SCP-XXX-JP - しあわせうさぎのグラック

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クレジット

タイトル: SCP-XXX-JP - しあわせうさぎのグラック

著者: SOYA-001

公開年: 2021

基本状態のSCP-XXX-JP-1。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの収容は、サイト-8148にて、物理的にオンライン接続機能を有さない24時間稼働の収容用ワークステーションシステム上で行われます。SCP-XXX-JPへの詳細なインタビューおよび能力利用は収容担当責任者からの承認が必要です。この手続はSCP-XXX-JPを用いた各種実験を実施する際も同様に遵守しなければなりません。

SCP-XXX-JPは、その精神活動および収容状態の安定性を維持する目的で、2日に1度程度の面会時間が設けられます。その際の会話はすべて定期報告情報として記録することが義務づけられています。また、SCP-XXX-JPの能力を利用して作成されたデジタルデータも同様に定期報告情報として記録しなければなりません。なお、同データは財団内イントラネット上で読み取りのみが許可されているため、適切な権限を有する職員は自由に閲覧が可能です。

SCP-XXX-JPの作成者に関する情報および回収物品はサイト-8148内の非異常性回収物品収容庫に収容され、情報参照はセキュリティクリアランスレベル2/XXX-JP以上の権限を有した職員に限定されます。

説明: SCP-XXX-JPは、不明な原理により自律行動が可能な、人格を有したデジタルファイルです。ファイルタイトルには「gluck」と記録されており、ファイル拡張子は.clipです。これはセルシス社が開発・販売するソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT」シリーズを利用して開くことが可能なファイル形式ですが、SCP-XXX-JPは通常の.clip形式のファイルとは異なり、同ソフトウェア上では読み込みのみが可能であり、上書き保存および複製はいかなる方法を用いても失敗します。ただし、ファイルそのものを移動させることや、現在のキャンバスの状態を画像形式で出力することは可能なため、現在は財団所有のワークステーションシステムに移動の上で収容ないし実験されています。

SCP-XXX-JPは上記ソフトウェアで開くことで、キャンバス上にSCP-XXX-JP-1が出現します。SCP-XXX-JP-1は、ウサギ(Leporinae)の風貌を簡略化したキャラクターであり、キャンバス上であればその範囲内で2次元的な奥行を含めた行動が可能です。しかし、SCP-XXX-JP-1はキャンバスの範囲を超えて行動することは不可能なため、ソフトウェアを閉じた場合、SCP-XXX-JP-1は外部への会話ならびに干渉は不可能となります。また、SCP-XXX-JP-1との意思疎通の際にはスピーカーならびに録音デバイスの使用が必須ですが、カメラ等の撮影デバイスは必須ではなく、その行動形質からSCP-XXX-JP-1は画面上を通じて直接外界の状態を認識している可能性があります。

SCP-XXX-JPの特筆すべき点として、SCP-XXX-JPをソフトウェアを介して利用した人物(以下、"使用者"と呼称)が指定する絵柄・雰囲気・構成・技法に沿って、キャンバス全体にイラストを瞬時に描画できることにあります。描画は使用者がそれらの指示を録音デバイスを介した発話を認識して、SCP-XXX-JP-1がキャンバス内でリアルタイムに改変される形で行われます。なお、ここで描画されるイラストはすべてSCP-XXX-JP-1を主格として描画したものとなるため、他者の創出したキャラクターを主格にすることや、SCP-XXX-JP-1が登場しないことなどは選択できません。

なお、いくつかの実験上の検証で得られた事実として、SCP-XXX-JPから出力されたイラスト画像を視認した人物は、一様にしてそれに対して好意的・賞賛的なコメントを残す傾向を示しました。これが当該データやSCP-XXX-JPによってもたらされるミーム的・認識的な異常性である可能性も否定できませんが、財団が有する各種ミーム特性検査や客体的認識災害検出テストの数値上では、特筆すべき異常な点は見られませんでした。

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回収経緯記録XXX-JP: SCP-XXX-JPは、未確認の異常存在が発生している可能性を示唆する情報がインターネット上で観測されたことをきっかけとして、2021年█月██日に、その情報の発信元として特定された茨城県[編集済]市の楸^ヒサギ美佳^ミカ氏の自宅から回収されました。回収時には同氏は自宅内にて既に死亡しており、近隣からの110番通報を受けた財団が警察に偽装して突入した時点では既に死後2週間以上が経過していました。検死の結果、楸氏は室内で薬剤の過剰摂取による中毒死を起こしていたことが認められます。SCP-XXX-JPは同氏の所有していたと考えられる破損したコンピューター上のハードディスクドライブに記録されていたものを、技術班によるサルベージによって発見されたことで収容に至りました。

