公安部特事課フォーマット下書き「対外特別警戒領域: 日本社会主義人民共和国」

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予定タグ: goi-format-jp 共著 公安部特事課 jagpato 蒐集院 負号部隊 日奉一族 世界オカルト連合 帝国異常調査局 黒の女王

画像情報1:

ファイル名: 特事課.png
作成者: Nanimono Demonai
公開年: 2016
ライセンス: CC BY-SA 3.0
ソース: 財団ロゴ
注記: 100kb以下にするために編集しています。

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画像情報2:

ファイル名: flag-of-north-japan-9.svg
作成者: Mishary
公開年: 2020
ライセンス: CC BY-SA 3.0
注記: この画像の作成には、以下の画像を一部改変して使用しています。

• ソース https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Flag_of_the_Japanese_Communist_Party.svg
• 著作者: Sshu94
• 公開年: 2018
• ライセンス: パブリックドメイン

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画像情報3:

ファイル名: North-Japan-Territory.jpg
作成者: Lychee & Tenten_518
公開年: 2020
ライセンス: CC BY-SA 3.0
注記: この画像の作成には、以下の画像を一部改変して使用しています。

• ソース: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Japan_Hokkaido_large.png
• 著作者: 不明
• 公開年: 2005
• ライセンス: パブリックドメイン

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クレジット

タイトル: 対外特別警戒領域: 日本社会主義人民共和国
著者: ©️Lychee - Mishary - Mth02 does not match any existing user name - Tenten_518
作成年: 2020

表紙

審議会通達

以下の文書はJAGPATO規則第3編第17条に基づいて複製・保存されています。

日本特異例報告管理審議会は文書内容の正確性を担保しないことに留意してください。

警察庁警備局特事調査部異常領域管理課

警視庁公安部特事課

情報災害検閲済

領域概説

日本社会主義人民共和国

北日本の旗

北日本の実行支配領域 (赤部分)

基底次元/違法占領領域

接続地点	基底次元上に存在
侵入手順	NINJA1に一任
成立年	1947年
侵入年	1953年～継続中 (NINJAに一任)
共産党総書記	松島 慶太郎
政治体制	社会主義 - 一党独裁制
首都	札幌
総人口	10,013,240人
拉致被害者	少なくとも120名以上、未確認のも含めると更に増加すると推定
面積	162,980km2
人口密度	61.4人/km2
住民の呼称	日本、共和国、祖国
言語	日本語 高麗語 アイヌ語 ロシア語
経済	あり
通貨	人民円
国交	国家として承認していない
現地責任者	NINJAに一任

概説

日本社会主義人民共和国(以降、"北日本"と呼称)は、北海道地方、東北地方、新潟県の領域を占拠し、実行支配している大規模組織である。

当該領域への監視・侵入は国家防衛法第25条により日本国防軍とNINJAによって行われている。構成員の資本主義、皇室、日本国への敵愾心、嫌悪感、忌避感が強いためである。これは上層部による洗脳教育の産物であることが確認されている。しかし、構成員の殆どが貧困層であり、生活苦から当該領域から脱出する者も存在する。

1947年の成立以降、北日本は日本列島全域の領有権を持つと主張している。この主張は現在まで日本国政府により認められておらず、公式には北日本は違法に日本国の国土を占拠する反政府組織として扱われるべきである。しかし、国際社会において旧社会主義国家陣営を中心とする一部の国家から承認されており、特に中華人民共和国や高麗人民共和国は北日本を「日本列島における唯一の主権国家」としており、相互協力体制にあるため、軍事的にも超常的にも対応に多大な努力を伴う。

北日本に対する特事調査部の活動内容は当該領域に拉致されたと思しき住民のリスト化、ならびに当該領域外における北日本構成員による各種事案の調査報告である。

成立

1945年8月18日にポツダム宣言を受諾した旧大日本帝国は、ヤルタ会談で交わされていた協定により、北海道地方・東北地方が旧ソビエト連邦の占領下に入ることとなった。当初米ソ両国は、日本を信託統治にする予定だったが、その実現方法を巡って決裂し、それぞれの支配地域で政府を樹立する準備を開始した。その結果、ソビエト軍政によって1947年2月14日に日奉桂を総書記とする北日本が樹立された。その後、北日本は反米感情から当該領域に亡命してきた大日本帝国異常事例調査局、大日本帝国陸軍特別医療部隊²、蒐集院の構成員を引き入れたことで異常物品の研究や開発の技術を取得し、後の下位超常組織の設立に繋がった。

