SCPー1317-JP「猫は液体」

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アイテム番号: SCP-1317-JP

オブジェクトクラス: Safe Keter

特別収容プロトコル: SCP-1317-JPは、サイト-81██の飼育室に収容されます。現在、SCP-1317は消失していますが、世界または宇宙のどこかにいると思われています。しかし未だSCP-1317ーJPを確保する方法、及び完全に拘束可能な収容法は確立されていません。

説明: SCP-1317ーJPは液体の状態になれる1匹のイエネコ(Felis catus)です。SCP-1317ーJPは水の原子レベルにまで自分を分解した後に自分自身を再構築できる能力を持っています。更に再構築の際、周りの幾つかの分子を吸収する等の現象を起こし、健常な肉体に再構築するので栄養、呼吸等は必ずしも必須では無い事が確認されています。ただし基本的に摂食および呼吸は可能な事が確認されています。

SCP-1317ーJPが液体となる正確な条件は不明です。ですが一般的にはSCP-1317ーJP自身の判断で通常の状態と液体の状態を選択していると考えられています。またSCP-1317ーJPは一般的なイエネコが生存可能な環境である事を好み、そうでない場所は何らかの方法で避けようとする事が確認されています。

SCP-1317ーJPは液体化しても意志を持って動いていると考えられています。SCP-1317ーJPが液体化してパイプ、換気扇、その他のイエネコが本来通れない程狭い隙間を移動する事が実験によって確認されています。

その後SCPー1371ーJPへの実験を複数回繰り返し、SCPー1371ーJPの液体化に関するプロセスを特定しようとして、29回目の実験を開始する直前にSCPー1371ーJPが唐突にサイトから消失しました。この消失についての仮説及びクラス再分類の理由は補遺を参照して下さい。

補遺: 20██年に機動部隊ゑ-3("緑の盾")が日本生類創研の放棄した研究施設を発見しました。以下の様な文書が発見されており、SCPー1317ーJPに関しての文書だとされています。

日本生類創研 開発資料 4号フォーマット

プロジェクトナンバー: I-027-X89

開発要件: 「猫は液体」を証明可能な新しい生物の開発

開発方針: 標準的イエネコ(Felis catus)を素体とし、自身の構築要素を適切なレベルまで分解出来る能力と、その後分解した構築要素を再構築できる能力の付与

開発結果: 編集済み個体の両親を交配させ、特性を持った可能性のある猫が12匹誕生。うち6匹の脳波に液体化を命令するコードを送った所、6匹の内4匹は液体化せず、1匹は液体化したまま戻らず、1匹は不完全な再構築を行った。この件を受け、命令を行わず残存した6匹を観察していたところ、3匹が分解と再構築を完全に行える事が判明した。実験は部分的に成功した。

追記: 飼育開始から3週間経過、3匹の内1匹が消失した。また、残りの2匹の液体化と再構築を測定するにあたり、「分解」に与えた性能が当初より過剰すぎる事も判明した。「猫は液体」を証明する為に持たせた最低限の性能による影響とも考えられるが、この状態から考察するに、これは「猫は液体」の証明と言うより存在自体が「シュレディンガーの猫」に近い。分解性能の調整を次なる開発課題とする。

この文書に出てきた「シュレディンガーの猫」と言うワードからSCPー1317ーJPの本来の性質は、自身の構築する要素を量子レベルを含めた任意の小ささまで指定して分解し、再構築する能力であると推察されています。また、SCPー1317ーJPがシュレディンガーの猫の様に「存在」と「存在していない」が同時に成立している場合、最悪の場合「その猫は量子の存在する世界全てのどこにでも存在するが存在しない状態」になっている可能性が懸念されています。またこの場合過去のSCPー1317ーJPの消失の様に「存在していない」状態を選択され、量子の存在する場所であればどこへでも「存在している」状態に再構築出来る為、収容がほぼ不可能であると言う計算結果が出ています。この件を受けオブジェクトクラスをKeterに再分類する事が決議されました。


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