SCP下書き「真鍮の預言者」

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クレジット

タイトル: SCP-1519-JP - 真鍮の預言者
著者: ©︎SOYSOY_Kusagawa
作成年: 2019

SCP-1519-JP

アイテム番号: SCP-1519-JP

オブジェクトクラス: ‪‬Euclid‪‬ Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-1519-JPおよびSCP-1519-JP-α群は、サイト-CN-21の低脅威度収容ロッカーに個別に収容されます。

SCP-1519-JP-1の遺体は、サイト管理者からの許可を受け焼却処分されました。

▶ 旧特別収容プロトコルを閲覧する

説明: SCP-1519-JPは鉄合金製のタイプライターです。オブジェクトは非異常性の鉄合金と比較して高い耐久性を有しており、内部構造の精密な調査には成功していません。キーは計2,450個であり、その全ては繁体字中国語です。SCP-1519-JPのキーを操作する試みは成功しておらず、現状後述の異常性を除きタイプライターとしての機能を果たすことはありません。

SCP-1519-JPは不定期に活性化し、キーが自動的に入力され、210mm x 295mmのパルプ紙に印字を行います。このパルプ紙の出自は判明しておらず、オブジェクト内で生成されたものであると考えられています。印字が完了し、SCP-1519-JP外へ排出されたパルプ紙はSCP-1519-JP-αに指定されます。

SCP-1519-JP-αはその視認者（以降"SCP-1519-JP-β"と呼称）に対する精神影響性を帯びています。視認直後、SCP-1519-JP-βは昏倒し、凡そ2~3時間後に意識を回復します。

また、SCP-1519-JP-βはこの間に以下のうちの何れかの明晰夢を体験しています。
↑改稿

SCP-1519-JP-1はGoI-004（"壊れた神の教会"）の中華系分派「GoI-004H（"医院"）」の神父として活動していた蒋浩宇ショウ・ハオユーです。

SCP-XXXX-JPは、1995/12/03に中華人民共和国重慶チョンチン市武隆ぶりゅう区で実行された、GoI-004Hの教会施設の制圧作戦において回収されました。以下は当作戦の活動報告書です。

機動部隊活動報告書

関連する機動部隊:

機動部隊スティグマ-9（"自然発生する歯車、梃子、滑車からの進化"）

命令者: サイト-CN-21管理官
場所: 中華人民共和国重慶市武隆区
日付: 1995/12/03 17:35

行動計画:

教会施設の制圧。
信者の捕縛若しくは終了。
所有アノマリー・資料の回収。

行動結果:

作戦はスティグマ-9を二手に分けた後開始された。まず正面玄関より突入・交戦し、その5分後に別働隊が裏口より奇襲を行う形で出撃した。

中盤にかけては財団が優勢であり、スティグマ-9はSCP-1519-JP、SCP-CN-████、SCP-CN-████、計7点のAnomalousアイテムを回収した。しかしながら、信者の一人が現実改変能力を実行、自身を依り代に半機械的異常実体を生成したため、財団側に若干の損害が生じた。実体は最終的に機動部隊による一斉掃射により終了され、作戦開始から6時間7分後、教会施設の鎮圧が完了した。周辺への作戦の隠ぺいは、カバーストーリー（"テロリストとの交戦"）を以て完了した。

最終的に財団側は計5名が死亡、7名が重軽傷を負い、3名が行方不明となった。GoI-004Hの信者らのうち、SCP-1519-JP-1を含む計8名が捕縛されたが、大多数の信者は逃走した。

SCP-1519-JPの異常性は、サイト-CN-21の中型収容コンテナにおいて、事象-XXXX-JPが発現したことで財団に認知されました。この事案を受け、オブジェクトはEuclidクラスオブジェクトとして、標準ヒト型収容室で収容されることが決定しました。
↑改稿

補遺1519-JP.1: 機動部隊隊員へのインタビュー記録

インタビュー記録-1519-JP-01

対象: 黄オウ隊員（以降"隊員"）

インタビュアー: 梅漢娜メイ・ハナン（以降"インタビュアー"）

日付:

付記:

<録音開始>

インタビュアー:

対象:

<録音終了>

終了報告書: インタビューは中断され、SCP-1518-JP-1は集中治療室に搬送された。約50時間に及ぶ意識不明の状態の後、肺気胸と大量の腹腔内出血、細菌性疾患による敗血症性ショックによってSCP-1518-JP-1は死亡した。

オブジェクトはタイプライター。メカーネの欠片である。
印刷された紙は精神影響性を帯びており、視認者に精神影響性が発現する。
以降視認者に対して、メカーネに対する信仰の度合いによって以下の現象が起こる
- "過去の終末" - 日中戦争での妖怪大隊の襲撃、ギャロス、バイカル湖など、メカニト側が過去肉に負けた際の光景が見える。
- "未来の救い" - 『聖戦』に勝利する未来が見える。これはメカーネの信者にとって、御神体を修復活動の活力に繋がる。また、以降定期的にメカーネから囁きが聞こえるように。
欧州よりミラー家により、医院に預けられた。
医院のメンバーの過半数は、敬虔な信者である。よって、IJAMEAによる搾取から辛くも生き残った残党らは、「未来の救い」を見たことで希望を胸に抱き、御神体の収集とメカーネの顕現を夢見る。
そして時は21世紀になろうとしていた199X年、医院による財団からの御神体の奪還が本格的に始まろうとしていた
ミラー家から預けられた際に、預け先の家の人に適合するように外部接続アダプタみたいなのつけたとか
- 神父が付けてそう
神父が死んで全部お釈迦