SCP下書き「最近のSCP記事は感情的で報告書としてなってない」

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タイトル: SCP-XXXX-JP報告書

文書ステータス: 下書きフォルダに保存

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: 保留中

特別収容プロトコル: 保留中

説明: SCP-XXXX-JPは財団職員に発生する異常な精神影響です。SCP-XXXX-JPが発生している職員(SCP-XXXX-JP-A)は財団職員として要求される客観性・論理性・冷静さ等を欠いており、財団の職務に支障を来す言動を繰り返します。以下にその事例を列挙します。

  • 主観的要素を含む報告書の作成
  • 多くの場合職務に反する、感情的な発言や行動
  • 不必要な数の実験
  • オブジェクトへの感情移入
  • 不用意な失敗

SCP-XXXX-JPはアーサス博士によって発見されました。SCP-XXXX-JPの影響はサイト-23の一部職員を除いた大半の財団職員に及んでおり、全てのSCP-XXXX-JP-Aはその異常性に対する自覚を有していません。

インタビューログXXXX-JP

対象: SCP-XXXX-JP-A-1(ウィリアムズ博士)

インタビュアー: アーサス博士

<ログ開始>

アーサス博士: インタビューを開始する。まず、ウィリアムズ、君は先日オブジェクトの実験に際して1つ失敗したな?

SCP-XXXX-JP-A-1: しましたけど。博士、一体どうしたんですか?

アーサス博士: 質問するのはこちら側だ。その時、君はサイト管理官から3日間の謹慎処分を受けている。この一連の流れについて、疑問に思わなかったか?

SCP-XXXX-JP-A-1: いや、特には。

アーサス博士: 本当に?財団に勤める者としてあまりにも慎重さに欠けたミスだったのにか?

SCP-XXXX-JP-A-1: え?そんなこと言われても、あんなに膨大で繊細なプロトコルを守る方が難しいですって。だから3日で処分が済んだ訳ですし。

アーサス博士: なるほど。やはり、君も管理官も異常な精神影響を受けているようだな。

SCP-XXXX-JP-A-1: はい?いやいや、何でそうなるんですか、博士。

アーサス博士: これから、私は君達の受けている異常な精神影響についての報告書を作成するつもりだ。君の状態の改善策を練る必要がある。

[沈黙]

SCP-XXXX-JP-A-1: 博士、あなたは何を異常だと考えてらっしゃるんですか?

アーサス博士: 決まっているだろう。昨今の財団職員達に見られる、不注意や感情的・主観的な言動だよ。報告書に若干の主観が混じったり、感情移入したり。

SCP-XXXX-JP-A-1: そうですか。でも、そんなの昔からあることじゃないですか?

アーサス博士: 何?

SCP-XXXX-JP-A-1: 財団は人間の組織ですから、そういうことはどうしても出て来てしまいます。それに、繰り返しますが、そんなの今に始まったことでも無いでしょうに。一体どうしたんですか、博士?

アーサス博士: じゃあ君はこう言うつもりか?「財団職員に相応しくないことをする輩がいることは至極当然」だと?

SCP-XXXX-JP-A-1: そりゃあ、勿論推奨されることではないですよ?でも、もしそれが異常なら監督評議会が真っ先に職員に何か処置の1つでもやってる筈です。財団が何度そういったことをしてきたか、あなたも知らないわけでは無いでしょう?

アーサス博士: 何を言うんだ。職員達は狂っている!そして。

SCP-XXXX-JP-A-1: [遮って] 博士、あなたこそ何か精神影響を受けているように思えますよ。かつてのあなたはそんなことを気にするような人じゃなかった。一度精神テストを受けた方が良いと思いますが。

アーサス博士: 黙れ!

[沈黙]

SCP-XXXX-JP-A-1: では博士、1つ良いことを教えて差し上げましょうか。

アーサス博士: 何だ。

SCP-XXXX-JP-A-1: お前も感情的じゃねえか、じじい。

[アーサス博士が立ち上がり、無言でSCP-XXXX-JP-A-1を凝視する。アーサス博士は退室する]

<ログ終了>

終了報告書: アーサス博士は、異常な精神影響が存在しないことを証明する為に1960/05/18に精神テストを受ける予定です。


タイトル: SCP-XXXX-JP報告書

文書ステータス: 下書きフォルダに保存

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: 保留中

特別収容プロトコル: 保留中

説明: SCP-XXXX-JPは財団職員に発生する異常な精神影響です。SCP-XXXX-JPが発生している職員(SCP-XXXX-JP-A)は財団職員として要求される客観性・論理性・冷静さ等を欠いており、財団の職務に支障を来す言動を繰り返します。以下にその事例を列挙します。

  • 主観的要素を含む報告書の作成
  • 多くの場合職務に反する、感情的な発言や行動
  • 不必要な数の実験
  • オブジェクトへの感情移入
  • 不用意な失敗

SCP-XXXX-JPはフェリス博士によって発見されました。SCP-XXXX-JPの影響はサイト-23の一部職員を除いた大半の財団職員に及んでおり、全てのSCP-XXXX-JP-Aはその異常性に対する自覚を有していません。

インタビューログXXXX-JP

対象: SCP-XXXX-JP-A-1(マクラーレン博士)

インタビュアー: フェリス博士

<ログ開始>

フェリス博士: インタビューを開。

SCP-XXXX-JP-A-1: [遮って] いい加減にしろ、フェリス。もう君の妄言にはうんざりだ。

フェリス博士: マクラーレン博士、いい加減にするのはあなたですよ。何故、ご自分の言動が異常であることに気がつけないのですか。

SCP-XXXX-JP-A-1: 何を言うんだ。私はここ最近何度も精神テストを受ける羽目になってるが、 ただの1度も異常な結果は出なかった。君こそおかしくなっていると気がついてくれ。

フェリス博士: いいえ。私ははっきりと断言できますよ、あなたが異常で私が正常だと。

SCP-XXXX-JP-A-1: じゃあ、さっさと精神テストを受けてくれ。私はもう君の相手をするのに疲れた。

フェリス博士: 良いでしょう。望むところです。

<ログ終了>

終了報告書: フェリス博士は、異常な精神影響が存在しないことを証明する為に1996/12/23に精神テストを受ける予定です。


タイトル: SCP-XXXX-JP報告書

文書ステータス: 下書きフォルダに保存


想定タグ: ループ esoteric-class scp-jp 精神影響


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