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2/XXX-JP LEVEL 2/XXX-JPCLASSIFIED |
Item #: SCP-XXX-JPObject Class: Euclid |
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP発見地点には収容施設が建設され、地面以外の面を包囲することで収容されています。SCP-XXX-JPと地面の接地面の周辺は発見時と同様の状態が維持されています。SCP-XXX-JPは監視され、損傷度合いは記録されます。また、所定時刻に職員をSCP-XXX-JP収容室に入室させ、観測される記憶の変化を確認してください。
説明: SCP-XXX-JPはイングランドのノーフォーク郊外に存在する、地面に固定された人型実体です。周辺環境にある土壌や岩石に近い物質で構成されていますが、自然下の物質にない色素を含みます。外観は実在人物であるPoI-2832(キャシー・ウィルキンス)と同一です。SCP-XXX-JPには右眼球に相当する部位が発見当時から存在しません。
SCP-XXX-JPには胸部、腹部、両手両足の6箇所に金属製の楔が打ち込まれています。楔には呪術的紋様が刻まれており、そこから周辺に分布する植物が発生します。これにより、SCP-XXX-JPおよび周囲の地形には生長した植物が絡み付いています。この植物の垂直方向の範囲には領域が発生しており、SCP-XXX-JPと地形、生息する野生の動植物は自然的事象に基づく結果を除き破壊されません。
時間の経過により、SCP-XXX-JPは地面へと沈降していきます。これは遅い速度で進行し、SCP-XXX-JP全体の完全沈降には約5年を必要とすると算出されました。現象は楔を中心として起こり、SCP-XXX-JPは絡み付いた植物に牽引されるようにして沈降します。発生する負荷によって、SCP-XXX-JPには亀裂や分断が生じます。植物は繰り返し生長し、現象が進むにつれてSCP-XXX-JPは細かく粉砕されます。また、動植物や風化の影響によっても破損します。
SCP-XXX-JPの周囲に他者が進入した場合、その人物は未経験の記憶を認識します。SCP-XXX-JPの損傷が激化するにつれてこの記憶の強度は増幅し、認識した人物は視覚的および聴覚的感覚を用いたより明瞭な表現が可能になります。
補遺XXX.JP-01: SCP-XXX-JP関連文書
以下に掲載されている文書は調査過程で収集した記録の一群です。現在もこれらに関係する調査は続行されており、更新される可能性があります。
序文: 以下はSCP-XXX-JP初期収容時の周辺調査記録です。試験以前の段階のため、現報告書では不要と判断された情報が記載されています。
初期収容調査記録
発見日: 2015/06/11
発見地点: イングランド、ノーフォーク、東経0°██'██.█北緯52°██'██.█地点
周辺環境: 標高10m程度の山林。市街地から遠く、付近に居住者なし。発見地点では草本類の生育条件として十分な日照が確保されている。生態系はノーフォーク周辺で普遍的に観測されるものと同様であるが、クロウタドリ(Turdus merula)の営巣地が密集している。
近辺には過去に村が存在していたが、1992年を最後に記録が断絶している。地方過疎の影響と考えられる。建造物は残されているが、治安悪化などの要因で行政より立ち入りが禁止されている。
説明: 回収対象は土壌および岩石により構成された人型実体。右眼球に相当する部分が存在しない。また、計6箇所に楔が打ち込まれている。それ以外に目立つ外傷はない。
人相から実在人物との一致が確認された。該当人物は現在失踪中であり、対象との因果関係は不明。以下に詳細を記載。
氏名: キャシー・ウィルキンス
性別: 女性
国籍: イギリス
生年月日: 1958/11/22 (2015年時点で57歳)
家族構成: なし。血縁関係者である実妹メアリー・ウィルキンスは別所に居住している。
備考: 企業社員としての職を持ち、経済的には安定している。2008年に国外特派員として日本国へ移動。
対象には呪術的痕跡が見られ、人為現象だと判断できる。儀式的過程を経て生成されたものと考えられ、特異集団が関与している可能性が存在する。
発見経緯: 2015年4月頃より該当人物は音信不通の状態にあり、企業側の判断で捜索が開始された。ノーフォークの████周辺への滞在が確認され、実妹メアリーによる捜査協力によって捜索範囲が絞られる。最終的に対象が発見され、捜査権限は財団に引き渡された。対象の近辺に存在した村は該当人物の出生地であった。
特記事項: 該当人物の████周辺滞在と同時期、複数人の観光客が滞在していた。該当人物を含めて氏名などは偽造したものを使用しており、対象と関係性があると考えられる。
対応方針:
- カバーストーリー制定
- 収容設備の確保
- 特異集団とキャシー・ウィルキンス(以降、PoI-2832)の捜索
補遺XXX.JP-02: 回収文書群
以下の文書記録はPoI-2832の日本国滞在時の住居付近に放棄されていた日記帳から回収しました。発見時の破損が酷く、すべての文章を抽出することには失敗しています。記録は重要箇所を抜粋したものです。個人の主観的表現に基づいており、情報としての信憑性は低いことを考慮してください。
https://www.flickr.com/photos/34629450@N03/14109669385
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%89%E3%83%AA
https://ccsearch.creativecommons.org/photos/4fc31d96-14ed-484c-8965-5efce523f4f5
https://www.flickr.com/photos/107640324@N05/22552885757
スポイラー
タイムライン
キャシーとツグの出会い、交流(協力者の懐柔)
↓
ツグの不慮の事故での死亡
儀式の実行(記憶の継承を保持した転生)に成功
↓
キャシーの「眠り」
ツグがキャシーの右目を回収する
カリムはクロウタドリに同一性を見出し、七種組合を宥めている
↓
財団のオブジェクト発見
↓
キャシーの崩壊
(幸福を思い描く楔の効力が、記憶保持の楔の露出によって『ツグとの出会い以降』の記憶に反映される。これにより本来の記憶を思い出したキャシーはツグへの思いを昂らせ、自壊する)
崩壊に伴い、キャシーの「魂」が右目に移動する
ポイント
- ツグ、キャシーは双方が互いの存在により救われている(「人生にいいことがない」という過去ばかり見る感覚から現在を見る方向にシフト)
- 「何もない」などなく、残してきた物事によって世界は変わる
批評時に見てもらいたい点
- 最後までダレていないか(冗長でないか)
- 不可解な部分があっても、それが理解を妨げてはいないか
- ポイントは伝わっているか
- 「読み応え」はあるか
- フォーマットの使い方は「決まっているか」(ドラマベースのため、装飾をスマートにできるならスマートにして、すいすい読み進められるようにしたいので)
- 日記を削ったうえで心情を描写する
- →大筋変えた方が早い
現在の軸
- Blackbird
- 「もう少し生きてみてもいいかなと思えた」
- 苦難を乗り越え呪縛に打ち勝つ
ページコンソール
批評ステータス
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:2579233 (01 Jun 2018 04:23)
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