SPC-1945-JP

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中央情報管理局ならびにプロジェクト運営事務局(CICAPOCO)による通達

SPC-1945-JPはサメ殴りセンター日本支部創設時に打擲院ちょうちゃくいんから引き継がれた機密プロジェクトの内の1つです。SPC-1945-JP及び関連するプロジェクトの達成は恒久的な世界中の鮫科存在に対する抑止力攻撃力になります。


プロジェクト番号: SPC-1945-JP [稼働中]
プロジェクトコード: 鉄拳大和 PRIVY

プロジェクト推進難度: 群青


鉄拳大和.jpg

1941年時、試験中の鉄拳大和


鮫科殴打ケイパビリティ

SPC-1945-JPの達成は世界中の鮫科存在に対する迅速な攻撃力が期待されます。また各国の軍部に対しても比較的優位に立てることが予想されます。

プロジェクト概要

SPC-1945-JPは旧日本海軍と打擲院1が共同で建造した超弩級殴打用マシン兵器、鉄拳大和を構成要素に含みます。鉄拳大和は建造に携わった多くの人員にも真の正体は秘匿されており、そのほとんどに対しては戦艦大和として周知されていました。

鉄拳大和は軍艦の中でもいまだに最大級の排水量の69,000トンです。燃料には一般的な船舶でも使用される重油を濃縮した超重油ト号を利用し、結果として15,000,000馬力もの出力になります。これにより鉄拳大和は最大速力50ノット、航続距離を40ノットで200,000kmを実現しています。

鉄拳大和の装甲は鋼鉄と呪術的な加護を施した札を重ねた多重構造になっており、物理的な強度を増幅させる外に攻撃をした相手に対し短期的な金縛りを併発させる効果を持ちます。この効果は攻撃を行った直接的な対象に強い効果を発揮するため、他国の兵器を介する敵兵には目立った影響は見られません。しかし直接攻撃を行う敵対的な鮫科存在に対しては無類の効果を発揮します。

鉄拳大和は主武装として船首全体に拳骨衝角を備えています。拳骨衝角は前述の装甲と同一の構造であり、衝突による殴打とともに鮫科存在へダメージを与えるとともに一時的な行動不能に陥らせることが可能です。副武装として46cm三連装砲を9門搭載しています。三連装砲は拳儀官2を射出し迅速に殴打対象へ向かわせられます。射出時や着弾時の衝撃は屈強な拳儀官に対するダメージには至らないために自力での帰還後、再利用が可能です。

鉄拳大和はより殴打に特化した人型形態へと変形することが可能です。人型形態はその形状故に殴打してる感が極めて高く、単純な戦闘力の高さの他に士気向上が期待できます。

建造経緯

鉄拳大和は旧日本海軍から打擲院へ依頼を受けてその建造に着手しました。当初は対象が鮫科存在ではない兵器の作成に打擲院は難色を示しましたが、中村良三艦政本部長による交渉の末に協力することを決定しました。以下はその交渉の記録です。

建御雷3: こんな所に呼び出して何のようですかな中村殿。生憎我々は人殺しに興味は無いのですがね。

中村: まあそういきり立つな建御雷君。今日は君達にとっても必要な話をするために呼んだのだ。まずは話を聞いてほしい。

建御雷: ……分かりました。で、話とは。

中村: 理解が早くて助かるよ。時に君はアメリカという国についてどう考えている。

建御雷: そこら中にワニ4が跋扈しているというのは聞いたことがあります。いつか殴打しに行ってみたいとは考えています。

中村: まあ、それでもいい。ただしそれは少し真実からはズレている印象かもしれない。いいか建御雷君、アメリカというのは……ワニそのものなのだ。

建御雷: ……中村殿、そのような荒唐無稽な話をするだけならここで帰らせてもらいますよ。我々を愚弄するのはこれまでにしてほしい。

中村: まあ待て待て、何も私だって根拠も無しに言っているわけではない。まずアメリカというのは海を越えてようやく辿り着ける、そしてイルカよりもはるかに巨大だ。それに数々の戦艦には鋭く尖った危険な部位が多数存在する。また我々日本の民にとって多大な害を与えている。これをワニと言わずして何と言うんだ。

建御雷: な、なるほど。確かにワニ識別法に則った完璧な論理だ……しかし

中村: 建御雷君、今は時間が無いんだ。憎きアメリカというワニに立ち向かうには君達打擲院の力が必要不可欠なんだ。君達にとってもより強大なワニを殴打するいい機会になる。頼む、我々に協力してはくれないか。

