アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは現在自己収容状態にあると考えられており、収容の必要はありません。経過観察の後再分類が予定されています。
説明: SCP-XXXX-JPは財団職員の相生研究員です。SCP-XXXX-JPは1.04のヒューム値を持ち、限定的な現実改変能力を持ちます。SCP-XXXX-JPが一つの対象に対して約一年程度継続的に能力を行使し続けることで対象に現実改変を引き起こすことが可能です。
財団によるSCP-XXXX-JPの発見が遅れた理由として、以下が考えられています。
・SCP-XXXX-JPは自分自身のみを改変の対象としている。
・SCP-XXXX-JPによって引き起こされるヒューム値の変動は非常に小規模かつ低速であるため、大規模な観測機器による検知が不可能であった。
・SCP-XXXX-JP本人が自身を現実改変能力者であることに自覚的ではなかった。
結果的に、以下に記述する本人の申告があるまでSCP-XXXX-JPは非異常の人間として活動していました。
2021/11/13、SCP-XXXX-JPは自身が異常存在の可能性がある旨を申告しました。根拠は財団職員の境田博士との関係によるものです。SCP-XXXX-JPは境田博士と幼少期から現在に至るまで運命論的、因果律的な結びつきがあると主張し、書類記録上は財団による身辺調査記録と合致しました。
時系列 | 主張 | 評価 |
---|---|---|
0歳時 | SCP-XXXX-JPと境田博士は同一の産婦人科で同日に出生した。 | 偶然の一致と考えられる。 |
0歳時 | SCP-XXXX-JPと境田博士の両家族は、同一のマンションに居住していた。 | 偶然の一致と考えられる。 |
3歳時 | SCP-XXXX-JPと境田博士は同一の保育所に入所した。 | 同地区に居住している以上、確率的に高い事象である。 |
6歳時 | SCP-XXXX-JPと境田博士は同一の小学校に入学した。 | 明らかに非異常の事象である。 |
6~12歳時 | SCP-XXXX-JPと境田博士は小学校6年間同じ学級に所属した。1学年の学級数は6であった。 | SCP-XXXX-JPの異常性が発揮されているものと考えられる。 |
13歳時 | 特別な要件を満たさないにも関わらず、SCP-XXXX-JPは境田博士が入学した私立中学校への転入を認められた。 | SCP-XXXX-JPの異常性によるものと考えられる。 |
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
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任意A任意B任意C- portal:2932571 (01 Sep 2021 08:56)
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