時計
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SCP-XXX-JP

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、それぞれ異なる種類の認証システムによって三重に保護された、標準的な収容ロッカーに保管します。SCP-XXX-JPに関する実験は禁止されています。20██年█月現在、O5評議会の過半数の賛成の下、無力化試験の実施のみが許可されています。

除外サイト-01を含む██の次元隔離サイトが、SCP-XXX-JPの異常性の観測に利用されています。SCP-XXX-JPの動作はハイスピードカメラによって常時監視し、各サイトに設置された原子時計との比較を行います。数値に±5.0s以上の大きな変動が見られた場合は、即座に担当職員へ通達し、変動値の測定と記録を行って下さい。

更新 (20██/█/██): 平行宇宙間協定-3201に基づき、大規模観測用ネットワーク "abyss" が確立されました。SCP-XXX-JPはクラスⅣ超次元的脅威存在に指定されており、各宇宙の財団間における情報の統合作業が進行中です。これらの任務の詳細はレベル5/XXX-JP保持者、O5評議会、財団支部理事会にのみ開示されます。

説明: SCP-XXX-JPは製造元不明の懐中時計です。外見は既存のあらゆる製品とも一致しません。SCP-XXX-JPは見たところ機械式であると思われますが、200█年の初期回収以来、██年に渡って一切の汚損、劣化の兆候を示すことなく稼働し続けています。

SCP-XXX-JPの各針の動作は、我々の現実における時間の経過と完全に連動しています。この異常性の効果範囲は現在観測可能な宇宙全体に及んでおり、現実世界を起点とする異次元、異空間にも影響を与えていると考えられています。
SCP-XXX-JPの影響を効果的に遮断する手段は見つかっていません。SRA1やXACTS2によって因果的に隔離された空間は、変動イベント(後述)の伝搬を遅延するなど一定の効果をもたらしますが、影響そのものの抑制はできません。これらの技術を用いてSCP-XXX-JPを直接隔離する試みは、時空間の大規模かつ深刻な不安定化を招く結果に終わりました。

SCP-XXX-JPの針の動作速度は不定期な間隔で変化します。この事象は "変動イベント" と呼称されており、変化の程度に応じて時間の加速、減速が発生します。その性質上変動イベントを直接観測することはできませんが、上記の隔離空間内における時間と比較することで、発生の瞬間を認識、記録することは可能です。現在まで、SCP-XXX-JPの針が完全に停止、あるいは逆転した事例は ー 仮に発生していたとしても ー 確認されていません。

発見:

超常現象記録-███-█
200█/██/█


概要: 協定世界時(UTC) 23:36、財団の管理下に存在する ー因果的に隔離されたものも含めたー 全てのカント計数機が、ほぼ同時に大規模な現実性の変動(+100~120Hm)を記録しました3。この事象は当初、深刻なCK-クラス:再構築シナリオの発生を示唆するものと推定されましたが、各計数機に記録された変動時間のズレなどから、後に地球規模で観測された現実波動現象4であることが確認されました。各計数機の記録と位置座標に基づいた調査の結果、現実波の形状及び発生源の位置が特定されました。現在、発生源と推測される [削除済] の長期探査計画が進行中です。

SCP-XXX-JPは上記事案(後に事象-XXX-JPに指定)の長期探査において発見、回収されました。当初は外見的な異常性しか発見されずAnomalousアイテムに指定されていましたが、事案以降の数ヶ月間に渡り、時空間に関連する指定済みアノマリーの原因不明の不安定化、無力化が多数報告されたことで再調査が行われ、真の異常性の発見、収容に繋がりました。
その関連性にも関わらず、SCP-XXX-JPの起源と事象-XXX-JPを直接結びつける証拠は見つかっていません。

補遺1: プロジェクト・パラレルの成果として確立された平行宇宙間通信システムをもとに、SCP-XXX-JPの変動イベントの詳細を把握するため、近隣の宇宙に観測サイトを設置する計画が立案されました。この案はO5評議会によって承認され、該当する平行宇宙(25-248)の財団に計画の詳細と共に提案が行われました。

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各宇宙におけるSCP-XXX-JPの一例

しかし、25-248宇宙の財団からの返答により、類似した異常性を持つアノマリーが既に管理下に存在していることが判明したため、計画は中止されました。これを受け、全ての通信可能な宇宙の財団に対してSCP-XXX-JPの類似品の有無を質問した結果、全体の六割以上もの財団が類似したアノマリーを管理下に置いていた事実が発覚しました。残りの4割においても、返答の後に調査を行った結果発見された事例が多数発生し、SCP-XXX-JPが複数の宇宙に渡って存在する実体群であることが判明しました。

この事実を受け、通信ネットワーク上に存在する全ての財団間において臨時協定が締結されました。協定はSCP-XXX-JPに関する情報の共有と、アノマリーを保有する財団間での共同研究に焦点を当てたものなっており、各宇宙の財団における最高評議会の合意によって維持されます。

各々のSCP-XXX-JP実体の外見は非常に多種多様であり、秒針、分針、時針を持つアナログ時計である点を除いて一貫性がありません。保安上の懸念などにより直接的な比較はできないものの、これまでの情報交換の結果から、実体群全ての異常性はほぼ同一のものであると考えられています。

補遺2: 大規模観測用ネットワーク "abyss"
当初の目的であった変動イベントの詳細観察を実現するため、当財団を含めた██の財団による共動プロジェクトが発足しました。SCP-XXX-JPが発見されていない宇宙を観測の基準点とする案は、アノマリーの高い遍在性と隠密性のため、SCP-XXX-JPが完全に存在しない確証が得られないため却下されました。

大規模観測用ネットワーク "abyss" は各財団のプロジェクト責任者の主導の下、複数のSCPオブジェクトの研究から得られた技術を提携させることで確立された一括監視システムです。当該システムは主に

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