楸氏はインターネット上で「兎樹^ウツキとばな」の名前で活動するイラストレーター/漫画家/動画作者として多くの知名度を集めていたことが後の調査で判明しており、SCP-XXX-JP-1は、所有していた楸氏から「グラック」という名称で呼称されていたことが、同氏のアカウント上の発言から確認できます。楸氏はSCP-XXX-JP-1が出力するイラストを使用したオリジナル作品を多数制作し、「しあわせうさぎのグラック」というシリーズでネット上に公表していたことで人気を博していました。SCP-XXX-JPの発生起源は不明ですが、後の財団によるSCP-XXX-JP-1へのインタビューにより、最低でも2015年の時点で楸氏はSCP-XXX-JPを所有していたものと考えられます。

なお、財団は楸氏のSNSアカウントにてSCP-XXX-JPの存在を示唆する情報が発信されていたことを察知したことで、未知の異常存在が一般人の手で利用されている恐れがあるとみて、運営会社に潜入していた財団フィールドエージェントからの報告と合わせて後の現地調査の実施とオブジェクトの回収に繋がりました。一連のオブジェクトの回収作業と事実確認が完了した時点で、関連するアカウントはすべて処理され、関係者にはすべてクラスA記憶処理の実施とカバーストーリー「突然の失踪」が適用・流布されました。

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▶ 添付ファイルXXX-JP.01 - SCP-XXX-JP-1へのインタビュー記録を表示

添付ファイルXXX-JP.01 - SCP-XXX-JP-1へのインタビュー記録: 楸氏の情報およびSCP-XXX-JPの起源についての調査を目的として、SCP-XXX-JP-1に対してインタビューが実施されました。インタビューは収容中のワークステーションシステムにて、表示に必要なソフトウェア上で行われています。

インタビュー記録XXX-JP - 音声転写

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対象: SCP-XXX-JP-1

インタビュアー: 峠田博士

実施日: 2021年██月██日

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<記録開始>

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峠田博士: それでは、今から君に色々と問いたい事柄について話していこうと思う、SCP-XXX-JP-1。

SCP-XXX-JP-1: グラックはいつでも大丈夫ナ¹。ちょっと、ここに来て混乱してるけどナ。いろいろと、ショックなことが多かったナから……。

峠田博士: そうか。それじゃあ、色々と聞いていこうか。まず、SCP-XXX-JP-1。君の起源について知りたい。自身がどこから来て、あるいはどこから生まれたのか、知り得る範囲で教えてくれないか？

SCP-XXX-JP-1: そうナね……グラックが生まれたのはいつなのかは分からないナけど、とばなとの出会いのことはよく覚えてるナよ。最初はとってもお絵かきが大好きな、だけどちょっと気の弱い女の子だと思ったナ。けど、「自分はすごい作品を作る人になりたい」という想いの強さは、とっても強かったナ。

[SCP-XXX-JP-1の跳ねた耳が持ち上がり、揺れる]

SCP-XXX-JP-1: そしてグラックはといえば、最初はただの名前のないウサギだったナ。けど、とばなと出会って、話しかけて、それで名前をもらって、グラックの絵を描いてくれたナ。それからは、ずっとグラックはとばなと一緒だったナよ。

峠田博士: なるほど。しかし、それはどのような場所で出会ったのかが分からない。それについては？

[SCP-XXX-JP-1は首をかしげて見上げる]

SCP-XXX-JP-1: 会った場所ナか。うーん……特になにも今と変わんない場所ナ。真っ白なお部屋で、四角い窓だけがお空に浮いてて、そしてとばなやおじさんとお話しできてる、そんな感じナ。あっ、でも、グラックはちゃんとしたウサギの姿をしてなかった気がするナね。ふわふわもこもこってした、柔らかい何かだった気がするナ。でも、それもとばながグラックを描いてくれたことで変わったナ。

峠田博士: そうか、ふむ。では、SCP-XXX-JP-1は楸……いや、兎樹とばな氏が最初から創造して生まれた存在、ということで良いのかな？

SCP-XXX-JP-1: それはよくわかんないナ。ただ、とばなはグラックを最初に描いてくれたとき、グラック、とっても嬉しくってナ……だから描いてくれた絵にグラックは飛び移ったナ！　それからは、とばなが使ってた機械の中で、こうやって動いているナ。でも、グラックが「グラック」って名前を貰う前のことは、もうよく覚えてないナね……ごめんなさいだナ。

峠田博士: いや。それについては構わないよ。知り得ている範囲で、と私も言ったしね。[数刻の沈黙]……では次にだが、兎樹とばな氏とはどのくらい長い間一緒にいたんだ？

