報告
SCP-ГАЗは同物質でありながら、RU支部およびUA支部によって異なる異常性を報告されました。
そのため、他支部による異常性の詳細な検討が行われました。その結果を正式なSCP-ГАЗとします。
本報告書には、資料として当初の両支部よりの報告も記載します。
アイテム番号: SCP-ГАЗ-RU
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-ГАЗ-RUは世界平和に貢献する物質であるため、その異常性を秘したうえで積極的に利用されなければなりません1。SCP-ГАЗ-RUの採掘、および利用に対する投資を促進し、また原子力、石炭、再生エネルギー発電への反対運動を支援するなど、SCP-ГАЗ-RUを利用した発電への依存度を高める工作を実行してください。
説明: SCP-ГАЗ-RUは常温常圧で無色透明のガス状物質2です。組成は主にCH4、C2H6、C3H6などの炭化水素ガスからなる混合物であり、揮発性が高く、可燃性です。同様の組成のガスは世界中で産出されますが、SCP-ГАЗ-RUは特にメドヴェージェ、ウレンゴイ、ヤンブルグなどの西シベリア北部、ボワネンコフ、ハラサヴェイなどのヤマル半島、シュトックマンなどのバレンツ海より産出される物を指します。
SCP-ГАЗ-RUの異常性はベール外には知られておらず、多くの非異常性分野に利用されています。主な利用法は、化学製品の原料や火力発電の燃料などです。
SCP-ГАЗ-RUの異常性は、燃焼した際に発現します。SCP-ГАЗ-RUの炎は、何らかの不明な作用により、周囲の人間の主に視床下部腹外側部の働きを抑制し、結果として攻撃性を低下させ、闘争を忌避し、平和を希求する人格を形成します。SCP-ГАЗ-RU研究チームの行った実験により、この異常性は燃焼する炎が大規模であるほど、それに比例して広範囲の人間の脳に影響を与えることが確認されました。
SCP-ГАЗ-RU研究チームは上記の異常性を世界平和に対する顕著な貢献に資する可能性があると評価し、さらなる大規模実験を願い出、許可されました。これにより、過去、世界大戦を引き起こした攻撃性の高い国家に対し、SCP-ГАЗ-RUを火力発電の燃料としてエネルギー源別発電割合の約10パーセント以上を担わせるまでに高める実験が行われました。2022年1月現在、『鉄兜作戦』と名付けられたこの実験は成功をおさめ、さらなる継続実験が行われています。
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任意A任意B任意C- portal:2796510 (02 Nov 2019 01:18)
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