1949年8月15日に自らを「日本における唯一の正統な政府」であると主張し、武力による日本国の「解放」を目的に侵略してきたことで、日本戦争が勃発。当初は異常物品を軍事使用する北日本やそれを支援するソビエト軍に対して劣勢状態になるが、国連軍、財団、世界オカルト連合の参戦により巻き返す。1952年6月24日の休戦協定の締約により、北緯37度を基準とする軍事境界線が制定され日本の分断が固定化された。

休戦後、日本国政府は憲法の改正と国家機関の再編と新設を行った。これにより警察予備隊は日本国防軍に改組され、NINJAと日本国立超常研究所³が新設された。また、日本国政府、財団日本支部、世界オカルト連合極東部門の間で日本超常組織平和友好条約機構(JAGPATO)が締約された。

対応

北日本への対応は、JAGPATO規則第1編第9条と国家防衛法第25条によって日本政府、財団日本支部、世界オカルト連合極東部門の合同で行われている。公安部特事課は主に北日本占領領域以外の日本国内で発生した各種事案の捜査と解決を行う。

上記の通り、北日本は日本国に対して敵対である。また、近年は国内外の他超常組織や関心領域から構成員や住民の拉致を行っていることが確認されている。住民の多くは脅威ではないが、当該領域に本拠を置く超常組織の構成員は異常物品の生成能力と異常な戦闘能力を有しいるため、日本国への大きな脅威となっている。そのため、当該領域自体への対応は日本国防軍とNINJAに一任されている。

北日本の脱出者に紛れて諜報員、特異技能保持者、異常生物が侵入してくることが確認されているため、脱出者を確保した際は1ヶ月の隔離と様々な検査をすることが規定されており、異常が確認された場合は脱出者の状況に応じて日本国防軍、NINJA、日本国立超常研究所、財団日本支部、世界オカルト連合極東部門のいずれかへと引き渡される。また、北日本に関連する人物や異常物品の確保の際は特異能力捜査員⁴が対応し、場合によってはJAGPATO加盟組織への支援要請が規定されている。

下位組織

北日本によって設立され、当該領域に本拠を置く超常組織は、以下の通りである。

• 日本人民軍参謀本部情報総局 神秘部局

北日本における超常的諜報機関。国外関心団体"GRU-P-部局"⁵との類似性が確認されている。

• 日本人民国家保安省 特殊警視局

北日本における超常的警察組織。消滅済国外関心団体"第25局"⁶との類似性が確認されている。

• 日本人民陸軍特殊医療部隊"負号"

旧日本軍の関心団体"大日本帝国陸軍特別医療部隊"が北日本により改組された組織。日本国内で確保される異常生物の製造元の1つである。また、イタリアに本拠を置く国外関心団体"CFO"⁷との技術交換が確認されている。

関連人物

関連人物

名前: 松島 慶太郎 (まつしま けいたろう)

身体特徴: 人間、モンゴロイド、男性

活動状況: 第25代共産党総書記(在任期間: 2018-在任中)、詳細は北日本上層部警戒報告アーカイブを参照。

名前: 島野 保孝 (しまの やすたか)

身体特徴: 人間、モンゴロイド、男性

異常性質: タイプブルー

活動状況: 北日本の諜報員であり、タイプブルーでもあることが確認されている。国内外の関心団体("日本生類創研"、"夢見テクノロジー"、"MC&D"、"ラプターテック・インダストリーズ"との取引が確認されている)から異常物品の購入・引き渡しを行っていることが判明している。取引以外では人を避けており、追跡も応用奇跡論による撹乱で撒かれるため、現在までに接近できた例は存在しない。

名前: カルカロフ

身体特徴: 人間、コーカソイド、男性

異常性質: 未確認

活動状況: 国外関心団体"パラウォッチ"のジャーナリストであり、アメリカ国内で異常現象を調査していることが確認されている。訪日時に北日本との繋がりが疑われている人物との接触が度々確認されているため、要注意監視対象となっている。

名前: サヤ

身体特徴: 人間、モンゴロイド、女性

異常性質: 不老者

活動状況: 北日本の諜報員。主に国外で活動している。資産家や超常組織の構成員をハニートラップで懐柔し、機密情報や資金を得ていたと判明している。1971年に初めて記録された時から外見年齢が変化していないため、不老者と断定されている。

名前: 黒の女王 セシリア (くろのじょおう - )

身体特徴: 詳細不明 (おそらく女性か)