SCP-XXX-JP-1: うーん、これも本当のことを言えば、あんまり覚えてないナ……でも、とばなが今よりも小さかった頃からグラックは一緒だった気がするナ。

峠田博士: それは小学生程度の頃かね。

SCP-XXX-JP-1: ええっと、たぶんそこまで小さくはないと思うナ。ただ毎日忙しく学校に行ったり、お絵かきしたり、どんどん大変そうになっていってるけど、それでもよくお絵かきをして楽しんでたナ。「もっと私は素晴らしい作品を描くんだ」とか、「グラックを主役にした物語を作る」とか。だからグラックの絵もいっぱい描いてくれたし、グラックも、それはとっても嬉しいことだと思ってたナ。だから、グラックはとばなのお絵かきをサポートしたりもしたナよ！

峠田博士: そのサポートというのは、例の言語化した情報をイラストにする能力のことか。

SCP-XXX-JP-1: そうナね。グラックは絵になったウサギなんだナ、だから他の人の絵の真似をしたり、グラックがいるお部屋²に絵をくれれば、その絵に入ったりもできるナ。そうやって、グラックもいろんなお絵かきのやり方を学んできたりしたのも、ちょっとした思い出ナね。しあわせウサギって言うとおり、グラックはとばなの幸せをずっと願ってたナしね。

峠田博士: なるほど。それは兎樹とばな氏と一緒の時にしかやらない、もしくは出来なかったりするか？

SCP-XXX-JP-1: うーん。それはそんなことはないと思うナ。時々、とばなとお話してない時でも、他の人の絵の真似とかもやることはあったナし、今でも言われたら出来ると思うナよ。

峠田博士: そうか。であれば必要に応じて、今後その能力について調べさせて貰う事になるかも知れない。それは構わないか？

SCP-XXX-JP-1: グラックは全然大丈夫ナ！　思い出したら、なんだか今のとばなとは違って、お絵描きのときも楽しそうだったナねぇ。グラックが作った絵をみんなに見せるのも楽しそうだったナのに、一体どうして、あんなことになったんナか……。

峠田博士: あんなこと、とは？

SCP-XXX-JP-1: [数刻の沈黙]

峠田博士: SCP-XXX-JP-1？

SCP-XXX-JP-1: いや、何でもないナ。ただ、グラックは、とばなが願う幸せと憧れを叶えたかっただけなのに、いつのまにかとばなはそれを嫌がるようになったんだナ……。元々、とばなはグラックが作った絵をみんなに見せるのが大好きだったナ。グラックはそれでとばなが幸せになれるならそれでよかったし、グラックはとばなの願いを叶えようとしただけナ。だけど、「それはもう私の絵じゃない」って、突然言われてビックリしたんだナ！

峠田博士: [数刻の沈黙]……よく分からないんだが、兎樹とばな氏の願っていた幸せっていうのは何か、教えて貰っても？

SCP-XXX-JP-1: うん。元々とばなは、「ぬいのうさ」という人の絵が大好きだったんだナ。だから、いつもグラックに「あの人の絵を目標に、追い越せるような絵を描きたい」って、「あの人のような売れっ子イラストレーターになりたい」って言ってたナ。だから、その人の絵に近づけるように、追いつけるように、グラックはそのサポートをしてたんだナ！

峠田博士: なるほど。

SCP-XXX-JP-1: 本当にそれだけだったんだナ！　それが、とばなの幸せになると思ってたんだナ。なのに……どうして、全部の絵をみんなの前から消して、死んじゃったナか！　あれだけ喜んでくれたし、「こんなすばらしい絵は見たことがない」とか、「グラックのお陰であの人に追いつけた」とか、そう言ってグラックと一緒に喜んでたはずなのに。グラックも、とばなも、幸せいっぱいだったはずなのに。うぅ、どうして、どうしてナ……。

[SCP-XXX-JP-1がキャンバスの奥にしゃがみ込んでいる]

SCP-XXX-JP-1: グラックの、何が間違っていたんナ……。

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<記録終了>

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記録終了報告: 「ぬいのうさ」と呼ばれるアカウントは、SCP-XXX-JPの発見に繋がった楸氏のアカウントにおける投稿で言及されたものと一致する。同氏は楸氏が非常に懇意にしていた人物であると思われるが、インタビュー後の本人の特定と聞き取り調査においては、特に重要な情報は得られなかったため解放された。SCP-XXX-JP-1の言及と、楸氏の一連の投稿とを照らし合わせる限り、楸氏のオンライン上での活動範囲の拡大と活発化によって、多くのネットユーザーから批判が増加する結果となっていたと思われる。

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▶ 添付ファイルXXX-JP.02 - インターネット上での楸氏の投稿アーカイブを表示

