SCP-XXXX-JP - 救命配達士トランスポート・アッシュ

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは高強度人型オブジェクト収容室に収容されます。フィールドエージェントが日本各地の病院に聞き込みを行い、SCP-XXXX-JPと遭遇した人物を特定し記憶処理を行います。

説明: SCP-XXXX-JPは薄灰色を基調とした装甲服及び装備品(SCP-XXXX-JP-A群)を纏った人型存在です。SCP-XXXX-JP一般男性の平均値と比較し約1.1倍の身体能力を備えており、装備品や装甲服には未知の繊維や金属が用いられています。
SCP-XXXX-JPは"救命配達士トランスポート・アッシュ"を名乗り、超電救助隊HEROの一員であると主張しています。SCP-XXXX-JPはSCP-1860-JPの無力化後に出現が確認されていますが、詳細な関連性は不明です。

以下はこれまでに確認された、SCP-XXXX-JP-A群の一覧です。
識別番号 推測される機能 説明
SCP-XXXX-JP-A-1 閉じられると内部の時間経過を止め、物体の鮮度を保つ収納装置。 SCP-XXXX-JPが"クロノフリーザー"と呼称する装備。装甲服背部に搭載されている。
SCP-XXXX-JP-A-2 必要な医療資源が得られず生命の危機に瀕している人物を発見する装置。主に臓器疾患で生命の危機に瀕した人物を探知するのに使用される。 SCP-XXXX-JP"カウントダウンサーチャー"と呼称する装備。装甲服頭部に搭載されている。
SCP-XXXX-JP-A-3 臓器、血液、骨髄液等に照射することで拒絶反応を完全に無くし、生着率を上昇させる装置。また、この照射を目撃した人物はSCP-XXXX-JPを全面的に受け入れ、提供された物品を用いることに疑問を生じなくなる。 SCP-XXXX-JP"イコライザー"と呼称する装備。装甲服左腕部に搭載されている。
SCP-XXXX-JP-A-4 未知のエネルギーにより作動するジェットパック。 SCP-XXXX-JPが"ウェイファインダー"と呼称する装備。装甲服腰部に搭載されている。不明な原因で収容直前から動作していない。
SCP-XXXX-JP-A-5 落下時の衝撃を無効化する装置。 SCP-XXXX-JPが"フェザーアブソーバー"と呼称する装備。装甲服脚部に搭載されている。

SCP-XXXX-JPは臓器移植が必要な対象に対し、身元不明の臓器を提供します。提供する対象の優先度等は判明していません。
目撃者の証言や監視カメラの記録から、SCP-XXXX-JPによる臓器提供イベントはどのようなケースでもおおよそ以下のようなタイムラインを辿ることが判明しています。

1.窓の破壊を伴って出現する。
2.緊急性の高い患者の元へと移動を開始する。SCP-XXXX-JP-A-2を用いていると考えられる。
3.緊急性の高い患者の元へと到着する。医師、看護師、患者、患者の家族らがSCP-XXXX-JPに不審の目を向ける。
4.SCP-XXXX-JP-A-1から必要な臓器を取り出す。
5.取り出した臓器に対してSCP-XXXX-JP-A-3による照射を行う。
6.医師や看護師、患者、患者の家族らは歓喜する。
7.SCP-XXXX-JPが「俺の名前は救命配達士トランスポート・アッシュ。当然のことをしたまでだ。」と発言する。
8.窓の破壊を伴ってSCP-XXXX-JPが病室を退室する。
9.緊急手術が行われ、患者は生還する。

財団がSCP-XXXX-JPを収容するまでに、このイベントによって生還した患者は402人です。

補遺: 2022/8/31、SCP-XXXX-JPは「被害者の臓器を持ち去る連続殺人事件」を受けて警戒を強めていた警察によって逮捕されました。この事件の被害者は確認されただけで72人です。警察内部に潜入している財団エージェントによって関係者には記憶処理が行われ、SCP-XXXX-JPは財団サイト-81██へと移送されました。

SCP-XXXX-JPの罪状は一般人女性██ ██(17)への殺人未遂です。

補遺2: インタビュー記録

インタビュアー: 若葉博士

<録音開始>

若葉博士: こんにちは。私の声は聞こえますか?

SCP-XXXX-JP: ……はい。

若葉博士: はい、それでは何故あなたがあのような凶行に及んだのか説明してください。

SCP-XXXX-JP: …………。

若葉博士: SCP-XXXX-JP?

SCP-XXXX-JP: ……足りなかったんだ。

若葉博士: もう一度、大きな声でお願いします。

SCP-XXXX-JP: 足りなかったんだよ!!!

