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アイテム番号: SCP-2000-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-2000-JPは一般社会への影響を考慮して物理的収容は行われません。現在は注意喚起ポスターの掲示と財団職員の能動的・受動的監視によって新たな事案発生を防止しています。
説明: SCP-2000-JPは山手線1全線で発生する異常現象です。
SCP-2000-JPは後述する特徴を持つ人物に限定して精神影響を与えますが、その力は微弱であり通常は本人の自制心によって異常行動に至りません。この影響は山手線の線路を基準として12m以上離れることで失われることが判明しています。2
SCP-2000-JPは2019/12/01に発生した放火事件において、確保された人物の発言に多くの不可解な点が見受けられたため、財団関係者が加わって行われた追加調査によって事件の経緯に異常性が含まれている可能性が疑われました。また、同人物の発言には2019/02/17に発生した放火事件との共通項が多く含まれていることが発覚し、さらなる調査によって後日オブジェクト登録へ至りました。
SCP-2000-JPに影響された人物(以下、SCP-2000-JP-1と表記)は「火を発生させなければならない」という強迫観念を受けます。火を発生させることが可能な状況であった場合は発生させた火を周囲の環境に燃え広がせようとしますが、すぐに近辺の人物あるいはSCP-023-JPによる常時監視に発見され失敗に終わります。不可能であると判断した場合は、強迫観念は徐々に減衰していき十数秒後には完全に消失します。3なお、2019/02/17を最後に放火は確認されていません。
補遺2000-JP: データ収集
2名のSCP-2000-JP-1に行った性格診断の結果から偶発性が否定される程度の一致が確認されました。4この結果を踏まえてSCP-2000-JPに影響される人物の特徴を詳細に特定するためのデータ収集が財団職員を用いて行われました。
- portal:3030844 ( 25 May 2019 02:12 )

拝読しました。
テーマ「変遷」にあたる内容がうまく読み取れなかったのですが、どの辺りがポイントか教えていただけますでしょうか。
収容プロトコルでは「放火」に関する記述がこれ以前にないので、唐突な感じを受けました。収容プロトコルというより説明にあるべき内容かと思います。
「山手線」がなんなのか説明をつけた方がよりワールドワイドな組織らしくなると思いました。
全体としては、形式は整っていますが「もう終わり?」といった感じで、もうすこし読み応えがほしいなあと思いました。文字数が多ければ面白いというわけではありませんが、ストーリー性やカタルシスがあると、より入り込めると思いました。
批評ありがとうございます。
下にある折りたたみ部分に回答を記述しました。
説明内の文章へ記述を移動します。
Footnotesに山手線についての説明を付加します。
ううむ…締め切り日時目前まで編集を粘ってみようと思います。
少し厳しいことを言うようですが、現状の報告書ではmakigenekoさんの考えているストーリーの1割も表現できていないと思います。
まず、そもそもSCP-201-JPが複数あるという知識を持っている読者の方が少数ですし、今ないものを前提とする記事はかなり不親切だと思います。メッセージを隠す分には良いですが、基本的には前提知識が少なくても楽しめる記事を意識した方が良いです。
また、僕個人がこの記事から読み取れたのは「こちらの世界の創作好きの何かを表現しようとしているのかな…?」という情報だけで、上記のポストでmakigenokoさんが解説されている第四の壁の波長や、ライターを灯して見たものや、その他のテーマをここから全て読み取るのは困難です。客観的事実からストーリーを見せていく(いわゆる「語らずに語る」というやつ)のは大切ですが、この記事は語らなさ過ぎです。せめて「財団世界から見た〜」の段落に書いてあるテーマは、多少露骨でもいいので伝わるように内容を補強していくと良いと思います。
最後に、第四の壁を越えるというのは非常に難しいテーマです。S・アンドリュー・スワンの提言などに代表される既存のメタ記事とどこが異なるのか明確に押し出していく必要があります。ただこれはかなり時間がかかるので、まずは、描きたいストーリーをプロット化して、報告書としてどのように組み立てていけば良いか考えるところから始めてみてはどうでしょう。
dr_toraya氏
stengan774氏
Gokipo氏
to2to2氏
拙作への批評ありがとうございました。大切にします。
結論として、主管のコンセプト以外ゼロから作り直します。後日、下書き批評への再提出を行います。