添付ファイルXXX-JP.02 - インターネット上での楸氏の投稿アーカイブ: 以下の情報は、SCP-XXX-JPの発見に繋がった、楸氏が自殺する直前にインターネット上で投稿した発言の記録です。SCP-XXX-JPの存在を示唆もしくは直接言及する内容が含まれていましたが、投稿を目撃したユーザーの多くは内容の信憑性を疑う旨の発言を残していたことから、社会的な正常性維持の崩壊に至る懸念はありませんでした。2021年現在はこれらの投稿はアカウントを含めすべて削除されています。なお、発言はおおよそ140文字ごとに分割されていましたが、記録としての参照性を確保するためすべて統合されています。

兎樹とばな @usatoba

【事実説明とお詫び】
この度「しあわせうさぎのグラック」シリーズのぬいのうさ( @[編集済] )氏による作風盗用疑惑騒動について、その裏で起きた真実を説明させていただくと共に、これまでの私の作品を愛し、応援して下さってきたファンの皆様への多大なるお詫びをこの場にて申し上げたく思います。

まず、「ぬいのうさ氏の作品集が「しあわせうさぎのグラック」や、私の描くイラストの絵柄や内容を盗作した」とする批判についてですが、これらはすべて事実ではありません。
ぬいのうさ氏はこれまで作品の盗作や盗用などは行ったとする事実は存在しません。

むしろ、これらの事実はすべて逆です。私が、ぬいのうさ氏の絵柄や雰囲気、内容に憧れ、追い求め、模倣しようとした。
その感情が、すべての原因でした。私が氏に憧れを抱いて作品を作ろうとしたことで、このような結果に至った、というのが事実です。
いえ、それすらもまだ説明にはなっていません。

私は、自分らしい作品を創ることすらしませんでした。「しあわせうさぎのグラック」は、私の作品ではありません。
「しあわせうさぎのグラック」という作品から、すべての虚構が始まりました。
あれは、あの作品は、登場人物だった「グラック」が作った虚構です。
私の作品などではありませんでした。

「ぬいのうさ氏の描く作品のような、希望に満ちあふれた柔らかな世界観を描いてみたい」という憧れ。
「氏のような多くの人に愛され、楽しまれ、記憶されるような素晴らしい作品を作ってみたい」という願い。
「氏の描く絵のような、背景も小物も空気感も調和した興味を引く表現をしたい」という想い。

「グラック」は、そんな私のちっぽけな、それでいて傲慢なわがままをすべて叶えてくれました。
いえ、すべて叶えてくれてしまった、というべきです。

もしも私がそんなふうに憧れなければ、願わなければ、想わなければ、望まなければ、きっと氏は今も素晴らしいクリエイターとして活躍していられたでしょう。
でも、そうならなかった。そんな未来を、可能性を潰してしまった。すべては私のせいです。

そして、私が浅ましくも氏を羨んだ結果として生まれたのが、「しあわせうさぎのグラック」というシリーズです。私が願い、それを「グラック」が形にした、最高の作品。
しかし、それが評価されるべきは「グラック」本人であり、私などではありませんでした。

私は、本当はもはや絵を描くことすらしなくなった人間です。
自身では行動もしなくなったのに、望むだけ望むその傲慢さで、何の罪もない本当の創作者を殺してしまった、ただの卑しい人間に過ぎません。
創作者を名乗るのもおこがましい、浅ましさに爛れた存在です。

ぬいのうさ氏が引退してしまった現在、もはやご本人へ謝罪を申し上げる機会も失われてしまいましたが、もしご本人がこの投稿を見てくださっているのならば、私が起こした一連の行動で引退を余儀なくされる結果に至らしめてしまったことをこの場にて深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

そして、「しあわせうさぎのグラック」を評価していただいたすべての皆様、コラボや商業化を提案してくださった企業の皆様にも、私の作品として期待していただいた想いを裏切ることとなってしまったことを、同じく深くお詫び申し上げます。

また、このような騒動の渦中でありながらこのようなことを申し上げるのは大変恐縮でございますが、今後の「しあわせうさぎのグラック」の一切の二次利用・創作はお控え下さいますよう、何卒ご理解いただきますことをお願い申し上げます。

本当に、申し訳ございませんでした。

兎樹とばな

午前██:██・2021/██/██

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タグ: scp jp safe 自我 電子デバイス ウサギ 動物 記憶媒体

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エラー:	SOYA-001のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。

利用ガイド

1. portal:2577572 (14 Jul 2020 12:54)

Footnotes

1. SCP-XXX-JP-1が用いる語尾と思われる。楸氏が設定した「グラック」の文章の記述法も同様のため、ここにおいてはそれに準拠し転写している。

2. ソフトウェア上のキャンバスのことと推測されます。