言霊コン下書き アイデアはもう要らない

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは現在消失しています。再発生に備え、当報告書及び過去の事例を纏めたアーカイブ資料が保管されています。

説明: SCP-XXXX-JPは自身を「月光キネマ」1と呼称する一名の女性人型実体です。自身の年齢に関して17歳であると主張しているものの、実際には27歳前後であると推測されています。後述する異常性を除き、通常のヒトとの相違はありません。外見上の特徴は日本の文化圏におけるメイドのイメージに共通するものであり、ネコをモチーフとした装飾が付加されています。日常的な行動や発言も、常にこれらに関連したものとなっています。

SCP-XXXX-JPは、サイト-801内部にて発見されました。サイト内の監視カメラはSCP-XXXX-JPの出現の瞬間を捉えることに失敗しており、対象へ行ったインタビューには「異世界から来た」等の創作的な虚偽を多く含む正確性のない情報のみが得られました。本人の身辺調査には失敗しました。

SCP-XXXX-JPの異常性は、くしゃみを行った場合に低頻度で発生します。異常性発生時のくしゃみにおいて、SCP-XXXX-JPは飛散する呼気・唾液とともに、推定直径1mm未満のくす玉(以下、SCP-XXXX-JP-Aと表記)を排出します。排出されたSCP-XXXX-JP-Aはすみやかに内容物が収納可能であるサイズに膨張し、床面との間に物体がなく、かつ床面から2.0~2.5m程度の高さが確保できる位置まで自動的に移動します。このため状況によっては、SCP-XXXX-JP-Aは壁・天井部を透過して移動する場合があります。移動終了後、まもなくファンファーレとともに自動的にSCP-XXXX-JP-Aが開き、内容物を落下させます。これに伴ってSCP-XXXX-JP-Aは消失します。

この時の落下の衝撃により、内容物が破損することはありません。

全ての内容物は、出現から72時間以上経過したのちに消失します。この消失を防ぐ手段はありません。これらの物体に関して記述した文書や写真、コピー等の二次的制作物は消失しません。

以下は過去に発生したSCP-XXXX-JP-Aの内容物の一覧です。

SCP-XXXX-JP-A-1

  • シュレッダーで裁断された、文章技術について解説された書籍。非異常性であることを確認。復元によって書籍表紙に油性マジックで「なんの役にも立たない」と書き加えられていたことが判明。

SCP-XXXX-JP-A-2

  • 紙吹雪・リボン等の装飾物。
  • 大量の造花。
  • KONAMI社のアーケード音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」筐体一台。外観及びインターフェースはシリーズ第3作のものと共通している。非異常性の筐体との差異を3点確認。以下に記述。

・電源供給を行わずに稼働が可能。
・筐体に表記されている全ての「SOUND VOLTEX」の文字が「S_UND VO___X」に変化している。
・内部に含まれている楽曲データの一部が置換されており、調査の結果、過去に公募イベントで応募され不採用になったと思われる楽曲が多数収録されていることが明らかとなった。

筐体全体に付着していた指紋はSCP-XXXX-JPの指紋と一致せず、適合する指紋を持つ人物の特定には失敗。

SCP-XXXX-JP-A-3

  • 作家「星新一」の作品集。書店販売時のビニールの包装が付けられたままで全て未読であったと思われる。非異常性であることを確認。

SCP-XXXX-JP-A-4

  • 一冊の手帳。非異常性であることを確認。筆跡は20代から30代の日本人男性のものであると推測。手帳の所持者の特定には失敗。以下は手帳内部に書かれていた文章の内容(ページ順)を列記。

・全33件の財団による報告書の形式に類似したメモ群。上記のSCP-XXXX-JP-A-2.に含まれる、「SOUND VOLTEX」筐体と共通する内容が含まれていた。殆どのメモは「なし」「塩漬け」「続きはまた今度」等の表記を最後に終わっており、追記は行われていない。

・筆記者による手記(日付: 2021/03/17)
ゲームがスポーツとして成り立つようになったというよりは、世界がゲームをスポーツとして認めたというほうが正しいと思う。ならば、体全体を使うような運動でなくともあらゆる媒体はスポーツと定義できるのではないか。自分がやっている創作も、単に遊びでやっているといえばそうかもしれないけれども、他人との勝負的なところもあるし、順位が付けられたりするし、もはやスポーツなのではないか?

・筆記者による手記(日付: 2021/03/29)
他人からの客観的な批評や指摘が明らかに正しいことはわかるし、そういうことを無視して作品を発表しても残れるわけがない。ただ、いい感じの改善案もない。むしろそれで残ってしまうのが最悪のパターンで、そんなことになったら自分で後から納得がいかなくなって消すだろうな。じゃあどうする?

・筆記者による手記(日付: 2021/04/01)
休みが少ない。せめて5年くらい前だったらまだ多忙じゃないので動けたかもしれない。あのときの情熱とか、頑張ろうという気持ちが消えたわけじゃないが。多分。とはいえ動けないのは事実で、もはや他人の作品を見ていくだけでも厳しくなっている。トレンドから置いてかれる恐れがある。新しいことを覚えられず、しかも今まで覚えてたことまで忘れていっている。なぜならやらないから。技術の喪失を強く感じる。

SCP-XXXX-JP-A-5

  • 一件のメモ。
  • 紙吹雪・リボン等の装飾物。
  • 大量の造花。
  • SCP-XXXX-JP。SCP-XXXX-JPがくしゃみを行うと同時に消失し、SCP-XXXX-JP-1より再出現したことによる。

出現したメモの内容
「今回で最後となります。これまでの行動を行い続ける必要がどうしても私にはありました。そしてこれを実行するなら、他でもないこの世界が一番最適であると私は結論付けました。他の世界では反撃を受ける可能性があり、怖かったからです。今まで本当に申し訳有りませんでした。」

この事例に対して緊急で行われたインタビューに対して、SCP-XXXX-JPから有意な回答を得ることはできず、従来と同様の正確性のない情報の取得のみに終わりました。

出現から74時間26分後にSCP-XXXX-JP-A-5は全て消失しました。これ以降、現在該当オブジェクトの再出現は発生していません。


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  1. portal:3030844 ( 25 May 2019 02:12 )
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