異常性質: 詳細不明

活動状況: 北日本に関連するリーク情報の発信者名としてのみ確認される詳細不明な人物。現在においても実体は確認できていない。リーク情報には必ず「父親の救出を願う」文言が入っていることと、信憑性が高いリーク情報を不定期に送信してくることから、北日本に対して怨みを持っている可能性が示唆されている。

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名前: 葦舟 龍臣 (あしぶね たつおみ)

身体特徴: 人間、モンゴロイド、男性

異常性質: 特異技能保持、妖術者、長寿命⁸

活動状況: 消滅済関心団体"蒐集院"の元構成員であり、現在における日本人民陸軍特殊医療部隊"負号"の指揮官である。北日本における異常生物や異常兵器の製造に携わっていると推測されている。

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関連人物 — 死亡済

名前: 日奉 桂 (いさなぎ かつら)

身体特徴: 人間、モンゴロイド、男性、死亡済 (1925-1962)

異常性質: 精神操作

関与事例: 消滅済関心団体"蒐集院"の元構成員、および第1代共産党総書記(在任期間: 1947-1954)であった男性。また、特徴的な姓から特定関心団体"日奉家"への関与が疑われる。他者を盲信状態にさせる特異性を保持していたため、旧ソビエト連邦により、北日本の指導者に担ぎ上げられる。日本戦争においては指揮も取っていた。1954年7月に総書記を退任してから所在不明だったが、1962年10月に高坂秀和(たかさか ひでかず - 第3代共産党総書記)により処刑されていたことがNINJAの報告によって判明した。

事件記録

事件記録

事件番号: S35-052	事件種別: 乙種一類 (異常放送/妨害中)	捜査状況: 妨害中
事件概要: プロパガンダ放送及び暴動	富山県、長野県、群馬県、栃木県、茨城県の一部で日本人民中央放送からの異常通信放送が受信された。内容は「資本主義政権の打倒と日本の統一」への協力要請であり、これを聞いた影響者は反資本主義/反天皇制思想に強制誘導され、影響範囲地で暴動を起こした。財団製の記憶処理剤でも影響力が取り除けなかったため、やむを得ず影響者を安楽死させた。異常通信放送はJAGPATO加盟組織の合同で建設されたサイト-81AM群の機能によって妨害されたことで一応の収束を得た。
被疑者: 日本人民中央放送

事件番号: S51-138	事件種別: 非異常	捜査状況: 解決済
事件概要: 殺傷事件	東京特別市千代田区の皇居で行われていた一般参賀に被疑者が刃物を振り回しながら乱入。一般参加者を7名殺傷した後、皇宮警察により射殺された。この事件による皇族方への被害は無かった。事件後に行われた捜査によって、被疑者は北日本からの脱出者だったことが判明した。
被疑者: 山本 妙子 (やまもと たえこ)

事件番号: S59-818	事件種別: 乙種一類 (異常兵器/消失済)	捜査状況: 未解決
事件概要: 休戦協定違反	栃木県那須市と福島県白河市境界に存在する黒川境界線付近において7回の爆発音が発生。即座に検査を行ったものの一切の痕跡なし。2日後音源とみられる地区を捜索中、突如大規模な無音爆発が3度発生。死亡者2名、負傷者8名。一週間後にも同様の爆発が2回発生。負傷1名。それ以外の爆発は確認されていない。日本人民陸軍特殊医療部隊"負号"の開発した異常兵器の利用が疑われている。北日本は事件の関与を否定。
被疑者: 日本人民陸軍特殊医療部隊"負号"

事件番号: H1-018	事件種別: 非異常	捜査状況: 解決済
事件概要: 軍事境界線越境	長野県飯山市の山中で北日本からの脱出者と推測される複数人物を発見。未確認の軍事装備を身に付けていた。事情聴取で全ての人物が「陸上自衛隊」なる未知の組織の所属と答えており、北日本の存在に驚愕していた。北日本による記憶操作が疑われたため、軍事境界線越境人物取扱法第31条の規定通り財団日本支部の施設へと移送された。
被疑者: 日本人民陸軍

事件番号: H3-772	事件種別: 癸種一類 (異常残渣/不完全な保管)	捜査状況: 未解決
事件概要: 軍事境界線越境及び休戦協定違反	石川県沖を航行中であった日本国防海軍の第945号哨戒艦の艦体後方が爆発しその後沈没した。事後調査の結果、周辺海域から大型魚雷の残骸が引き揚げられたこと周辺海域に潜水艇の活動が確認された。検査により残骸は生物の細胞(種の特定は失敗)で構成されていることが判明したことから、日本人民海軍だけでなく日本人民陸軍特殊医療部隊"負号"の関与も疑われている。北日本は事件の関与を否定。
被疑者: 日本人民海軍、日本人民陸軍特殊医療部隊"負号"