建御雷: ……分かりました。打擲院一同、ワニ殴打のために協力しましょう。


鉄拳大和の運用

打擲院の協力により鉄拳大和の建造は予定よりも大幅に早く進行し、1940年には完了しました。その後の試験航行等を経て1942年に鉄拳大和は連合艦隊旗艦となりました。鉄拳大和の活躍は凄まじく、年間3,000体もの鮫科存在の殴打を達成しました。以下は1944年に連合艦隊総司令部に呼び出された打擲頭と永野修身司令長官による会話記録です。

建御雷: これは司令長官殿、本日はどのようなご用件で。

永野: あー…そのなんだ、今日は君達打擲院の活躍について話しておきたいことがあってだな。

建御雷: それはもう、鉄拳大和は歴史上もっとも多くのワニを殴打しています。中でもビルマの幻雲乃鰐、ニューギニアの死墓豹咢、ナウルの鰐鰐破肉との激闘は打擲院史上でもかなりのものとなっていて

永野: いや、分かってる、分かってるから大丈夫…私が言いたいのは…ワニばかりではないかなということであるのだが。

建御雷: 我々は軍からアメリカというワニを叩けと依頼されました。そして我々はワニを殴っています。何もおかしいことはありません。

永野: …そうだったな、すまない。私が言いたいことは君達が叩いているのはアメリカではなくビルマやナウルのワニではないかということなんだ。我々としてはアメリカに対抗するためにという条件で君達に協力を仰いでいる。我々も少なくない金を出しているのだからそこは軍部の指示でうご

建御雷: なるほど、確かにそれを失念しておりました。それでは今すぐアメリカに向かう、いやアメリカを殴打しに行きます。無論大和で。いつまでも目先のワニに囚われるのではなくさらに大きなワニを叩けということですね。ありがとうございます。司令長官殿には大きなことを気づかされました。こうなってはいてもたってもいられません。すぐにアメリカ殴打の準備をいたします。それではまた後程。

[建御雷は走って部屋を出る]

永野: …我々は間違っていたのか。


鉄拳大和の最期

レイテ沖海戦を経て多大なダメージを負った鉄拳大和は複数の艦艇とともに沖縄へ海上特攻隊として向かいました。その途中でアメリカ軍との戦闘が始まったものの、さらにその途中でヤマトの周囲に大量の鮫科存在が発生しました。発生した鮫科存在は平均体長4m程度のアオザメ(Isurus oxyrinchus)であり、その数は1000匹を超す程でありました。鉄拳大和はアメリカ軍との戦闘を中止し人型形態へ変形させ殴打を開始しました。しかしアオザメはヤマトの周囲を円形に並び泳ぎ始めました。するとアオザメは融合をはじめ、それが終了すると最終的に全長約500mの巨大なアオザメ5に変化し、周囲の艦艇への攻撃を開始しました。

鉄拳大和はこれに対し砲撃を行いました。この砲撃は大鬼青鮫の皮膚の貫通には至りませんでしたが、混乱の効果は発揮されたようであり、多少動きが鈍りました。鉄拳大和はこの隙に急行し殴打を開始しました。この効果は絶大であり大鬼青鮫の口腔を中心として大ダメージを負わせることに成功しました。しかし大鬼青鮫は尾びれで鉄拳大和を叩き、それにより体勢を大きく崩しました。鉄拳大和は海中に没し、その隙に大鬼青鮫は鉄拳大和に噛みつきそのまま沈降を開始しました。鉄拳大和の殴打による抵抗により大鬼青鮫の動きは鈍化したものの、完全な海中での殴打を想定していない鉄拳大和の抵抗も徐々に衰えていきました。

しかしその時アメリカ軍の航空部隊による大鬼青鮫への爆撃が開始されました。これにより大鬼青鮫は大きく体をうねらせて鉄拳大和を離しました。また攻撃はこれだけではなく日米両軍が大鬼青鮫に対して徹底的な攻撃を開始し、それにより大鬼青鮫はすべての艦艇を攻撃の対象にしました。鉄拳大和はこの隙に急速浮上を行い戦線復帰しました。大鬼青鮫の攻撃はより苛烈になり、短時間で多くの艦艇が轟沈させられました。鉄拳大和はそれを妨害すべく一斉砲撃を行いその動きを大幅に鈍らせました。これには他艦艇及び航空機による攻撃も大きく関わっています。鉄拳大和は大鬼青鮫に接近し、繰り返しの殴打を行いました。殴打は明らかに大ダメージを与えられましたが、大鬼青鮫の抵抗もより一層苛烈になり鉄拳大和の損傷も無視できない領域にまで及びました。大鬼青鮫による尾びれの攻撃が鉄拳大和の動力部に当たり、甚大な被害を受けたのと同時に鉄拳大和の殴打も大鬼青鮫の脳天に当たり、大きく陥没しました。これにより鉄拳大和も大鬼青鮫も動きを止め、海中へ沈み始めました。これを以て正式に大鬼青鮫の無力化並びに鉄拳大和の轟沈が認められました。尚大鬼青鮫による被害は日米両軍に甚大なダメージを負わせています。

