闇寿司ファイルNo.1996 "野生の寿司"
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海水浴場で目撃されたマグロ

概論

野生の寿司とは何者にも作られておらず、自己増殖する寿司の総称である。その種類は確認されているもので165種、個体数は約1兆貫と推定されており、財団は野生の寿司の目撃者に対する記憶処理に予算の半分を費やしているという噂もある。地球上のほとんど全ての地域に生息しており、目撃してこなかったという人物はいないと思われる。なお、ここでは何者かによって作られた寿司を人工の寿司と呼ぶ。

野生の寿司を捕獲するための折箱があり、これを用いれば野生の寿司を自らの物にすることができるができるが、必ず捕まえられるわけではなく、そのまま使えば取り逃がすことが多い。一戦して勝った直後に使うことで捕獲成功率が上がる。

スシブレード運用

攻撃力

防御力

機動力

持久力

重量

操作性

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上記のチャートは野生の寿司の一種、マグロのものである。野生の寿司と人工の寿司の大きな違いは2つある。

1つは操作性がやや低いこと。一般的に人工の寿司が廻し手に従順である一方、野生の寿司が思い通りに動くことは殆どない。しかし、野生の寿司と触れ合い、絆を深めていけば野生の寿司も答えてくれるだろう。

2つ目は寿司自体がスシフィールドを持っていることである。しかもそこそこ強力なものであり、並のスシブレーダーの場合、相手の土俵で戦うことになるだろう。こちらもまた、絆を深めていけばブレーダーのスシフィールドと同調し、より強大なスシフィールドになると言われている。

他の活用法

前述の折箱をはじめとした野生の寿司を捕まえ、育て、戦い、愛でるための道具は数多く作られており、市場ができている。

また、野生の寿司はその小型さ故、潜入にも利用できると考えられている。

エピソード

野生の寿司の中には極めて強いスシフィールドを持ち、それをもって自らの身を隠す寿司がいる。我々はその寿司のことを幻の寿司と呼び、捕獲しようと旅をしている。これはその幻の寿司と遭遇した時のエピソードである。

その日は超大型台風が上陸していた。これがスシフィールドに依るものであることはすぐにわかった。この台風の中心にはおそらく幻の寿司がいるだろう。そう確信した私は急いで支度をし、台風の目を目指した。

激しい暴風雨を越え、目に入るが、寿司はいなかった。私はスシフィールドを全開し、奴のスシフィールドを中和する。すると目の前に寿司が現れた。見た目は普通のタコだが、この私、包丁ケースのハコニワがスシフィールドを全開しなければ中和できないスシフィールドだ。圧倒的に格上である。

周囲の風景が変わった。それまで市街地にいた我々は岩山の頂上におり、目の前にはテーブルがあった。テーブルにはこのような模様が描かれていた。

私はレーンを取り出すと、それをシャッフルし、右下の四角に置く。そして5枚手に取り、奴と息を合わせて言った。

私・タコ『3、2、1、生者か食物かへいらっしゃい!!』
私「私のターン

手札は悪くない。"マグロ"、"レールガン"、"制空権の握り"、それから"勝"、"の"、この2枚は一見、意味不明なカードだが、"勝""利""の""握""り"の5枚を台に出すことで勝利する効果を持つカードだ。

私「"マグロ"をへいらっしゃい。カードを2枚チャージ」

私は"マグロ"(POW:2000)を台に出し、"レールガン"と"制空権の握り"をエナジーゾーンに伏せた。相手の場に何もない以上、攻撃をすれば勝てる状況だが、スシブレードには接触猶予というへいらっしゃいしたターンには攻撃できないルールがあり、仮に速攻という接触猶予を無効化する効果を持っていたとしても、先攻第一ターンには攻撃できないというルールもある。

私「回留ターンエンド

次のターンでPOW:2000を超える攻撃を受ければ"アルティメットマグロ"は倒され、エナジーゾーンにあるどちらかのカードと共に胃袋へ行く。もう一度攻撃を受けるともう一枚のカードも胃袋に行き、さらに攻撃を受けると私の負けとなるが、通常の方法でへいらっしゃいできる寿司は1貫だけであり、次のターンでそのようなことになることはないだろう。

タコ「私のターン
私「日本語……だと……!?」

野生の寿司は日本語を話せないし、話そうともしない。代わりに彼らはスシ語を話す。スシ語はまだまともな辞書ができておらず、また、ヒトと発生器官が違うために正確な発音は不可能という謎な言語である。ちなみにスシブレード開始の掛け声「へいらっしゃい」はスシ語の「生者か食物か」という意味の言葉から来ているらしい。

