深淵を覗くとき深淵を覗く

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アイテム番号: SCP-2043-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2043-JPはサイト-8107の低危険度物品収容室に設置された冷蔵庫内に収容してください。SCP-2043-JPは生理用食塩水で満たされた標準的な不透明のサンプル容器に入れ、月に一度清潔な生理用食塩水に交換してください。その際、交換を行う者はSCP-2043-JPを直視せず、庫内を映した映像を見ながら行ってください。

説明: SCP-2043-JPは直径25mm、重さ7.5gの標準的なヒト(Homo sapiens sapiens)のものと思われる1つの右眼球です。虹彩はやや薄い褐色で、瞳孔は完全に開いており、視神経は付いていません。またCT検査・MRI検査の結果は共に異常性は見られませんでした。

SCP-2043-JPを直視すると、自分が死ぬ瞬間の光景(以下SCP-2043-JP-A)がイメージとして鮮明に脳裏に浮かび上がります。これは自覚的に目をつぶる、あるいはSCP-2043-JPを視界から消すまで続きます。SCP-2043-JP-Aは一つに限らず、おおよそ数十秒間隔で次々と切り替わり、またその死因も死ぬ状況によって異なります。SCP-2043-JP-Aはイメージの継続を終了した場合、曖昧な記憶として文章や口頭で表現することが可能ですが、その量には個人差があり被験者の短期記憶能力と比例します。また、その場で文章や口頭で表現できず忘れてしまったSCP-2043-JP-Aも、イメージと似た状況になった際には、デジャブ的な感覚に陥り部分的な記憶が蘇ることが分かっていますが、実際のデジャブとの見分けがつかないためSCP-2043-JP-Aであるかは断言することができません。

SCP-2043-JP-Aを明確に記憶・記録できていた場合に限り、その状況と同じ場面においての死を回避することができると推測されます。ただし回避できるのは直接的・明示的な死因(事故・殺人等)に限ると考えられます。

現在、SCP-2043-JPの異常性は概ね確認されており、追加の実験は禁止されています。追加の実験を行いたいときはBクラス職員3名以上の推薦を受け、サイト管理者による許可を取ってください。

実験記録: 2043-JP-1

実験記録: 2043-JP-2

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    対象: D-20433
    目的: SCP-2043-JP-Aの上限を探る。
    操作: D-20433を拘束した状態で██████を投与し記憶定着を促進させ、SCP-2043-JPを1時間直視させる。
    結果: 開始直後は声を上げ抵抗する素振りを見せていたため、鎮静剤を打ち実験を継続する。その後はおとなしくSCP-2043-JPを直視し続けていた。1時間程度ではSCP-2043-JP-Aの終わりにはたどり着かなかった。後のインタビューで判明したSCP-2043-JP-Aを以下に記す。


    • Case1: 本実験において投与された██████に対して拒否反応を示し、そのまま放置されたことにより臓器不全で死亡。
    • Case2: 入浴中、僅かな段差に足を取られそのまま転倒し死亡。死因はおそらく頭部強打。
    • Case3: 財団施設から逃走を図り、警備担当に見つかったがその制止に従わず発砲され死亡。
    • Case4: コンテナを清掃中、外からの物音によって全員が目を離してしまいSCP-███によって殺害される。
    • Case5: 自身の待遇改善を要求するためハンガーストライキを行うがそのまま餓死。
    • Case6: 当財団との契約が打ち切られ、本来の刑罰が執行され死亡。
    • Case7: 自家用車を運転中、トラックと正面衝突し死亡。
    • Case8: 未知の人型オブジェクトに対する実験中、それに襲われ死亡
    • Case9: 原因不明。突然の心停止により死亡。
    • Case10: [編集済]
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      • Case11: SCP-████に餌として捕食され死亡。
      • Case12: 銀行を襲撃するが、警察組織に包囲され狙撃手に撃たれ死亡。
      • Case13: 家族で海水浴中、息子と思われる人物が溺れたのを救助しようと試み自身も溺れ死亡。
      • Case14: 泥酔状態で誤って洗剤を飲み、臓器不全で死亡。
      • Case15: 突如、無数の腕が自身の体内から突き破って生え、そのまま死亡。
      • Case16: 崖上で写真撮影をしようとしたところ、足を滑らせ落下し死亡。
      • Case17: 駅にて電車待ち先頭に並んでいたが、背後から何者かに突き飛ばされ、ホームに侵入してきた電車に轢かれ死亡。
      • Case18: サイト-████に出現した謎の球体に飲み込まれ死亡。
      • Case19: 別のDクラス職員とケンカになり、相手が隠し持っていたペンで頸動脈を刺され大量出血により死亡。
      • Case20: 浴室で自ら手首を切って死亡。経緯不明。
      • Case21: 任務を拒否したため財団によって終了措置を講じられる。
      • Case22: 常用していた違法薬物の量を誤り、過剰摂取によるショック死。
      • Case23: 寝タバコが原因で布団から出火し、火事に巻き込まれ死亡。
      • Case24: SCP-████-JPにより持病の糖尿病が急激に悪化し死亡。
      • Case25: 作成していた爆薬が静電気から起爆、その爆発により死亡。
      • Case26: 公園を散歩中、通り魔に包丁で胸を刺され死亡。
      • Case27: [編集済]
      • Case28: バンジージャンプの紐が外れそのまま水面に叩きつけられ死亡。
      • Case29: 妻と思われる女性と激しい口論になり、ガラス製の灰皿で殴られ死亡。
      • Case30: 冬場の入浴でヒートショックによる脳卒中により死亡。
      • Case31: 外科手術に失敗し、心停止によって死亡。病名は不明。

    追記: D-20433が当財団から離れ、日常生活を送る可能性は限りなく低く、いくつかのCaseにおいてその妥当性に疑問符が付きます。また実験終了後、重度の鬱症状が見られ自身の生命維持活動に対しても無気力になったためにクラスB記憶処理を行いましたが、日常生活において度々SCP-XXX-JP-Aの追想が生じたため改善が見られませんでした。
    追記2: 本人からCase1の申告があったため、実験終了直後経過観察をしたことにより容態が一時不安定となりましたが一命は取り留めました。

インタビュー記録: 2043-JP-3


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