複合的ゲノム解析事業を日月薬師ヘルスケアが開始 AFC医療等に活用
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小室 哲郎
複合的ゲノム解析事業を日月薬師ヘルスケアが開始 AFC医療等に活用
Yakushi参加企業や理外研グループも関与
2039/9/11/17:00


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日月薬師ヘルスケア ロゴ

日月薬師ヘルスケアはAFCを中心とした複合的生命体の全ゲノム(遺伝情報)を解析し、自社の製薬事業に活用する考えを示した。専門部署を新設し、子会社が手がける遺伝子の承認取得と保険適用を目指す考え。また、医療機関にも被験者のゲノム情報と薬効の関係性等のデータを提供する。

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    AFCにも人権があるとし、AFC医療の普及に向けた環境整備が進んでおり、今回のゲノム解析も厚生労働省が主導している。

    厚生労働省は2039年8月、最大5億の国内複合生命ゲノム(全式遺伝情報)を解読する計画(通称 全生計画)を発表しており、奇蹄病治療などでより効果的な方法を見つけたり、遺伝性の難病等に効果が高い新薬を開発したりするのに役立つとの期待がある。

    現在日本はAFC医療に関してはスペインを凌ぎ最先端であり、国内では前述の全生計画が発足する前から複合的ゲノム解析を開始しているニッソ医機が先行している。また、海外では同様の取り組みを開始している組織は無い。

    日月薬師ヘルスケアは得られた全ゲノム情報は個人情報等を削除した上でまとめるとし、データベースを来年度内にも構築すると会見で示している。また、データベースは創薬だけでなく機能性食品や化粧品開発などにも活用される。

    複数社が参加する大プロジェクト

    今回の複合的ゲノム解析事業では、日月薬師ヘルスケアを中心に複数の企業が資本業務提携を行う。これは複合的ゲノム解析を含む新世代健康評価システムの世界市場がAFCの権利保証が進む毎に急速に拡大する見込みな為だ。日本国内では複合的ゲノムを高精度で高速に解読する必要があるとの考えが主流となり始めており、その実現の為に国内企業であるYakushi参加企業や理外研グループなどが参加する。

    理外研グループからは遺伝子情報、そして奇跡論的概念式列などを高速で解読する高度式神系演算機を開発し運用している理外研特殊数学研究所(通称 理外数研)が業務提携先として選ばれた。理外研電算機との業務提携は今回は見送られた格好だ。

    理外数研は複合的ゲノム解析に必須である奇跡論的遺伝子干渉を観測し演算を行うことができる数少ない企業であり、今回の業務提携で複合的ゲノム解析における独自のポジションを構築する狙いがあると見られている。

    Yakushiからはナガトロメディカルや潮音堂などが参加する。これは技術的な理由と言うよりは、近年業績が不調である2社の救済という政治的な面が大きいと見る者が多い。

    Yakushiにおける序列

    ヴェール崩壊は世界的に多大な混乱を起こしたが、これまで隠匿されていた超常技術が流入したことにより、建設事業や食料生産など様々な分野で発展したという正の側面もある。‪Yakushi‬の中核企業である薬師寺製薬もその他の発展してきた企業と同様に巨大な影響力を持つようになった1つである。ヴェール崩壊後、異常疾患の出現や超常技術の流入により、製薬業界は大規模な再編を迫られた。その中で頭角を表したのが薬師寺製薬である。

    薬師寺製薬はヴェール崩壊前から存在していた老舗である。‪1763年5月13日、薬師寺惣兵衛が‪薬種中買商‬として独立したのが一般的に社の創立記念日とされている。1920年、「薬師寺惣兵衛商店」から「株式会社薬師寺惣兵衛商店」になり、法人となる。1936年には商号を「薬師寺製薬」に変更し、同年5月には薬師寺研究部を設立する。

    薬師寺製薬‬はヴェール崩壊後、財団の支援を受けながら超常技術の研究に力を入れた。この時用いた手段が「投資と制約」である。‪薬師寺製薬‬は研究内容を統合する目的で多岐にわたる分野の企業を買収してきた。主に医薬品関係であるが、その中には食品関係や工業といった異業種のものも含まれる。薬品、食品、化粧品、住宅といった異業種グループ内で研究を完結させることができ、より効率的な技術の発展と運用が行われてきた。これは後々の‪Yakushi‬での序列関係につながっていく。

    ‪Yakushi‬は少なくとも表面的には対等な企業連合体であり、互いに同程度の株式を保持している半コングロマリットである。完全に持株会社が傘下企業を支配していない点でコングロマリットとは異なる。しかし、‪Yakushi‬の中核企業である薬師寺製薬を頂点として構成された緩やかな序列は依然として存在する。現在の‪Yakushi‬のトップは薬師寺製薬であることには変わりがないが、2位以下はかなり流動的である。2039年現在、‪Yakushi‬の上位企業は、メディカドリーム、ハルコロ乳業、相模薬品などのメンツだが、急激に成長したメディカドリームはハルコロ乳業を追い抜かす形となった。

    また、Yakushiは国内最大規模の医療企業団体だが、決して一枚岩という訳でなかった。現在までに度々の内輪揉めを起こしてきており、Yakushi関係者は今回の複合的ゲノム解析事業についても、諸外国のAFCの権利保証の遅れや必要な莫大なコスト等が理由となりYakushi内では7割以上が反対していたと話す。特に強く反対していたのが薬師寺製薬であり、今回の複合的ゲノム解析事業にも薬師寺製薬は参加しない。

    序列8位である日月薬師ヘルスケアは薬師寺製薬やYakushi全体の意向を無視した形となっており、仮に複合的ゲノム解析事業で結果が出なかった場合は何らかの処分が下る可能性が大きい。

    その様な環境でより多くの命を救う為に複合的ゲノム解析事業に乗り出した日月薬師ヘルスケアにはそれだけで社会的に大きな意義がある。

    AFC医療はどうなるのか

    AFC医療では日本が最先端を走っている。しかし、その日本でさえAFC医療に対する本格的な参入では民間は未だに足踏みをしている状況だ。

    また、AFC医療だけでなく異常疾患の治療は正常性維持期間である財団やGOCなどに依存している国は多く、ほとんどの国が自国超常疾患治療率は20%を下回り、1番高い日本でも昨年ようやく60%を超えたばかり。

    AFC医療には差別や迫害など、膨大な数のハードルがある。その上、医療にはヒトと同様AFCにも費用がかかる。AFCに対する保険適用などの更なる法整備は勿論、全ての人々の異なる種族に対する理解と寛容による共生を実現する必要があるだろう。

    だが、AFCを始めとしたあらゆる種族に人権を認めようとする動きは活発化しており、2016年の新スペイン憲法や日本でのアニマリー権利保証法の構想などがある。それに伴って生存権や医療を受ける権利に関する議論も進んでおり、問題は山積みではあるがAFC医療についても確実に前進はしている。

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