飛燕改稿用

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フェイズ2の初期段階にあるSCP-XXXX-JPの雄個体

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの雌個体は収容サイト-264の低脅威度鳥類飼育ケージでそれぞれ個別に収容されます。オブジェクトに対しては1日2回給餌シュートによって飼料を与え、定期的にケージ内をDクラス職員によって清掃させてください。

SCP-XXXX-JPの雄個体は個体ごとに2m x 2m x 2mのタングステン製のコンテナに隔離した上で、収容サイト-264の高脅威度オブジェクト収容室に収容されます。給餌方法は雌個体のものに準拠し、コンテナ内の清掃は遠隔操作されたロボットにより行われます。

SCP-XXXX-JPは種の存続にあたって必要最低限の個体のみが飼育され、個体数が増加した場合は適宜オブジェクトを殺処分する必要があります。SCP-XXXX-JPの繁殖に際しては、事前にSCP-XXXX-JP研究チームと収容サイト-264管理官の間で協議を経る必要があります。

説明: SCP-XXXX-JPは北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部に分布するツバメ科 (Hirundinidae) の未知の生物です。全長は平均して約17cm、翼幅は約32cmであり、光沢のある黒色の羽毛を特徴とします。SCP-XXXX-JPは夜行性である事が知られており、集団繁殖を行うため群れを形成する事が判明しています。また、SCP-XXXX-JPの本来の生息地は大陸北部の森林地帯や山岳地帯であるものの、一部の他のツバメと同様冬季には南下し越冬することが知られています。

SCP-XXXX-JPは熱に対して異常な耐久性を有しており、少なくとも700℃の高温下で生存することが可能です。この異常性を獲得した要因としては、プロセス-XXXX-JPと指定される繁殖時の一連の行動が背景にある可能性が指摘されています。このプロセスはSCP-XXXX-JPの発情から雄個体と雌個体の接触、交尾の終了までを指しており、内容は以下の6段階のフェイズに大別することができます:

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フェイズ4のSCP-XXXX-JPの雄個体が放つ閃光
1984/03/23、アラスカでの収容作戦の実施に際して撮影された。

  • フェイズ1: SCP-XXXX-JPが発情期に入る。オブジェクトが夜行性であるためフェイズ1は全て夜間から早朝にかけて開始しているが、これは後述のフェイズ4においてより多くの雌個体を誘引するためであると考えられている。
  • フェイズ2: フェイズ1の開始直後から、雄個体の羽毛が黒色から徐々に橙赤色へと変化する。また、これに伴い雄個体の皮膚組織の温度が上昇していることが確認されているが、このメカニズムは現状未解明であり、研究チームによる調査が進められている。
  • フェイズ3: フェイズ2の開始とほぼ同時に、雄個体は上空50~100mでの滞空を開始する。この状態は、雄個体が雌個体と交尾し全てのフェイズが完了するか、長時間の滞空による衰弱などにより雄個体が死亡するまで継続される。この行動もフェイズ1と同様、フェイズ4においてより多くの雌個体を誘引するためのものであると推測されている。
  • フェイズ4: フェイズ3の開始から2時間ほどで雄個体の体温は約500~600℃に達する。この時、雄個体は約100,000lmの光を放ち始める。この光は視認者から「眩い」「太陽のよう」と形容されており、その明るさにより雌個体を誘引する効果があると推測されている。
  • フェイズ5: 雄個体の放つ光に誘引され、オブジェクトの下に雌個体が飛来する。その後、雄個体は雌個体と交尾を行う。
  • フェイズ6: フェイズ5の終了後、雄個体の体温は徐々に低下し、羽毛の色も通常時に戻り、滞空も終了する。これらを以てプロセス-XXXX-JPは完了したものとみなされる。

プロセス-XXXX-JPの完了後、SCP-XXXX-JPの番いは泥や枯草などで営巣します。その後、雌個体は5~8月の間に1~3個の卵を産み、雛は約1ヵ月間親鳥に育てられた後巣立ちします。

