SCP-XXX-JP - 魔法少女カレッジマギア

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8177の低脅威度物品保管チャンバーに収容されます。回収されたSCP-XXX-JP-1のデータはSCiPNETサーバー上に記録のうえ、閲覧のみ許可されます。SCP-XXX-JPを用いた実験はセキュリティクリアランスレベル4/XXX-JP権限を有する職員の監督のもとで実施し、発生したSCP-XXX-JP-1は同様にSCiPNETサーバー上に記録してください。

説明: SCP-XXX-JPは、複数の既知および未知の技術や材質を用いて製造された機器です。全高1m、重量600gであり、機器にはデータ入力端子とコンピューターへ接続するための端子が存在します。SCP-XXX-JPにはデータ入力端子から入力されたデータ("対象データ"と呼称)を元にSCP-XXX-JP-1を生成し、接続した一般的なコンピューター上に出力する機能を有します。

SCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JPを用いて生成された電子データです。データ形式としては.pcsfと呼ばれる未知のコードで書かれたデータ形式で出力されます。SCP-XXX-JP-1は画像編集ソフトや動画編集ソフト、テキスト編集ソフトなどあらゆる編集ソフトウェア上で開くことが可能です。SCP-XXX-JP-1の内容は主に対象データを元に構築されたキャラクターが表現されたものとなっており、それらは出力された瞬間より『魔法少女カレッジマギア』と呼ばれる作品群の登場人物であるかのように振る舞います。

発見経緯記録: SCP-XXX-JPは、日本国██県██市[編集済]に在住していた、20██年██月█日に自殺した杉城 妃海(Sugiki Hinami)氏の自宅から発見されました。発見当時杉城氏は既に死亡しており、遺族による遺品整理の一環として当該機器が廃品回収業者に持ち込まれたところを、業者内に潜入していた財団エージェントが調査し回収に至りました。調査の結果当該機器は複数の未知の異常な技術と機能を有していることが判明したため、遺族に対しては買い取りと称して購入する形で回収され、SCP-XXX-JPに指定されました。そのため遺族に対してはカバーストーリー「高額買い取り」のみが適用されています。

その後、杉城氏の自宅に対しても遺品整理業者による清掃という名目で追加調査が実施されました。その結果、SCP-XXX-JPは杉城氏が独自に開発した機器であること、杉城氏がインターネット上にて自身で制作した作品を『魔法少女カレッジマギア』と名付けWiki形式でまとめて公開していたことなどが判明しました。

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