予測る

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アイテム番号: SCP-XXX-JP LEVEL 4/XXX-JP
収容クラス: Keter Classified

特別収容手順

SCP-XXX-JPはエリア-02の情報遮断収容房に収容されます。SCP-XXX-JPが無意識下で取得した情報の漏洩を防止するために、SCP-XXX-JPとの意思疎通はセキュリティクリアランスレベルXXX-JP/4以上の職員に限られます。SCP-XXX-JPの収容房から半径100m圏内は記録媒体の持ち込み、またはテレパシーを行使可能な存在の侵入が禁止されます。SCP-XXX-JPの異常性の発達の検証を目的とした実験が定期的に行われます。発達の程度によってはさらなる収容設備の強化が検討されます。

説明

SCP-XXX-JPは確保時32歳の日本人男性です。SCP-XXX-JPは異常演算者1です。その中でも未来予測に特化したものであります。自身の異常性についてSCP-XXX-JPは以下のように証言しています。

あれが予知したいと思うとこう自然と頭に浮かぶというか。あーでもあれですね、浮かぶものは同じものの予知でもその度に変わるんですよ。大まかな流れは同じで、細かいところが微妙に変わる程度とか、全然違うものとか。そういうのが予知する度にコロコロ変わるんです。その中でもなんとなく共通してる内容をいつもは言ってますね。

研究者覚書: 異常演算者の中でも未来予測に特化したタイプは2つの点で非常に稀有な存在である。1つは演算能力の高さにある。未来予測は多くの計算が必要になるため、それを可能とするまでに発達した演算者は自ずと限られる。もう1つは未解明の観測能力の存在にある。演算者によっては国家規模の未来予測を行う者も存在する。しかし人間の一般的な感覚器官で得られる情報では未来予測を行うには圧倒的に不足する。大抵の場合感覚も発達しているためにより詳細な情報を取得はしているが、それ以上に障壁となるのは情報取得の範囲である。そのため未来予測をする場合、無意識下で広範囲から情報を取得していると考えられている。これが未解明の観測能力であり、一般的な感覚器官の発達で説明可能なものでもない。おそらくは発達した脳機能とはまた別に発生した特異な異常性であると考えられる。

- ミーナ・モータ上級研究員

SCP-XXX-JPは超常証跡データベース2に集積されたデータから軽度の未来予知、または未来予測が可能な存在としてマークされていました。SCP-XXX-JPはSNSサイトにその当時では知り得ない情報を度々投稿していました。監視体制に置かれてから徐々に投稿内容がより詳細かつ遠い未来について言及するようになりました。

実験記録

実験記録XXX-JP-1

目的: SCP-XXX-JPの演算能力と観測能力の程度の調査

方法: 以下の実験を行う。予測する期間は1年間で、比較対象は財団による予測結果とする。

  1. 地球全土の気象環境の予測と結果の比較3
  2. 全世界の要注意団体の大規模な活動の予測と結果の比較4

結果:

実験番号 的中件数/予測件数(的中率)
SCP-XXX-JP 財団
1ヶ月間 6ヶ月間 1年間 1ヶ月間 6ヶ月間 1年間
1 38件/45件(84%) 137件/179件(77%) 254件/352件(72%) 63件/68件(93%) 216件/216件(91%) 402件/456件(88%)
2 4件/6件(67%) 20件/29件(69%) 51件/80件(64%) 9件/10件(90%) 40件/45件(89%) 83件/96件(86%)

実験記録XXX-JP-5

目的: SCP-XXX-JPの演算能力と観測能力の程度の調査

方法: 以下の実験を行う。予測する期間は1年間で、比較対象は財団による予測結果とする。尚3については財団でも予測が困難であるため、外宇宙支部の観測結果との比較とする。

  1. 地球全土の気象環境の予測と結果の比較。
  2. 全世界の要注意団体の大規模な活動の予測と結果の比較。
  3. 地球外で発生する異常現象を予測する。

結果:

実験番号 的中件数/予測件数(的中率)
SCP-XXX-JP 財団
1ヶ月間 6ヶ月間 1年間 1ヶ月間 6ヶ月間 1年間
1 54件/57件(95%) 195件/211件(92%) 432件/491件(88%) 67件/71件(94%) 191件/210件(91%) 423件/474件(89%)
2 12件/13件(92%) 38件/43件(88%) 112件/132件(85%) 10件/11件(91%) 37件/42件(88%) 97件/114件(85%)

実験3についてはSCP-XXX-JPは予測できないと主張した。

分析: 宇宙についての予測が不可能であったことから、SCP-XXX-JPの観測能力はおおよそ地球全土に渡るものであると考えられる。またSCP-XXX-JPの予測件数と的中率が向上しているところから異常性は現在も強化していると考えられる。

実験記録XXX-JP-9

目的: SCP-XXX-JPの演算能力と観測能力の程度の調査

方法: 以下の実験を行う。予測する期間は1年間で、比較対象は財団による予測結果とする。尚3については財団でも予測が困難であるため、外宇宙支部の観測結果との比較とする。

  1. 地球全土の気象環境の予測と結果の比較。
  2. 全世界の要注意団体の大規模な活動の予測と結果の比較。
  3. 地球外で発生する異常現象を予測する。

結果:

実験番号 的中件数/予測件数(的中率)
SCP-XXX-JP 財団
1ヶ月間 6ヶ月間 1年間 1ヶ月間 6ヶ月間 1年間
1 87件/87件(100%) 360件/363件(99%) 705件/718件(98%) 65件/70件(93%) 190件/207件(92%) 399件/452件(88%)
2 10件/10件(100%) 70件/73件(96%) 195件/207件(94%) 8件/9件(89%) 41件/47件(87%) 90件/105件(86%)

実験3についてはSCP-XXX-JPは予測できないと主張した。

分析: 予測件数と的中率は著しい向上がある一方、宇宙については以前と同様に予測不可能である。このことからSCP-XXX-JPは演算能力は向上し、観測能力は変化していないと考えられる。

補遺XXX-JP-A

第14回目の実験において、予測の的中率が大幅に減少しました。以下はその記録です。

実験記録XXX-JP-14

目的: SCP-XXX-JPの演算能力と観測能力の程度の調査

方法: 以下の実験を行う。予測する期間は1年間で、比較対象は財団による予測結果とする。

  1. 地球全土の気象環境の予測と結果の比較。
  2. 全世界の要注意団体の大規模な活動の予測と結果の比較。

結果:

実験番号 的中件数/予測件数(的中率)
SCP-XXX-JP 財団
1ヶ月間 6ヶ月間 1年間 1ヶ月間 6ヶ月間 1年間
1 2件/132件(2%) 15件/416件(4%) 22件/1207件(2%) 64件/69件(93%) 197件/213件(92%) 420件/467件(90%)
2 1件/32件(3%) 1件/124件(1%) 1件/254件(0%) 9件/10件(90%) 39件/44件(89%) 190件/117件(85%)

この結果についてSCP-XXX-JPは以下のように証言しています。

なんかこう、予知が思いつくのはいつも通りなんですよ。ただそれが全然まとまらないというか、いつもなら少しはズレてても大まかには同じような内容になるんですよ。でも今回は思いつくもの全部がまったく違う予知になってしまってて、これってものに絞れませんでした。

分析: SCP-XXX-JPの予測が的中しなくなった原因はカオス理論の初期値鋭敏性であると考えられる。これはシステムが複雑になるほど初期値のわずかな差で出力結果が大きく変化してしまうというものである。SCP-XXX-JPの演算能力の発達に観測能力が追いつかなくなり、それまでは無視しても問題が無かった初期情報のブレが強く反映されるようになったものと考えられる。



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