事件番号: H11-028	事件種別: 非異常	捜査状況: 解決済
事件概要: 軍事境界線越境及び休戦協定違反	茨城県上空にて国籍不明の戦闘機を確認した日本国防空軍がスクランブル発進を行い当該機と交戦し、これを捕獲することに成功。パイロットは後に死亡が確認された。ただしこの機体は確認されている日本人民空軍のいずれの機体とも一致しなかった。また、航路解析からこの機体は北日本方面ではなく太平洋から航行してきたことが判明した。北日本は事件の関与を否定。
被疑者: 日本人民空軍

事件番号: H13-451	事件種別: 壬種三類 (超常現象/消失済)	捜査状況: 未解決
事件概要: 窃盗罪	軍事境界線沿いの複数の畜産場で牛、豚、鶏などが突如して浮遊し、北日本方面へと飛び去った。北日本は事件の関与を否定。被害を受けた畜産場には支援金が支払われた。
被疑者: 北日本

事件番号: H22-005	事件種別: 辛種一類 (神格存在出現/消滅済)	捜査状況: 解決済
事件概要: 軍事境界線越境、休戦協定違反、国土占領及び国土消滅	日本再統一条約案の内容に反発した北日本構成員の一部が旧淡路島に軍事侵攻、旧淡路島地下に存在していた第一級神格存在"アハシマ"を強制覚醒させる。これにより旧淡路島が崩壊し、巨大神格存在が基底次元に実体化したが、日本国防軍、在日米軍、財団日本支部、世界オカルト連合極東部門の協力により討伐された。この事件は、旧淡路島住民の死亡者・行方不明者を多数出し、旧淡路島の中央地域が海没するという結果となった。収束後、アンニュイ・プロトコルを実施し、旧淡路島の存在を一般社会から抹消した。事件後、日本再統一協議は破棄された。
被疑者: 日本人民海軍、神格存在

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  G and B Channel 20 Apr 2020 08:56

  違和感が強かったです。世界観が掴めなかったことが最大の原因と思われますがそれ以外に以下の点があります。

  北日本に対する特事調査部の活動内容は当該領域に拉致されたと思しき住民のリスト化、ならびに当該領域外における北日本構成員による各種事案の調査報告である。

  これは外事警察（警察庁警備局外事情報部・公安部外事第1/2課）やゼロ（警察庁警備局警備企画課）配下の作業班の仕事ではないでしょうか?

  事件番号: S51-138

  工作員にしてはお粗末な感を覚えました。それなりの組織ならRPGくらい日本に密輸できますし。

  事件番号: H11-028

  これも、特事課の事件じゃないと思います。
  総じて言えば、JAGPATO・特事課が扱う文書では無いマターが混ざっているように感じます。
  素人意見に過ぎませんので、超常行政の有識者の方などに、何かあればお尋ねになることをおすすめします。

  最後の編集 20 Apr 2020 08:56 by G and B Channel さらに表示

  islandsmaster 20 Apr 2020 09:00

  拝読しました。私が考案した特事課フォーマットが広まっていて嬉しい限りです。

  領域概説タブの構文が崩れていますね。中央揃えの構文は、構文を閉じるブロックの直下に他のブロックがあると動作しないことがあります。おそらく[[/=]]の真下に[[table]]があるために中央揃えが閉じていません。改行して両者を離してみてください。

  事件記録タブの「事件種別」についてですが、ここはJAGPATOハブの「日本特異例報告 書式規定」で解説されている日本特異例報告の種別・類別を短縮して併記したものです。特事課はお役所ですから、政府の決めた書式から逸脱できません。乙種であればハブの用語では"乙種-異形の生物"となっているものを単純に縮めて"異常生物"としています。事件番号: S35-052、S59-818、H22-005は日本特異例報告に存在しない種別を用いており、類別も間違っているため適切ではないと思います。

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  以下、全体的に気になった点です。

  お役所的な言葉遣いが徹底されておらず違和感を覚えました。随所に口語的な表現があり、文体をフォーマット内で統一できていないと感じます。

  なぜ特事調査部が北日本の調査に割り当てられているのかが不明瞭です。北日本が一般社会にも知られている国家(のようなもの)である以上、現実における北朝鮮のように、拉致された一般市民の追跡や各種諜報活動は一般的な公安部署の業務の範疇ではないでしょうか？ それらの部署から情報を吸い上げ、特事課は個別の異常事案を追いかけるほうが効率的です。特事課が北日本の調査をするとしたら、より異常な理由が必要でしょう。
  事件記録タブでも一般的な軍/警察向けの案件と特事案件が併記されており、著者側で両者の切り分けができていないように感じました。