1984/03/22、アメリカ合衆国アラスカ州の針葉樹林において突発的に山火事が発生したという報を受け、財団は調査のため機動部隊を派遣しました。同部隊は到着して間もなくSCP-XXXX-JPを発見し、最終的に雌雄合わせて72体のSCP-XXXX-JPを確保しました。

補遺XXXX-JP.1: 事案-XXXX-JP

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民間人のドライブレコーダーに記録されていたSCP-XXXX-JPの群れ

2013/02/15、ロシア連邦ウラル連邦管区チェリャビンスク州に総数不明のSCP-XXXX-JPが飛来する事案(以降"事案-XXXX-JP")が発生しました。即座に周辺の財団サイトへ収容違反が通知され、機動部隊プサイ-31が現地へ派遣されましたが、機動部隊の到着のおよそ12分前にオブジェクトはプロセス-XXXX-JPを開始しました。

研究チームの許可の下、機動部隊プサイ-31は殺傷性兵器を用いてSCP-XXXX-JPの鎮圧を行い、飛来から5時間3分後に全個体の終了を完了しました。

この事案の結果として、民間・財団合わせて1491人が重軽傷を負ったほか、4474棟の建造物が損壊し、最終的な被害総額は10億ルーブル1

収容違反の隠蔽のため、財団はカバーストーリーとして「20m級の火球の落下」を流布し、負傷者と建造物への損害は隕石落下時の熱線と衝撃波によるものとして偽装されました。

↑要検討

補遺XXXX-JP: 少なくとも19世紀の初頭までは、SCP-XXXX-JPと我々人類が接触することは極めて稀なケースであったと考えられています。





2005/05/19、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス市郊外に総数不明のSCP-XXXX-JPが北北東方向より飛来する事案(以降"事案-XXXX-JP")が発生しました。即座に周辺の財団サイトへ収容違反が通知され、機動部隊プサイ-31が現地へ派遣されましたが、機動部隊の到着のおよそ12分前にオブジェクトはプロセス-XXXX-JPを開始しました。

研究チームの許可の下、機動部隊プサイ-31は殺傷性兵器を用いてSCP-XXXX-JPの鎮圧を行い、飛来から5時間3分後に全個体の終了を完了しました。この事案の結果として、民間・財団合わせて39名が死亡、221名が重軽傷を負い、大規模賭博施設を含む計7棟の建造物が半壊しました。財団は事後処理としてラスベガス市全域に記憶処理剤の散布を行い、報道機関への情報統制とカバーストーリー("多発的な自爆テロ")の流布を行いました。

特筆すべき点として、プロセス-XXXX-JPにおけるSCP-XXXX-JPの挙動が通常とは異なっていたことが確認されています。以下はそれらの行動の一例です:

  • 市街地の上空を円状に旋回する。
  • 上空から地面に急降下し衝突する。あるいは高層ビルを目掛けて飛び衝突する ── 特筆すべき点として、衝突死した個体は全て雌であったことが判明しています。

また、SCP-XXXX-JPの飛来に関しては、オブジェクトがユーラシア大陸最東端のデジニョフ岬から北アメリカ大陸アラスカ州に渡り、そこからカナダを経由してラスベガス市に到達した可能性が指摘されています。しかしながら、本来北半球の高緯度地域に生息していたSCP-XXXX-JPが北アメリカ大陸中部にまで飛来した理由、そしてそこで繁殖活動を行った背景は現状不明であり、上記の特異的な行動も含め、現在原因の調査が進められています。

昨今の世界各国における環境保全活動の高まりを考慮してもSCP-XXXX-JPの収容違反を防止できる程度まで光源の使用を抑えることは現代における人類の文明社会が照明に依存しているため困難


計画書


メモ


進捗

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利用ガイド

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