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変更点メモ
・タイトルを「セックスマシン」から現在のものに変更。
・特別収容プロトコルの記述を追加。
・外見および活性条件の説明を修正。
・不正確な表記を修正。
・分けていた記事を1本に統一。
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-xxx-JP-1はサイト-12内低危険物収容ロッカーに保管してください。SCP-xxx-JP-1を使用する実験は、セキュリティクリアランス3以上の職員1名以上の承認によって許可されます。
SCP-xxx-JP-2は同サイト内機密情報管理室に保管し、内容の閲覧にはセキュリティクリアランス4以上の職員資格の提示及び閲覧記録の提出が義務付けられます。クリアランス3以下の職員による無許可の閲覧が確認された場合、対象職員へのAクラス記憶処理を実施してください。
SCP-xxx-JP-3に該当する物質が新たに確認された場合、直ちにレベル4対汚染処理部隊「ホテルボーイ」による除去作業が実施されます。
説明: SCP-xxx-JP-1は底面の形状が約25cm×25cm、高さ約15cm程度の、ハート型の柱体状機械です。外面は滑らかなマゼンタピンクの金属質で、一方の底面にのみ「When a man is in love he endures more than at other times.(人間は恋をしている時には、他のいかなる時よりもよく耐える。)」と印字されています。解体の試みは、SCP-xxxx-JP-1に対して不可逆的な破壊をもたらす可能性があるために現在許可されていません。
SCP-xxx-JP-1は2名以上のヒトによって触れられた際に活性化し、その異常性を発揮します。なおこの活性化トリガーは実際の物理的接触ではなく当事者による「触れた」という認識であり、皮膚とSCP-xxx-JP-1の間に存在する障害物は、最大で厚さ15cm未満のものまでは無視されます。
SCP-xxx-JP-1に2名以上のヒトが触れた場合、両者は互いに性的交渉を行っている感覚を抱きます。その後は最長1時間が経過するか、少なくとも1名以上の当事者が中断の意思を抱いた時点でこの感覚は失われます。この感覚は完全な擬似感覚であり、当事者に対する物理的影響の一切は認められていません。
SCP-xxx-JP-2は表紙にアネモネ1のイラストが印刷された一般的な規格の日記帳であり、およそ1年間分の記録が記されています。執筆者は不明ですが、裏表紙に「Eve」のサインが記されています。
SCP-xxx-JP-1およびSCP-xxx-JP-2は、████内のサイト-12に予兆なく発生した時空間異常インシデント-xxxから出現しました。この時空間異常はサイト-12内に収容中のSCP-████の異常性によるものと類似した現象であると推測されていますが、現在までのSCP-████の使用履歴に該当する項目は確認されていません。
SCP-xxx-JP-3はインシデント-xxxにSCP-xxx-JP-1およびSCP-xxx-JP-2の表面から採取された未知の物質です。大部分が確認時点で自然崩壊しており、その詳細は現在調査中です。
実験記録xxx-01 - 日付████/██/██
対象: D-21822
実施方法: SCP-xxx-JP-1に素手で触れさせる。
結果: 何も起こらなかった。
分析: SCP-xxx-JP-1に単純に触れることでの異常性は確認されなかった。裏面の記述から恋愛と関係した異常性を調査する実験を考案中。
実験記録xxx-02 - 日付████/██/██
対象: D-21822、D-21823(実験当時、2名は交際関係にあった)
実施方法: 2名にSCP-xxx-JP-1に素手で触れさせる。
結果: SCP-xxx-JP-1が駆動音を発し、D-21822とD-21823は1時間にわたって恍惚とした状態に陥った。その後の調査で、2名は性的交渉を行ったような感覚の中にあったと証言した。
分析: SCP-xxx-JP-1は少なくとも2名以上の恋愛関係にある男女によって触れられることで、彼らに性的交渉の幻覚を与えるものと推測できる。
実験記録xxx-03 - 日付████/██/██
対象: D-21764、D-20491(実験当時、両名は無関係の男女)
実施方法: 実験-02と同様。
結果: SCP-xxx-JP-1が駆動音を発し、D-21764はおよそ10秒間にわたって恍惚とした状態に陥った。その後、SCP-xxx-JP-1の駆動音は停止し、2名の意識が回復した。その際にD-20491は錯乱状態に陥ったため、鎮静剤が投与された。その後の調査により、D-20491はD-21764に対して「極めて屈辱的な」扱いを受けた感覚を抱いたと証言した。
分析: SCP-xxx-JP-1の与える疑似性交感覚に恋愛感情は不要だが、単純にそれは、一方の拒絶という結果をもたらすことで終了されるものと考えられる。
実験記録xxx-04 - 日付████/██/██
対象: D-21764、D-21221(実験当時、両名は無関係の男性)
実施方法: 実験-02と同様。
結果: SCP-xxx-JP-1が駆動音を発し、およそ10秒後に両名の激しい困惑と罵倒の発言と同時にSCP-xxx-JP-1の駆動音が停止した。その後の調査について、両者は一定の疑似感覚の体験についてのみ認めている。
分析: SCP-xxx-JP-1の与える疑似性交感覚について、性別は問われないものと推測される。
実験記録xxx-05 - 日付████/██/██
対象: D-21764、D-21221、D-19671、D-15447(実験当時、全員が無関係の男性)
実施方法: 実験-02と同様。
結果: SCP-xxx-JP-1が駆動音を発し、およそ10秒後にD-15447を除く全員の激しい困惑と罵倒の発言と同時にSCP-xxx-JPの駆動音が停止した。その後の調査の中でD-15447は性的交渉の疑似体験と恍惚の感覚について認めている。
分析: SCP-xxx-JP-1の与える疑似性交感覚について、性別及び人数も問われないものと推測される。また、その感覚への反応は被験者の性的嗜好によって左右されるものと推測される。
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- portal:2901394 (12 Dec 2019 00:55)
なにが15cm以下の障害物を無視するのでしょうか?
Safe Euclid とするのが一般的です
機械の形状が分かりません。また、一般的な正方形などで考えると、裏面よりは背面や底面などとするのが普通だと思います。
基本的には職務に関連する死をさすので、殉職には当たらないと思います。
基本的に財団が自身をSCP財団と呼称することはあまりありません。単に財団とすることが多いです。
日記の内容は結構好みでした。段々と明かされていく構成がよく出来ていると思います。
ただ、日記部分に力が入っているだけに前半の報告書部分の拙さが目立ちます。悪い意味でストレートなメタタイトルもあって、折りたたみを開く前に読む気力をなくしてしまう人も多いでしょう。今のメタタイトルはオブジェクトに焦点を当てているので、後半の日記部分に焦点を当てたようなメタタイトルにするとより良くなります。
以下は報告書部分で気になったところです。
流石に1文は短すぎますね。この状態だと簡潔というよりは未完成なイメージを与えます。他の記事は少なくとも3~4文で構成されていますし、他の報告書を参考に当たり障りのなさそうな記述でちょっとかさ増しした方が良いと思います。
ハートの全長とはドコの部分を指すのでしょうか。また、厚みもあった方が良いですね。この文は背面の技術も含め、1文で構成されていますが、個人的には「SCP-XXX-JPは~です。背面には~」と2文に分けることが多いと思います。
基本的には指数で表すことが多いと思います。
8.0×109でしょうか。
詳細なご意見ありがとうございます。記事の修正に際して大変参考になりました。
の部分だけは、文書作成者が「同僚の死を事故死/無駄死にとして扱いたくない」と感じていることの表現として、不正確な表現であることを承知で残そうと思います。