物の名義・新設された実在の団体名に対してもSCP-XXXX-JPとの関連性を確認する必要がある。
以下は山下氏がインタビュー時に記述した文章です。
会話では落ち着いて伝えられないので、文章で伝えます。もしかすると、読める文章になっていないかもしれません。
財団の職員の皆さんへ
もしも私と同じようになりそうな人が居たらこれを読んでください。私の動機は、有名なアーティストと同じくらい評価されたい、認められたいという願望にありました。初めて作品を出す時には認めてもらえなかったらという不安の気持ちがあって、どうしても負けたくない気持ちから別名義を使うことを決めました。当時は、あくまでもこれは初めての成功と自信を得るための一度限りの使用であって、後は全部自分の力で進むと決心していました。全て間違いでした。
その後に出した作品は、全て酷評を受けました。「本名義だから認めてもらえない」という不安を抱えながら作ることになりました。
結局、本名義で出した作品は一つも認められませんでした。私本来の作品も努力も、最初の決心すらも守れなくなりました。別名義で出した数多くの作品だけが褒められました。私は、私の好きを自分の手で潰しました。全ては変な名前を利用して、嘘の名声を勝ち取ろうとした自分自身の責任でした。この現実をこんな形で導いた私を表現する言葉はありません。
どうか皆さんは、自分の好きなそれに対して自信を持ちたいときに、本来の自分を否定するやり方だけはしないでください。
追記(2019/09/03): 山下氏がSCP-XXXX-JP-3を用いた初の創作物は、名義をいかなるものに変更した場合でも同等の評価を獲得することが検証により明らかとなりました。
[オチ変更]
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JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
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任意A任意B任意C-
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- portal:3030844 (25 May 2019 02:12)
上部の改定前の報告書ですが、あまり置いてある意味を感じませんでした。下部の異常性の理解になるわけでもなさそうなのでそのまま取り除いてしまってもかまわないと思います。
こうありますが個人的にはあまり理解に役立っている感じはしませんでした。確かに報告書は異常性を抽象的に説明してはいるものの、具体的に説明できる要素が無いわけではないので説明部分などを具体的に載せることができれば不要になる部分だと思います。もし代わりに置いておくのであれば一見で読者の注意を引くことのできる強いフックのようなものが欲しいです。
全体としてはあまり面白く感じませんでした。以下にその理由を示します。
1. 説明が抽象的で理解しづらい。
説明が具体的な単語をあまり用いずに進んでいくため読みづらさを感じました。
この文章などは一文目でありながら要素が難解なために理解しづらく、フックとしての役割を果たせていません。たしかにこれを理解するためには上の報告書があった方が便利ですが、上記に示した理由で取り除けるのでもっとわかりやすい文章にした方がよいと思います。
2. 山下氏の苦悩が弱い
本名義と複名義で投稿した作品の評価が異なる。という現象、本当に書きたいものが評価されず本意ではないものが評価される現象自体は異常性に関連しなくとも現実世界で起こりえます。もちろんそれを異常性に落とし込むことで面白さを生み出す方法もありますが、今回の場合現実でも起こりうる苦悩の話から話がそれほど発展していないので苦悩としての弱さを感じました。
3. オチのミュシャがよくわからない。
ミュシャが有名な作家として出されているのみであまり異常性との関連性を感じませんでした。例えばこれが死んでから名義変更をされて評価された作家であったり、(これはちょっと異常性が変わりますが)複数回名義を変更した作家であったりすれば異常性との関連が演出できると思います。(ミュシャに詳しくないので何か意図があったらすみません)
批評ありがとうございます。
指摘を受けて取り除きます。
もっと簡易な表現への改変を考えます。
その道でしか生きることのできない人ではなく趣味程度でやる程度の人としていたので、そこまで強くする必要は無かったのですが指摘がある通り読者に対する刺さりの弱さがあるので、人物像を変更します。
初期作で高い評価を受けた芸術家の例示でしたが(その評価に異常性の支援があった、異常性に暴露して成功したケースの例示)伝わらないと意味がないのでオチは異なるものに変更します。(現在のところ別案は思いついていませんが)