このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの収容は主に事象発生後の後処理を中心として行われています。財団webクローラーは各種メールサービス提供会社の協力の下メールの送受信記録を記録し、SCP-XXX-JPの関与が疑われるものが確認された場合、当該メールの受信者及び場合により関係者にA Bクラスの記憶処理が施され、メールは削除されます。また、並行して財団オンライン部門によるSCP-XXX-JPの運営元の捜索が続けられています。
説明: SCP-XXX-JPは異常な手段で電子メールの送受信を行うメールサービスです。SCP-XXX-JPを利用しているアカウントのドメイン名は@█████████.comとなります。
SCP-XXX-JPを用いて送信される電子メール(以下SCP-XXX-JP-1と呼称)の署名は、確認されている限り全てが送信時点で故人となっている名義のものです。SCP-XXX-JP-1の差出人名義は署名に記されている人物が生前に使用していたドメインのものになりすまされます。SCP-XXX-JPのサーバIPアドレスは各種メールサービスによりブロックされているにも関わらず、SCP-XXX-JP-1は問題なく受信されます。また、メール送受信時の各種認証もSCP-XXX-JP-1に対しては現時点では効果を確認できていません。
SCP-XXX-JP-1は差出人が死亡した記憶を保持しておらず、かつ生前親しくしていた人物に向けて送信されます。また、その内容も送信者自身の死を知らせるものではなく、あくまで暫しの別れを告げるようなメッセージとなります。具体的な内容は以下のファイルを参照して下さい。
特筆すべき点として、SCP-XXX-JP-1を受信し開封した人物はSCP-XXX-JP-1の送信者が死亡した事実の認識が超自然的な要因により不可能となります。この影響は記憶処理等の手段では取り除くことが出来ません。確認されている例としては「死亡通知が手違いで届かない」「死亡したことを伝えられる直前に前向性健忘に罹患しそれを記憶できなくなる」「死亡したことを伝えようとした人間が心筋梗塞により急死する」などがあります。この異常性による二次被害を防止する側面で、以前はSCP-XXX-JP-1に関する記憶のみを取り除いていましたが2、現在ではSCP-XXX-JP-1の送信者の記憶を関係者から取り除く3方向に収容方針をシフトしています。
補遺: 2016年2月15日23時43分、財団に所属しているエージェント・高木の両親に対しSCP-XXX-JP-1がエージェント・高木名義で送信されているのが確認されました。エージェント・高木はSCP-███-JPの収容のためサイト-81██に23年間隔離されていましたが存命であり、本件に関し本人にも確認したところ「身に覚えがない」と供述しています。このエージェント・高木名義のSCP-XXX-JP-1は同日中に削除されていました。削除した人物及び手段は現在調査中です。
気になる点
・+評価で残りそうか
・意味が伝わらない文章がないか
・説明で間違ったことを書いていないか
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:2965697 (01 Jun 2018 16:03)
途中までベタとは思いつつも読み進めていき、追加の異常性でお!?となった後の補遺で少しチグハグ感が出てしまい後読感がよくなく、またテーマが絞り切れていないという印象です。もっと流れを意識したオチならば投稿された時にUV評価に値するものになるのではないでしょうか。
細かい気になる点
あくまで財団は秘密組織ですので自然な理由づけ、または代替案が必要となるでしょう。よくある手法ですとエージェントを派遣し監視などが一般的です。
クラスA記憶処理だと思われます。また、クラス変更(この場合は格上げでしょうか?)の意図が分かりにくいため、どの記憶であるかも記載すると分かりやすいでしょう。
生前親しくしていた人物という内容も入れると良いでしょう。
成功していませんという表現の方が適切かと思われます。
なぜこの事件を挿入したかの意図が掴めず、無駄な謎を残しているのみとなっている気がします個人的にこのオブジェクトの肝は「無用な親切」だと思いました。オチもそのような方向性でまとめれば綺麗に終われるのではないでしょうか。
僕は、いい話系(?)と思わせておいて一気に不穏に持ち込む意味で、この補遺は十分有効だと思います。ただ、テーマから落とし方まで若干の既視感があるのは否めませんでした。僕はUVすると思いますが、残るかどうかまでははっきり言えないです。
ドメイン「のもの」のほうが正確だと思います。
報告書としては堅すぎる漢字を使っていると思います。
私は7:3くらいで残ると思います。死者からの手紙という異常性がありきたりなのは痛いですが、ラストは好きです。
可能であればオチ以外にも魅せる部分があるとよいのですが、それを足すのは難しいでしょうし、一旦今の形でもよいのではと思います。
私だけかもしれませんが、「故人となっている人物のもの」が回りくどくて気になりました。
「SCP-XXX-JPを用いて送信される電子メールは、確認されている限り全てが故人から送付されたものです」とするのはどうでしょう。
脱字にも見えてやや子供っぽいので、「特筆すべき点として」の方がいいでしょう。
「こと」が連続してしまっていますし、「死亡した事実の認識が不可能となります」などの方が報告書っぽいかと思います。
ご指摘ありがとうございます。
この報告書に関してはZatto13様の仰る通り、元々善意の嘘のせいでより良くない方向に向かうといったことを表現したかったのですが、それだけでは薄味になるなと思って補遺を追加しています。私自身悩んでいる箇所ではあるので、あまり時間は無いですがもう少し考えてみます。
以下個別の返信となります。