若葉博士: なるほど。それはあなたが提供していた臓器が、という意味ですか?

SCP-XXXX-JP: ……はい。

若葉博士: 誰かを殺害し、その臓器を提供するということが常態化していたのですか?

SCP-XXXX-JP: …………はい。

若葉博士: 大きな声でお

SCP-XXXX-JP: ああもう!!そうだよ!!50人か60人、そのくらいは殺したよ!!!

若葉博士: 1人を殺害することで何人かを助ける。これが正しいことだと思いますか?

SCP-XXXX-JP: ああそうだ!正しいだろ!!単純な算数じゃないか!お前らだって同じだろ!!

<中略>

若葉博士: それでは最後の質問です。先ほど調査班から送られたデータでは、直近の殺人事件被害者のうち、内臓の無い死体は10代の少女ばかりでした。これはあなたがしたことですか?

SCP-XXXX-JP: …………。

若葉博士: 何故少女を狙ったのですか?

SCP-XXXX-JP: …………。

若葉博士: SCP-XXXX-JP?

SCP-XXXX-JP: …………ある程度成長した、健康な臓器を……。

若葉博士: それでは女性ばかりを狙う理由にはなりません。

SCP-XXXX-JP: ……俺はヒーローなんだ。ヒーローは役目を果たさないといけない。でも俺は戦闘員じゃない。だけどヒーローは勝たなきゃいけないんだ。俺はヒーローだから……。負けちゃいけないんだ……そして使命を……。やらなきゃいけなかったんだ。ヒーローだから……。自分でどうにかしなきゃいけなかったんだ……。

若葉博士: SCP-XXXX-JP、落ち着いてください。

SCP-XXXX-JP: 落ち着いてなんか居られなかったんだ!!……周りはどんどん人助けを重ねて……!評価もされて……!俺はずっと……本当にたまに1人助けられるだけで、ほとんど毎日活躍できなかったんだ!!そもそもズルいだろ……!他の奴は自分の装備で人助けを完結出来たんだ!!ズルいだろ!最初からスタート位置が違うんだ!!俺のは何だ!?……ただ運んでくっつけれるようにするだけ!!!自己強化装備もない!!!一般人と戦闘力は変わらないんだぞ!!だから、だから、自分でなんとかするしかなかったんだ……!!俺は、自分で考えて……!!工夫して……ヒーローとしての役目を……!!!

若葉博士: ……。

SCP-XXXX-JP: …………なんだよ。文句あるのか!?

若葉博士: SCP-XXXX-JP、あなたは何故臓器にこだわったのですか。

SCP-XXXX-JP: ……何だと?

若葉博士: 例えばですが、あなたのその異常性を以ってすれば、AEDを必要な人に届けたり、血液製剤を運んだりできたのではないでしょうか。

SCP-XXXX-JP: …………。

若葉博士: ……。

SCP-XXXX-JP: ……だって……そんなの誰だって出来るじゃないか……。俺は……ヒーローなんだ……誰にも出来ないことを出来るんだ……。

若葉博士: ……私個人の意見としては、誰にでも出来ることだとしても、助けられた人にとってはヒーローだと思いますが。

SCP-XXXX-JP: …………。

<録音終了>

追記: 後にSCP-XXXX-JPは検査に応じ、SCP-XXXX-JP-A-1内から以下の物品が発見されました。
識別番号 推測される機能 説明
SCP-XXXX-JP-A-6 殺傷、及び臓器の摘出に用いられる物品。 刃渡り21cmの狩猟用ナイフ。異常性は無い。
SCP-XXXX-JP-A-7 殺傷、及び臓器の摘出に用いられる物品。 刃渡り18cmの山刀。異常性は無い。
SCP-XXXX-JP-A-8 殺傷、及び臓器の摘出に用いられる物品。 刃渡り15cmの骨透包丁。異常性は無い。
SCP-XXXX-JP-A-9 殺傷、及び臓器の摘出に用いられる物品。 刃渡り30cmの柳刃包丁。異常性は無い。

SCP-XXXX-JPによって殺害されたと考えられる内臓の無い死体72体のうち13体について、刺創及び切創が上記の刃物と一致しないことが確認されています。SCP-XXXX-JPは他の刃物の所持を否定しています。

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プロット
臓器を届けてくれるヒーローです
「実は自分で死体を作って臓器を持ってきてました」 
これだけだとありがちな感じなので、彼のヒーローとしての焦り、人間味みたいなものを書こうとしました
全部ひっくり返るほどの全人類が驚愕するようなオチは残念ながら閃けていません。
こいつは自己顕示欲をこじらせています、わざわざ窓を割って入退場するのも全て目立ちたいからです。


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