  日本列島が分割され、既存カノンの要注意団体が異なる形で存在、敵対しているという設定は大変魅力的ですが、そのわりに特事調査部や特事課の設定が変更されていないように見えるのも奇妙です。列島内部に国境線が引かれ、異常存在を多用する敵対的な領域国家が存在するのに、特事調査部は特事調査部のままなのでしょうか？ 特事課は特事課という組織編成のままでいち国家の調査に割り当てられるのでしょうか？ 私個人としては、あまり説得的ではないと感じました。このような魅力的で危険な世界観では、組織の拡充や再編成があって然るべきです。

  GoIフォーマットでは、そのGoIが財団やGOCとは異なる目的を有しているという点が重要です。特事課は警察組織であり、その目的は異常存在の封じ込めでも破壊でもなく、日本国社会の防衛と治安維持です。そういった意味では、この記事では特事課らしさが欠けているように思えます。領域概説タブの大部分が設定解説に割かれてしまっているのが勿体ないと感じました。もっと捜査員の活動や超常組織構成員への対策にフォーカスし、いかにして日本国の治安維持のために異常に対処するかを議論したほうがいいでしょう。

  全体的に、魅力的な世界観構築には成功しているものの、その中で特事課がどのような役割を果たしているのかを描ききれていないと感じました。現状で投稿された場合はdvします。

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  以下、個別に気になった点です。

  警察庁警備局特事調査部異常領域管理課

  • 北日本そのものは異常領域ではないのでは？

  日本社会主義人民共和国(以降、"北日本"と呼称)は、北海道地方、東北地方、新潟県の領域を占拠し、実行支配している大規模組織である。

  • 占拠、実効支配している の方がお役所的でいいと思います。

  生活苦から当該領域から脱出する者も存在する。

  • 「から」が被っています。生活苦から当該領域を脱出する の方がいいと思います。

  北日本は日本列島全域の領有権を持つと主張

  • 北日本政府は の方がいいと思います。

  1949年8月15日に自らを

  • 主語が抜けています。

  当初は異常物品を軍事使用する北日本やそれを支援するソビエト軍に対して劣勢状態になるが、国連軍、財団、世界オカルト連合の参戦により巻き返す。

  • 主語が抜けています。
  • 劣勢におかれるが または 劣勢に陥るが の方がいいと思います。
  • 巻き返すは口語的なので、別の表現にした方がいいと思います。

  異常物品の生成能力と異常な戦闘能力を有しいるため、

  • 有して

  北日本の脱出者に紛れて

  • 「紛れて」は口語的なので、扮して または 偽装して の方がいいと思います。

  北日本に対して怨みを持っている

  • 「恨みを持っている」は口語的なので、別の表現にしたほうがいいと思います。特事課は黒の女王の詳細を知りえないはずですし、文脈的には"拉致被害者の親族であることが示唆されている"とかでしょうか。

  旧ソビエト連邦により、北日本の指導者に担ぎ上げられる。

  • 「担ぎ上げられる」は口語的なので、別の表現にしたほうがいいと思います。

  妨害中

  • 捜査状況として妨害中はおかしいのではないでしょうか。未解決でいいと思います。

  皇族方への被害は無かった。

  • 警察の記録文書で皇族に敬称をつける必要はあるのでしょうか。

  Tenten_518 20 Apr 2020 10:15

  G and B Channelさん、islandsmasterさん、ありがとうございます。

  フォーマット違いの部分に関して改稿に時間がかかりそうなので、返信まで今暫くお待ち下さい。(終わったら個別に返信します)

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利用ガイド

1. portal:2532460 (15 Mar 2020 08:45)

Footnotes

1. 日本国家情報局(National Intelligence Agency of Japan) - 日本国政府直属の諜報機関。

2. 通称、"負号部隊"。

3. 日本国政府直属の異常物品研究機関。

4. JAGPATO規則第7編第12条に基づき、特殊戦闘及び心霊捜査を主な目的として雇用される人員を指す。

5. ロシア連邦軍参謀本部情報総局"P"部局(Отдел "П", ГРУ)

6. 東ドイツ国家保安省(シュタージ)の秘密部門。

7. オカルトファシスト評議会(Consiglio Fascista dell'Occulto)

8. 1945年の記録と現在確認されている外見が同一なことから。