夜コン 夜を纏った街
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追加で書くこと
・もともとは敵対的でないSCP-XXX-JPだったが、長期間夜を奪われ続けたことで革命軍的なタイプのSCP-XXX-JPが出現し始めている。以前のSCP-XXX-JPよりも知性が高く、人や野生生物の形状を取ることがある。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 財団が発見済みのSCP-XXX-JPは各国のサイトに分散して収容されています。SCP-XXX-JPを収容している全てのセル内の照度は、平常時5lux未満を維持してください。

各サイトは近隣のエリアの日照量・気温・を比較してSCP-XXX-JPによる影響を受けている疑いのあるエリアが確認された場合にはより詳細な検証ののち、未収容のSCP-XXX-JPの捜索活動を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは自身を"夜"と呼称する存在群です。

観測者によってその視覚的特徴には差が生まれることが判明しており、一部を例示すると、色彩は黒色から青色までの分散があり、稀に一部わずかな橙色が含まれる場合があります。形状は多くの場合は霧状の不定形ですが、稀にヒトまたは動物の様相をとります。各個体の大きさは同一個体を同時に観測した場合であっても、各観測者によって最小で直径約15cm、最大で約180cmまでの差異が発生します。

全てのSCP-XXX-JPは人間の15歳以上に相当する知性を持ち、また非攻撃的であるため安定したコミュニケーションが可能です。これを基に過去に実施された診断の結果、MMPI1による心理検査は抑うつ的傾向を、TEG2の結果は平坦的-中を示しました。

SCP-XXX-JPの異常性は、各SCP-XXX-JP個体が「自身が所属している」と認識する空間に対して発生します。

SCP-XXX-JPが所属している空間は、日中時間帯において太陽光による影響がわずかに減衰します。この影響の強さは同空間内に存在するSCP-XXX-JPの個体数に比例します。

【インタビュー】
<インタビュー開始>
A インタビューを開始します。
(SCP-XXX-JPはやや前傾し、まもなく水平に戻る。)
A まずは前回と同様に質問を実施しますので、これに分かる範囲で回答していただきます。
B はい、すみません。お願いします。
A では、はじめにSCP-XXX-JP。あなたが現在のこの状況に至った原因について、自身の主観から理由を説明願います。
B え、これは……正直に答えてしまって構わないのでしょうか。
A はい、主観的な意見で構わないので、あなたの視点から分かる内容を素直に述べてください。
B そう言うのでしたら、では……まず、最初の原因は、人間のやり方にあったと思います……まず、夜は本来、夜のための時間だったはずでした。でも、そこで人間たちがその時間帯でも世界を明るくして活動するようになって、夜が夜に居るための場所が少なくなってしまった。これが全ての理由だと私は思っています。
A では、その影響で夜が昼に流れるようになったことは、どれほど前から起きていたのでしょうか。
B どれほど……今、となっては正確なことは分からないですが、きっかけとなったのは、おそらく電球の発明……かもしれません。覚えているのは、ある頃から当時の大きかったときの私の体に、火には無いような内側から強く押し出そうとするような感覚が来るようになったことです。
A ならば、こちらの小さな照明でもその感覚を感じますか?
B いえ、少し。少しだけ。このくらいなら大丈夫です。
A 分かりました……。では、次の質問に進みます。SCP-XXX-JP、あなたは以前に同一であった「夜」との感覚の同期を行うことは可能でしょうか?
B いいえ……離れてからは一度もできたことはありませんでした。向こう側から伝わってきたことも無かったです。
A なるほど、一旦メモを取らせていただきたいのでしばらく待っていただけますか?
B はい、了解です。
(Aは部屋の照明に接近し、しばらくメモを取る。)
A 今回のインタビューはこれで終了です。お疲れさまでした。
B あっ、ありがとうございました。またお願いします。
(SCP-XXX-JPはやや前傾し、まもなく水平に戻る。)
<インタビュー終了>

インタビュー所感: 前回と同様に、同一時間に複数の別サイトで行われた対照インタビューからは、全てのSCP-XXX-JP個体が同様相当の回答を行うという結果が得られた。また、感覚の同期が発生しないことも実際に証明され、SCP-XXX-JPの発言の信憑性がより確かなものとなった。

補遺(2021/07/15更新): 2021年6月時点で、財団が収容しているSCP-XXX-JPはSCP-XXX-JPの全数の60~65%程度であると推測されています。未収容のSCP-XXX-JPは独自のコミュニティーを形成しており、日中時は互いに一定距離を取り、夜間帯に情報共有を行うことで自身の持つ異常性を分散させていることが後に収容されたSCP-XXX-JP群からの聴取により明らかとなっています。また、ほぼ全てのSCP-XXX-JPは自身の所属認識を市町村、あるいはそれ以下の単位まで狭めることで、地球全域~国土単位という広範囲に影響を及ぼすSCP-XXX-JP個体の数を極力減らし、自身の異常性を原因とする社会の混乱を防ぐための対応を自主的に行っていると推測されています。

しかし同時に、近年において新規に発見されるSCP-XXX-JPは、過去に発見された個体と比較すると敵対的性質を現すものが徐々に増加していることが確かめられています。これらの個体は他個体よりも高い知性を持ち、初めて確認された人型タイプの形状を持ったSCP-XXX-JPもこの系統でした。

現在未収容のSCP-XXX-JPの殆どは自らの存在を社会に認知されないために、人々に発見されにくい地点に存在していると推測され、実際に財団による新規のSCP-XXX-JPの発見数は年々減少傾向にあります。

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