タコ「学習した」

そうか。

タコ「ドロー……6枚チャージして回留ターンエンド

私「私のターン。ドロー」

引いたのは"広告"(POW:0)。この状況ではかなり良い。

私「"の"をへいらっしゃい。さらに1枚チャージし、"レールガン"の効果を発動」

"広告"をエナジーゾーンに伏せ、"レールガン"を表にする。

私「エナジーを1つ払うことでレーンの一番上の寿司をへいらっしゃいすることができる」

"広告"を胃袋に置き、レーンからカードを引く。"り"(POW:0)だ。

私「"り"をへいらっしゃい。さらにPOWがこのターンのみ2000アップする。"制空権の握り"の効果を発動。"り"のPOWはこのターンのみさらに+1000。そして"広告"の効果発動。こいつが胃袋に送られた時、1枚ドローする」

引いたのは"クーポン"(POW:0)。

私「"り"で攻撃」

奴の台に防御する寿司はなく、奴のエナジーの内1枚が胃袋へ送られる。カード名が未知の文字で描かれており読めないがイラストはヒトに見える。

私「"マグロ"で攻撃」

また謎の文字だ。そして先程とは違う人。

私「"の"で攻撃」

台に寿司がないとPOWが0でも通ってしまうのだ。またしてもカード名が読めない人。私は"空皿"をエナジーゾーンに伏せる。

私「1枚チャージしてターンエンド」
タコ「私のターン。ドロー。"リャグンツァヴィル"(私にはそう聞こえた)をへいらっしゃい。」

奴はドローしたカードをそのまま台に出した。POWは100。

タコ「"リャグンツァヴィル"の効果発動。エナジー払い、払った数×1000だけPOWをアップすることができる。私は2枚払い、"リャグンツァヴィル"のPOWは+2000。"リャグンツァヴィル"で"マグロ"に攻撃」

"マグロ"と"クーポン"を胃袋に置く。

私「クーポンの効果。この寿司が胃袋に送られた時、レーンの一番上の寿司をへいらっしゃいすることができる」

引いたのは"利"

タコ「回留ターンエンドこの時、効果を発動した"リャグンツァヴィル"は胃袋へ送られる」

マグロが倒されたが、相手の台には何もなく、エナジーは1つだけ。胃袋にある寿司も胃袋から効果を発動させるものはない。"勝""利""の""握""り"を完成させずとも勝ててしまうわけだ。最後の1枚が何かはわからないが、私が有利なのは明らかだ。というよりこのターンはそうなるように動いたとも捉えられる。さらにあれ程のスシフィールドがあれば私から逃げることも私を消すことも容易いはず。なぜそれをせずカードゲームをしているんだ。なぜカードではなくデッキを回してるんだ。わからないが、勝てる以上は勝っておこう。

私「私のターン。そして、ファイ……」
タコ「なぜカードゲームをしているか、疑問のようだな」
私「な……!?」

思考が読めるのか!?まずい。というか、もしずっと思考を読んでいたなら奴にはこちらの手の内が完全にバレている。

タコ「どうした?お前が言わないなら私が言うぞ。最終回ファイナルターン!!」

とにかく、あの1枚だ。あれさえ除去できれば奴に手はなくなる。

私「ドロー」

"レールガン"。2枚目だ。

私「"勝"をへいらっしゃいして1枚チャージ。レールガンの効果発動」

手数は多いほうが良いだろう。私はレーンに手を伸ばす。

引いたのは"握"。揃ったのだ。

私「"握"をへいらっしゃい。これで"勝""利""の""握""り"が台に揃った。私の勝ちだ。」

奴はあの1枚をひっくり返した。

タコ「"ンクスッダ"の効果発動。"シェヴェフカーロー"、"リャグンツァヴィル"、"イェルン"の3貫が胃袋にある場合に相手の特殊勝利効果が発動した時、その勝利を無効化し、自分の勝利とする」
私「うがああああぁぁぁぁ!!」

なぜここまで気づかなかったのだろう。このカードゲームが奴のスシフィールドで作られたものなら、デッキも引くカードも奴の思い通りであり、私に勝ち筋などなかったのだ。

タコ「でもなかなか楽しかったぞ。またいつか機会があったら遊ぼう」

気がつくと、私は交差点でトラックに轢かれそうになっていた。ここにきてようやく気付いた。あのカードゲームは奴のスシフィールドで作られたもので、私はそれをスシブレードだと思い込まされてプレイしていた。そして、私のデッキも引くカードも奴の思い通り。つまり、私に勝ち筋などなかったのだ。

幻の寿司を倒すには周囲の環境を変える程協力なスシフィールドを攻略する必要がある。先日、私はある情報を仕入れた。かつて、野生の寿司は高度な文明を築いており、その末裔あるいは生き残りが今日の幻の寿司であるという情報だ。もし、この話が本当であるならば古代スシ文明を滅ぼした存在、ダエーバイト文明にはスシフィールドを攻略する術があると思われる。私はこの文章をサラ・I・ガルブレイス国際空港の待合室で書いている。これから私はダエーバイト文明の継承国、ダエーバスタンの地を踏むことになるのだ。

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