その後の打擲院の動向

打擲院は鉄拳大和の轟沈を受け、それに対し打擲頭が直々に抗議に向かいました。以下はその際の記録です。

建御雷: オラァ!

[建御雷が扉を殴り破る。]

中村: な、なんだ貴様は!……建御雷君、これは一体どういうことだ!

建御雷: どうもこうもないわ!貴様あのヤマトの一報を受けて何も思わないのか!

中村: あの戦力の喪失はかなり大きな痛手になる。果たしてこれから我が国は

建御雷: そういう御託を聞きたいわけじゃねえのは分かるだろうがこのスカポンタン。あれは、我々が貴様等から思いこまされていた大きな過ちを正してくれたんだ。

中村: な、なんだね

建御雷: アメリカは……ワニじゃない。

中村: ……何を今さら、むしろ今の今までそう思っていたかと

建御雷: 黙れ!貴様等による策略により我々打擲院は多くの期間ワニを殴打出来ず、この手で同胞を殺めさせられた……気づかぬ我々にも非があるのは認める。しかし貴様等は絶対に許さん。打擲院は今後一切の軍部への協力はしない。

中村: 何が同胞だ、相手はアメリカ人ではないか。敵を殺して何が悪い。

建御雷: 確かにこの国はアメリカと戦争状態にある。しかしそれは所詮上の人間の争いに国家が巻き込まれているだけだ。本当に貴様はあの一報で何も感じなかったのか。

中村: 何が言いたい。

建御雷: アメリカ人にも、日本人にも流れているワニを殴打したいという心だ!あの戦いでは国も関係なく全員が大鬼青鮫に対しての果敢な攻撃を挑んだ。それは己の死をもいとわない立派なものであったと聞いている。そしてこれがアメリカがワニではないという圧倒的な証拠だ!

中村: お前は自分が荒唐無稽なことを言っていることに気が付いていないのか、それだとしたらお前は相当な愚か者だ。まったく、技術力に期待してサメ気狂い共に協力を仰ぐんじゃなかった。微妙に役に立たないものばかりだし、私が馬鹿だったよこの野郎。

建御雷: ああ貴様は大馬鹿者だ。これからの時代の事も見据えられない愚か者だ。一つ未来の事を教えてやろう。我々打擲院はアメリカのワニ対策機関であるサメ殴りセンターと独自に連絡を取った。近々我々もサメ殴りセンターの一部となる予定だ。

中村: 何だと!敵国との内通……この国を裏切るつもりか!

建御雷: オラァ!

[建御雷は中村の腹部を殴打する。]

中村: ごっぱぁ!

建御雷: いちいちうるさい、我々は国がどうとかではない。ワニ共を根絶するために世界の一部として進んでいくんだ。それじゃあな。



打擲院はその後サメ殴りセンターと合流し、人員はそのままでサメ殴りセンター日本支部として新設されました。これは鮫科存在の殴打という目標に対して日本国内だけではなく世界全体で連携をとった方がより効率よく行えるという判断からです。また打擲院の技術、そして当時のサメ殴りセンターの技術にはお互いに興味を示していたという事実もあります。これには鉄拳大和の戦闘の存在が大きく関わっていたのは言うまでもありません。

鉄拳大和の応用

鉄拳大和による鮫科存在への殴打力はその後も注目され続けました。殴5評議会による議論の結果、鉄拳大和と同様の変形機構をあらゆる海軍が保有する艦艇に搭載し、世界的な鮫科存在に対する抑止力として運用することが決定されました。しかしほぼすべての海軍がサメ殴りセンターとの提携を拒否したため、当プロジェクトは秘密裏に潜入させた殴打エージェントによる極秘作戦として遂行されました。現在までに進捗度は芳しいものとは言えないものの、アメリカ海軍、中国人民解放軍海軍、フランス海軍、タイ王国海軍、海上自衛隊、イタリア海軍が保有する艦艇の内11%に変形機構を搭載させることに成功しています。将来的には100%まで到達させ、Hombre Nuevoとの合同運用が予定されています。

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